2023年 開智 入試問題分析と解説

2023年の開智 算数の分析と手書きの解説です。

大設問1は基本的な1行題が並んでいてどれも大切な問題です。

(1)は普通の計算ですが、分数と小数の変換は1秒でできるように。
(2)は割合+消去算の典型題
(3)はよくある縮尺の問題にほんのり速さがついてますね。
(4)は少し難しめの典型題。天秤図が簡単です。
(5)はぬりわけですが場合が少なくやさしめ
(6)はシンプルな仕事算
(7)もよくあるタイプですが、数字がたくさんあるのが少し複雑です。
この場合の対処法はおさえておきたいですね。
(8)はおうぎ形の交点がポイントです。

大設問2は速さの大問です。
4つの大設問で一番難しかったかもしれません。
(1)から、問題の条件を見間違える可能性があります。言葉をよくチェック
(2)は道のりを数字でおいて考えると旅人算が使えます。
(3)はかなり複雑ですね。結局、何分後にどこにいたらいいのかから考えましょう。(2)が利用できます。10分間の回収作業中にすれ違うことも考慮する

大設問3
定番の図形問題。今年はわりと解きやすい方でした。
他の問題の出来にもよりますが、(2)まではきちんと取りたいです。
(1)EPとPFが含まれる相似形をつくりましょう。
(2)(1)の流れで、複数の相似形を利用します。
(3)全体からそれ以外を引きます。BEPは隣辺比で。
(4)GQ、CGを結ぶとわかりやすいです。

大設問4
調査系ですが、取り組みやすいので得点を稼ぎたいです。
(1)今回一番簡単な問題です。
(2)AとBは1桁の数なので、総当たりで求められます。
AとBが逆になっても答えが変わらないことに気が付きます。
(3)81通りしかないので調べられます。(2)より逆が必要ないので、45通りです。
また、調べていくとわかるのですが、数の並びに規則があるので計算もそれほど大変ではありません。

大設問1で6つ、大設問2で1つ、大設問3で2つ、大設問4で2つの11題くらいとれているかが目安になりそうです。

1題1題の手書きの解き筋、簡単な解説は有料部分においておきます。
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