大谷翔平くん、この人は世界のアイドル、
野球知らない私も、大谷くんだけは見る。かわいいのである。

どうしても純粋な人に惹かれてしまう。
単純な人が好き。悪口ではないです。

複雑な人は好きになれない。
何も言わなくてもわかって欲しい、系男性は、苦手。

まっすぐな人が好き。
夫も、何を考えているのかわかりやすい。

言わなくてもわかるだろ、っていう高倉健風はほんと、
興味が無い。
占い師ではないから、その陰のある何かに魅力に感じて
寄ってくる女性も多いだろう。

そして曖昧な態度でモテていることに調子に乗って、
沢山の女性を泣かす。

そんな風に思ってしまう。

父が、たくさん浮気したせいかもしれない。
家にいると単純なんだけれど、かなり有能な営業マンだった。
話しは相手に合わせて楽しませることができる、

女性から人気がある。
こどもが私たち姉妹だったので、女性が嫌がることをしない。
そんなモテモテの父のせいで、営業マンは信用できない、という概念が子どものころから根付いていた。

シンプル　イズ　ベスト
である。

結婚して仕事して、特に男性にも興味が無く、
夫が大好き。子どももいない。
本や映画が大好きで家では、それの繰り返し。

それでよいと思っていたのだが。
すごく、綺麗な人を見つけた。
3年前だ。大谷くんではない。グループのボーカルです。
純粋でピュア。歌がうまい。
自分のイケメンに気づかない、これから伸びていくアイドル。

でもそれから3年経った。
いつも見ていたけれど、今は有名になっている。
有名になると距離は関係ないのに、遠くなっていく気がする。

ずっと大好きだったけど、有名になると本音を言わなくなってくる。
芸能界なんてそんなもんだ。

彼は単純で思ったことしか言わない。
そこが、最高に好きだった。

あとどのくらい好きでいられるだろう。
今は、大谷くんを好き、ということにしている。
みんな納得してくれるから。かわいいよねーーーって。
可もなく不可もなく、その他大勢同じ意見。

まじの推し活は、誰にも言えない。
夫は知っているかもしれない。
何度か、あれ？この人、前にも見てた人だよね、
と言われたことがある。
「いや、なんか面白いんだよね、この子」と逃げた。

絶対に言わないタイプの私。

わたしは、ずっとありとあらゆることほとんどすべて、家族にも秘密主義だった。
自分のことはあまり話さないようにしてきた。
大事なことは特に。

全ての選択肢も事後報告。転職、資格とって転職。
結婚する時も、突然に。

なぜだか、全てを誰かに言うことができない。
誰のことも信用していないのかもしれない。

親友は何でも話してくれる。
深い相談までしてくれる。
私は相談には乗るけれど、自分の相談をしたことが無い。
病気になったことも、入院、手術、なにもかも。

もともと連絡を人にしないので、
時間が経ちすぎると、また入院してたのかと思うから、
返事ちょうだい、と言われる。

だから、推し活は教えない。
だって、本当に、彼は若いんだもの。
今までアイドルなんて、好きになったことないのに。

渋専門、老け専門だった私。
考古学のエジプトに行く教授？、名前忘れた。あとは、林隆三。沢田研二、
すごく好きだったわけじゃないけど。
芸能人の好きなタイプを聞かれるとそう答えていた。小学生から。

今の推しの人は、一度でいいので会いたい。と思うだけ。
保護者枠で来た、と嘘をついて紛れて握手してもらいたい、
まぁ、見ているだけで幸せなんだけど。
言えないって、なんだかバカみたいよね。
あー。

ファンはどんどん増える一方。やめてーーと叫びたい。
同担拒否なので。そこんとこ、よろ。