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7日目 : バルの響きで一休み!Logroñoログローニョ

本日の目標地点までは約30km。
6:00amLosArcosロスアルコスを出発。
お決まりの暗闇スタートです!

そしたら当然お約束で道間違えるよね。
何となく振り向いたら200m位後方の分かれ道地点を2,3個の灯りがユラユラともう一方の別の道に進んで行く。『あ、あれ他の旅人のヘッドライトだ。やべ!あっちが正解だ!!』お決まりの凡ミス。うっすら戻る。しかし戻っても道しるべが見当たらない。なんでさっきの旅人達は判ったんだ?

実は『4日目②-1: サイコな森を抜ければ城塞都市Pamplonaパンプローナ』で前述したが、看板や道しるべは見えづらいから当然注意はする。しかし、結局、見つからない事もあるのだ!そんな時、どうするか。勘だ!そして今回の様な凡ミスは凡ミスなのだから気にしない事だ。

そんな事も多々あるが気がつけたからラッキー位に考え進んでいくのが旅だ!ジャーニーだ!
反省なんて無駄な時間だ笑。前に進め。

そんなこんなで約8km先のSansolサンソルまで
早朝ウォーク的にサクっと歩きます。
身体が何か慣れ始めたかな。
ただ『5日目②-2:マメ地獄とEstellaエステーリャ』 からの足裏の豆はもうパックリ全開に開いて痛い痛い。魔法のガーゼと痛み止めで足裏の痛みをなるべく抑える。他の身体的疲労と痛みが無いのが救い。
そしてまたいつもの様にズンズンうっすら歩く。

Sansol サンソルの町。

サンソルはとても小さな町。
テラスになってる開放的な
バルがあったので定番カフェコンレチェ
(ミルクコーヒーみたいなカフェ定番系)を
飲み一服。朝焼けの空にしばし見とれながら休息。綺麗な空。

さらに2km程進む。すぐに見えて来たのが

Torres del Rioトレス・デル・リオの町。

ここも小さな町。正8角形の小さな塔の様なサントセブクロ教会がある。なにやら8という数字にキリスト教では由来があるからとの事。
ヨーロッパには8角形の建築物は多いらしい。
日本でも、"八" を末広がりと言ったり、
"八百万の神" で引き合いに出されたりと
こういう事って共通したりするから面白い。

ちなみに⬆️写真。右下に映っているSANSOLの文字を赤い斜線で消しているのは、『ここでサンソルの町は終わりですよー』という意味らしい。この斜線有り、無しの看板を見る度になんだろうと思っていたので理解出来ると、そんなささいな事でもこの国や地域に馴染んだ気がする。

さらに10km程進む。Vianaビアナの街。
ズンズンうっすら進む。
小高い地形を乗り越え
歩いた先に見えてきたのがビアナ。
ここはそこそこ大きな街だ。
写真に写ってるお二人。旅人ではないと思う。
でも、どこから来たんだろう。
散歩だとしたらスペインの散歩は広大な範囲だ。

教会広場で片足を石段に乗せ
仲良い面子でいたずらの相談か談笑か?
話しをしているダンディーグループ。

歴史漂うこの街のセオリーポーズなのだろう。
この広場を中心に目抜き通りには
店の玄関先にテーブルを出してるバル
並び賑わっていた。

今日は更に10km先の目的地ログローニョ。
ビアナをズンズンうっすら通り抜け、
向かうはログローニョ。

バルの街だ!ワインの街だ!グルメの街だ!
今日はグルメデイだ!
 スペインで " バル " いい響きですよねぇ。
さぁ全体的に下りの道をズンズンうっすら進む。
広い草原に見えてくる牧場には沢山の羊。

一斉に逃げるそのケツ見せ感は何だ?
お決まりの仕込みお家芸なのか?
笑わせようとしてるのか?

時期的に実はなっていないが
壮大なブドウ畑の間をズンズンうっすら抜けて
行く。見えてきたぞ!
ワインの匂いもしてきたぞ笑。
ログローニョだ。

大きな街。街路樹も整備され綺麗な街。

なんか、街路樹のすぐ下にベンチが備え付けって良いですね。日本はこういうの無いなぁ。色々問題が発生するのも判るんだけど。単純にこんな町並みとベンチのある風景良いな。

たくさんのグルメさんが集結する街。
誰もがニコニコだ。

入り組んだ道を示す案内図さえもワクワクしてくる。

ログローニョはリオハ州(人口約30万人)の北端都市。同州の人口の半分が集中するって事だから15万人程の人口。人口数で言うとそこまで大きい気もしないが、楽しそうな人々の笑顔と賑わいでウキウキする。そして余裕のある造りの街並や歩道、石造りの荘厳な建物が並ぶこの街は明るい空気に満ちている。

そして実際、スペインワインの中核を担うリオハ州のワイナリーも集結している街との事。リオハワインはスペイン最上級の称号「特選原産地呼称」(DOCa)に認定されている。グルメタウンの称号は伊達じゃないわけだ。

まずは宿探し。

ここまではアルベルゲ(カミーノ旅人用(向け)宿)に
泊まってきました。
ただ、今日は足裏の豆傷のピークを
迎えましたので

2泊します!!!!!

宣言しました、2泊します!!!!!!

いいんです!いぃーーーんです!
足裏の豆の皮がスゴいむけちゃって痛いんです!

そしてそんな傷を癒してくれるのは
当然バルなんです!

美味しいタパスとワインなんです!

という事で今までの宿は
5〜8ユーロ程の宿に泊まっていましたが
ここログローニョではなんと贅沢に
1泊15ユーロの宿にしました!!!
( 当時 1ユーロ = 123円程 )

もう倍です!いぃーーーーんです!

なんて言ってますが、まあ、
大したランクUPではないです笑。
しかも相部屋ですから。
しかし!見てください。
なんかちょっとウッディでオシャレで
ブルーのシーツや設備が綺麗。

そして驚く事に、なんと!

え?この部屋!で 1人?!

受付には僕以外の連れでも見えているのか?
いやいやいや。
何でだよ!誰か他にも居るだろ!?
この宿人気ないの?
ボラれるのか?
2つ分のベッド代とか請求されない?
俺、働かされるの?掃除させられる?
何?無駄に広く無い?

この上の部屋写真↑撮影している位置から後ろにもさらに4台程の2段ベッドスペースあります。
メチャクチャ広いです。
宿泊というより収容に近い気分。

あと、っていうか受付横のフリースペース↓
なんでこんな暗いの?
節約?やっぱ人気ないの?
俺、客と思われてないの?

まあ。いい。
そう、いぃんです!いぃーーーんです!
とにかく今日は30kmも歩いたんだから
早くシャワー浴びて飯だ!
バルだ!ワインだ!グルメだ!

追伸。
シャワーが超セクシーで晒し者みたいな造りです。
透明の箱に入れられます。

(ちなみに全体を通して)
脱衣場所が明確に確保されてなかったり風呂とか
シャワーに対する概念がだいぶ違いますね。
たまに男女カーテンだけで仕切った
大きなシャワー室の時もありましたからね。
当然、今回の旅がホステルや安宿ばかりなのも
理由にはあると思いますが、それでも文化の違いですね。

さあー!
サッパリしたところでバル巡りだ!
8日目 : ワインの酔いで良い宵をLogroñoログローニョ へ続く!

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