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鞄の中身[日常編]

以前の記事で「他人の鞄の中身を見るのが好き」というお話をしたら、けっこうたくさんの方から賛同(と思われる)のスキをいただいた。

そんなわたしのひそかな野望は、いつか雑誌の鞄の中身企画に呼ばれたいというもの。野望は野望として、ここでいまのわたしの鞄の中身を公開しておこうと思う。

とはいっても、普段持ち歩いている鞄はとても小さくて、必要最低限のものしか入っていないので、日常編と旅行編に分けて紹介する。

それでは鞄の中身・日常編です。

収納力抜群。

①鞄そのもの

近所のスーパーに買い物に行ったり、映画館やレストランなど、徒歩での移動のときにもっぱら使用しているのは、必要最低限のものが入るサイズのポシェットだ。(そして住んでいる街の中では基本どこでも徒歩移動になる)
なぜか10代ごろからポシェットへの愛があふれ始めて、映画「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」を観て以来完全にポシェット派になった。

先日他の方の鞄の中身紹介記事を複数読んでいて気がついたのだが、わたしはリュックを背負っていると、(なで肩でもないのに)なぜかずり落ちてくる肩紐を手で押さえてしまう癖があり、結果的に両手が埋まってしまう。それにくらべてポシェットならば、基本的には肩紐を押さえる必要もないし、仮に押さえていても片手しか埋まらない。

昔はけっこう荷物が多かったのだが、『A子さんの恋人』を読んで以来小さな鞄を持つことに憧れて、留学中にH&Mで購入したこのフェイクレザーのミニサイズポシェットを愛用している。

ミニサイズとはいえ、薄めなら文庫本も入るところもお気に入りのポイント。パスポートサイズの内ポケット付き。

肩紐の付け根のところにはおさかなさんの布製マスコットを付けている。これはポルトガルに旅行に行ったときにたまたま通りすがった店で1€で購入したもの。酔った勢いで買ったので「よっとっと」と呼んでいる。
ちなみに肩紐はわたしの体格には長すぎたので、結んで短くしている。

本当はずっとa.p.cのdemi-luneが欲しいのだけれど、まだしばらくはこの鞄を愛用することになりそう。


②お財布

お気に入りの品。

お財布はイルビゾンテの2021年限定色の二つ折りのものを愛用している。
これは母がお財布を新調するというのでお買い物に付き合ったご褒美に買ってもらったもの。色がめちゃくちゃに可愛くて、FUDGEの広告で見たときから心の底から欲しかったので、とても気に入っている。

以前は、これも母に大学入学祝いで買ってもらったアニエスベーの長財布を使っていたのだが、上述の理由で鞄を小さくしたくて二つ折りのものを探していたというのもある。全然狙っていたわけではないけど、ちょうどミニポシェットにすっぽり入るサイズだったので嬉しい。

留学経験を経てだいぶカード生活に慣れたので、現金はそれほど持ち歩く想定はなく、お札が一二枚と少しの小銭が入ればいいかな、と考えて薄めのものにした。結果的にいまも海外生活でほとんど現金は使わないので、ちょうど良かった。(いま確認したら現金は1€も入っていなかった。それはさすがにこわい)小銭入れは中身が見やすいようにと、見た目の可愛さもあって、絶対にがま口が良かったのでその点も理想的だった。ちなみにカードは6枚入る。このサイズのお財布にしては十分な収納力だと思う。この形はイルビゾンテの定番の二つ折り財布の形で、定番色のほかに毎年限定色も出ているらしい。めちゃくちゃ使いやすいので、たぶん代替わりのときが来ても色違いを買うと思う。

余談ですが、小銭入れには、新婚旅行で行ったトラベラーズファクトリーキョウトの体重計から出てくるチケットが入っている。これで新婚当初の体重がいつでも分かるっていう寸法です。言っている意味が分からないと思うけど、興味があるひとはぜひトラベラーズファクトリーキョウトに行ってみてください。


