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こころが動く瞬間に。

きょうは、野鳥の写真を撮るのが大好きな町の古書店主人を追いかけて、
川沿いに町を眺め湖まで出る、という探検をした。

いつもの道を通り過ぎ、先行く自転車は、ぐんぐん進む。
花や草の香りを乗せて薫る春の風に、なんともいえず、感動する。

「あっ、ジャコウアゲハのさなぎだ」

小川さんが自転車をとめた。

 「どれ? わぁ、すごい! はじめてみた。」

「あ、、、でもこれは、虫に食べられて変色しているみたい。」

「あっ! こっちには、生きている子がいる!」

同じ木の反対側の幹に、同じ模様で白く輝いたもうひとつのさなぎが

ちょこんと、でもはっきりと
生命力を放ちながら、そこに居た。

人間の暮らしが営まれる、同じ町の、いま・ここに
植物や虫や動物たちの、いのちが、たしかに息づいている。

そんな、忘れがちだけれどドキッととするような美しい事実に触れると

わたしたちの暮らしで「問題」とされていることも、
ちょっと違った視点で見られるようになっていく。

  「高齢化ってほんとうに問題なのかなぁ。」
  「こころの若さが、とっても大切なきがする……。」
  「ほんとうはみんな、繋がっているはずなのに、
   孤独を感じるって、どういう状態なの?」など…… 。

まずは、息を吸える、香りを感じられる、水が飲める
発見を分かち合える、よろこびを共有できることに、、、

今日も、こころからありがとう。

Peace begins with me & Aloha for everything.    Judy




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