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東京

 ジャグリーな日だった。
 CwCというカンパニーの公演のリハーサル見学と、王子で行われた、aubeという団体の演劇&ジャグリング公演観覧。途中、皇居周辺でジャグリングをした。ランダムに外でジャグリングをする、ということはあまりないのだ。

 朝はゆっくり起きて、11時頃ウィレム君と東京に向けて出発。
 渋谷で半蔵門線に乗り換える時、ちょっと外に出てスクランブル交差点を見に。外国の人と一緒にいる時ぐらいしかまともに見ない。しかし上からちゃんと見ると綺麗なんだよな。
 お昼は半蔵門駅近くの蕎麦屋。最初はセブンイレブンでいいよね、と言っていたが、やはり温かいものが食べたくなったので。安いしね。僕はちくわ天。ウィレムはきつねそば。
「こんなようなのをケベックで食べたけど、こっちの方が断然美味しいな」
 スーパーで売っているようなクオリティのものであったが、でも、うまいよね、うん。
「甘くて美味しい」とのことである。いいね。

 結局セブンにも寄り、コーヒーを買って(セブンコーヒーが一番うまい、という僕の進言により)そのまま皇居の手前にある公園で一服。雀にクッキーをあげながら、子供が好きか、とかそんな話をする。
 ここで少しディアボロをする。
 
 CwCリハーサルへ。
 内容は、いわゆる「コンテンポラリーなジャグリング」と呼んでよいものだと思うが、代表の丹くん、2013年以来取り組んでいて、(昔僕も共演した)レベル、非常に上がっている。普段ジャグリングを見るときの脳の部位よりも、一つ下の層で見ている感じがする。
 普段と全然違うジャグリングを見せられる場面もは多いが、いわゆる「ジャグリング」と乖離していない。「既存のものをいじくっただけ」にも見えず、そうか、こういうジャグリングってあったんだな、と素直に思える。随所でジャグリングを取り入れた面白い見せ物なんだけど、今まで見てきたものとなんだか随分違うぞ、と感じる。
 これの詳細は改めて。非常によかった。

 そのまま市ヶ谷駅まで歩き、aubeの公演へ。
 『銀河鉄道の夜』を題材にした演劇。こちらも、なんというかCwCと対照的な感じで、いつも通りストレートで、よかった。セットがミニマルで、しかしそれがきちんと有効に、活きている感じ。衣装、凝ってたなぁ。

 夜すこし遅く帰って来る。
 ウィレム、先に帰って、『ゲームオブスローンズ』の最後のパートを読んでいた。今は、5分ほど前に「寝るよ」と言って、もういびきをかいている。ものすごく寝付きがいいな。

※※※

 昨日、『1917』を観た。ひとりで急に思い立ってさっと観に行った。見応えあった。

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