③エコバッグ

けっこうへたってきた。

日本でも最近はそうだと思うけれど、いまわたしが住んでいる国では基本的にレジ袋は貰えないので、買い物にはエコバッグが必須。

いま鞄に入れているのは、MONOPRIXというスーパーのオリジナル商品の、折り畳み式ポリエステル製エコバック。畳むとちょうどお財布と同じ大きさで、鞄のなかでの収まりが良い。広げるとマチが10㎝ほどあり、取っ手も肩掛けにちょうどいい長さ。先日5㎏のお米を入れて30分歩いたけど、全然大丈夫でした。丈夫。

色は薄緑です。膝丸のせいで薄緑という色がやたら好きになってしまった。


④ハンカチ、ティッシュ

乙女のたしなみ。学生時代から染みついた習慣で、基本的にかならず持つ。
この国のポケットティッシュはなぜかとても分厚くてかさばるので(複数回使う想定らしい)、ティッシュしか持っていないときもある。

⑤パスポート

海外生活者の必需品。写真は割愛。鞄の内ポケットにぴったりサイズなので、とくにケースなどには入れずそのまま持ち歩いている。あまりにもぴったりのサイズ感なので、盗難にあったこともない。


細々したものたち。

⑥家の鍵

パスポートと一緒に内ポケットに入れている。

これは鍵というよりキーホルダーについて語りたい。
学生時代まで、小学生のときに母親に持たされた伸び縮みするキーホルダーを使っていたのだけれど、さすがにかさばるし見た目もどうかと思ったので、友人たちと行った卒業旅行(わたし以外全員すでに社会人だったけども)の仙台で購入した。

条件はいつも持ち歩くので軽くて、鞄の中ですぐ見つけられる大きさで、薄くてかさばらないもの、だったので、このアクリル製キーホルダーはとても理想通りだった。しかも大好きなフラミンゴのデザイン。一目見た瞬間にお迎えすることを決めた。


⑦飴ちゃん、胃薬

こちらも内ポケットに。

飴ちゃんは、最近はWerther's Originalのキャラメルキャンディがお気に入り。体質的に低血糖になりやすいので、空腹を感じたときにいつでも食べられるように常に持ち歩いている。ちなみに日本にいたときは明治のオランジェットかガルボを持ち歩いていた。こちらではそういうパウチ入りの溶けにくいチョコレートが手に入らないので飴を持ち歩くようになったが、チョコより飴のほうが胃には優しい気がする。

胃薬は、レストランなどの出先で胃痛に襲われることが多くて最近持ち歩くようになった。食前に飲む大正漢方胃腸薬と、食後に飲む太田胃散の2個持ち。


⑧口紅

持っていないときもある。

その日の化粧に合わせて違うものを持つ。一番活躍のシーンが多いのは、紫乃から誕生日プレゼントでもらったUNMIXのモイスチャーリップスティックステインの01レッドローズ。


⑨スマホ

すごい反射している。

一年ほど前からiPhone12miniの紫を使用している。リズムゲームをよくプレイするので、絶対に本体が小さいものがよかったのと、BTSが好きなので紫が欲しかった。

ケースは最寄りの電気屋さんで安かったもの。本体の色が見えるデザインにしたくてクリアタイプを選んだ。ケースの中にはTinyTanのステッカーと、ポンペイ展のお土産に夫に貰った長場雄さんデザインのステッカーを入れている。そろそろ入れ替えようか悩み中。

よく珍しがられるが、スマホにもストラップを付けている。(ストラップというものに目がないのだ)長年付けているのでもはやストラップがないとバランスがうまく取れなくなってしまう。付けているのは、keenoさんのアルバム「in the rain」の特典のnと、ムーミン。keenoさんのアルバムは姉に誕生日プレゼントに貰ったもので、ムーミンは大学時代にいまの夫からフィンランド土産として貰ったもの。貰いものを日常的に愛用するのもわたしの癖かもしれない。


こうやって書き出してみると、小さな鞄にけっこう色々なものを詰めこんでいるのがよく分かる。ちなみに夏はサングラスも必需品だが、もはや鞄から溢れてしまっている。やっぱりミニマリストへの道は、遠いかもしれない。
近いうちに、旅行編も公開する予定だ。


答えがでないことについても、考えていきたいなという姿勢で、いろいろな考え事をまとめています。

日常生活についてはこちらで。


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