こどもの健やかな体と心づくりを提唱  こそだて喫茶cotoca 改田友子さん

自宅を改装し、こそだて喫茶cotocaをご夫婦で経営。
お母さんたちの毎日の子育てにヒントを持ち帰れる場を提供している、改田友子さんにお話を伺いました。

改田友子さんプロフィール
出身地:東京都足立区千住
活動地域:東京都足立区千住
経歴:医療福祉の専門学校を卒業したが「他人のために尽くすにはまだ早い」と感じ、足立区地域の情報紙制作会社へ就職。営業・取材・記事制作・人材育成などを担当。
その後印刷企画会社、デザイン制作会社に転職、後に結婚。
娘の妊娠出産を機に、夫婦で「こどもへの関わり方」「食」について学ぶ。
核家族化によるワンオペ育児、情報過多で迷いが多い母親業。
「責任が大きいのに誰も何も教えてくれない、不安の中での子育て」が
当たり前の日本の現状に疑問を持ち、地域に子育てを学べる場所を提供したいと
「こそだて喫茶cotoca」をオープン。
現在の活動および職業:こそだて喫茶cotoca 店長
座右の銘:「起きた現実には全て意味がある」

「地域の子育てのおうちにしたい」


記者どのような夢やビジョンをお持ちですか?

改田 友子さん(以下 改田 敬称略)地域の子育てのおうちとなりたいです。
この場所が、お母さんたちの子育てに関する迷いや悩みを解消できる場になればいいなというのが一番の望みですね。

お店の取り組みとしては、ランチやカフェ利用でお子さんと一緒に来ていただいたときに、店内の様々なものから「学べる仕掛け」を用意しています。
例えば、置いてあるおもちゃはモンテッソーリ教育に基づくものだったり、お食事は無農薬の玄米とお野菜を使用していたり。


その意味や効果をメニューや貼り紙などで掲示もしているので、その場で情報に触れられるようにしています。普段とは違う内容のおもちゃで遊ぶお子さんを見て、新たな発見をする、というお母さんもとても多いです。
「ここに来ると勉強になるの」と、ご自身のお母様と親子三代でご来店される方もいらっしゃいます。そんな空間で過ごすことで、毎日の子育てにヒントを得ていただけれればと思います。


完全に悩みが解決できるとは思わないですが、手段を知ってそこで自分で選択していく、自分の生活に落とし込んでいくような場所の一つになればいいなと思っています。


記者:どのような目標や計画をお持ちですか?

改田:もっと地域の人がこの場所に関われるようにして行きたいし、一時保育もしたいなと考えています。お母さんたちが「ただいま」って言える場所にしたい。子育てを共有できる場、日本にそういう場所を増やしたいですね。

この店をこの場所に作ったのは、こどもを連れて行ける場所がこの辺りは少ないからなんです。それは自分自身が子育てをはじめて気付いたことです。
それと、親子カフェというだけだと、お母さんはリラックスできるけどこどもの成長に寄与しないのではという思いが強くあって。


だからこの店はモンテッソーリ教育を基礎とした喫茶店にしています。
こどもは遊んでいるように見えるけど実は学んでる、自分を自分で伸ばしているんです。お母さんは自分の時間を過ごせる。お子さんも自分の時間を過ごせる。
お互いが自立して、でも共に居られる。そういう関わりをすることがこどもにとって1番いいことだと思っています。


お母さん本人が自分の人生を生きて輝くことができれば、こどもは輝きますよと伝えたいです。そういう場所が増えることは、こどもにとっても日本にとってもいいことですよね。


記者:その目標計画へ向けて、どのような活動指針や基本活動をしていますか?

改田:今は講師の方に来ていただいて子育て講座なども開催しているんですけど、どういう方法で自然に伝えられるかなと模索しています。
ブログも書いていますが、「cotocaだより」のような、子育てに役に立つ新聞を自ら作って、そこを足がかりに、お店が伝えたいことを伝えられたらいいかなと思っています。

記者:どんなことを中心価値としてお伝えしたいのでしょうか?

改田:モンテッソーリ教育の考え方ですね。どうしても幼児教育というと、天才を育てるとか、教え込むみたいなイメージがあると思いますが、モンテッソーリはそうではないんです。

もともと人間、赤ちゃんは生まれ育つ中で、胎児の頃から自己教育を始めているし、自分を伸ばすために、いろいろなことを試している。
大人からすればいたずら
しているように見えることも、実は重力の研究をしていたり、手指の巧緻性を高めていたり、こどもの行動にはすべて理由があって。
大人はこどもを信じ、必要以上に介入しない。こどもの成長に適した環境を用意する。大人自身も環境の一部であるという教育なんです。

あとは食の考え方。農薬、添加物、遺伝子組み換え、F1種…
「からだは食べたもので出来ている」ということをもう一度捉え直して、
お子さんのからだづくりのための毎日の食事を大切にして欲しいです。

お母さんたちへそういった知識をプレゼントしていきたいと思っています。


記者:地域の子育てのおうちにしたいという夢を持った背景にはどんなきっかけがあるのでしょうか?

改田:私は北千住で生まれて旦那さんが私の地元に来てくれたので、知り合いや家族が周囲にいる環境で子育てができているんですけど、今は仕事・結婚などで地元から離れて1人で子育てをされている女性が多いですよね。
現代の日本ではワンオペ育児も当たり前。
毎日1人でこどもと向き合っている、そういうお母さんたちの役に立てれば、と思ってやっています。

自分自身を振り返っても、はじめての妊娠・出産・子育てでわからないことばかりなのに、急に「母親」にならなければいけない感覚がありました。
おむつの変え方は教えてくれるけど、母親になるってどういうことなのか誰も教えてくれなかった。だから、子育てを学べる・共有できる、お母さんのための場所をつくりたいと思いました。


記者:そのようなビジョンや夢を持つようになったきっかけや発見はありますか?

改田自分自身の経験が大きいですね。母はいたのですが、私を産んでから体を悪くして、祖母に育てられました。自分のかわいい孫を守るという思いがあったのだと思いますが、過保護に育てられ、危険なことはとにかくダメと言われ遠ざけられてきました。

成長するにつれて、自分はこどもの頃の経験が乏しいからこんなに運動音痴なんだとか、手先が不器用なんだと知るようになり、何かやろうとしても自信がないとずっと思って生きていたんです。

そんな生い立ちなので、自分自身がこどもを持つ、ということ自体に抵抗があったけれど、こどもを出産し育てる自分になって。でも、長い年月不安を抱えていたから、どう育てたらいいんだろうっていうことからいろいろと学び始め、お母さんには自分の人生と成り立ちを自覚して、それを踏まえてこどもと関わっていくことの大切さを伝えたいという思いから今に至っています。


記者:最後に読者の方へのメッセージをお願いします。

改田:こどもは可能性そのもの。こどもが一つのことにこだわっていても、
それが将来につながるかもしれない。
大人はそれをみて意味がわからないから、止めたくなったりするけど、
お母さんはこどもの環境になってあげてほしい。
そしてこどもには自分で考えて自分で生きていける人になってほしいです!


記者:ご自身のこども時代からの苦悩や葛藤があったからこそ、子育てに悩む人たちを応援したいという原動力につながっているのですね。

改田さん、今日は本当にありがとうございました!

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編集後記

今回インタビューの記者を担当した山田と阿久津です。子供も大人も、一人の人間として尊重し見守る温かさと、伝えたい!という情熱が溢れ出る改田さんの思いに、とても感動しました。

改田さんのこれからのご活躍を心より応援しております。

この記事は、リライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。



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Ayaka

リライズ・ニュース

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