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2018年度 振り返り(仕事とうまかったものども)

写真は9年前の私です、なぜこんな髪型だったのか1年経っても思い出せないんですが、多分この頃の千葉は重力が右側→へ流れてたんだと思います。私も来年で30です。

そんな感じで個人的な復習も兼ねてお仕事とうまかったものを整理していきます。

去年からの振り返り

やりっぱなしだった取り組みがどうなったか。
3DCad
→ 無
英語の勉強
→ 業務で必須な状況になったのでがんばったし人生で一番英語を使った1年だと思う。自信だけで実際はTOEICも775点でした。(でもリスニングが440点で伸びしろしかないと思っている)
筋トレ/キックボクシング
b-monsterを半年やって強靭な体幹と体力を得た気がする。並のことでは息があがらない。もっと強くなろうと思う。あまり痩せてはいない。
Machine Learning
→ ほぼ無。ただ Deep LearningでBitcoinの価格予測をやってみるの記事を見て興味を持ってくれた人から「報酬付きで情報共有させてください」という話をいただきやってよかった。ソースも共有したしこちらも学びがあった。やはりアウトプット大事。
・仮想通貨
→ 早めに諦めて利確して終わった。
・資産運用
→ 無になりそう。Folioに70万くらい入れているけど絶賛降下中。祈るしかねぇ!!!
・サーバレス・Go言語でAPIサーバ作る
→ サーバレスは業務でAppSync/DynamoDBを本番導入できたのでよしとする。GoでAPIサーバも副業でやって無事ローンチしたが、PHPで書き換えたので差し引き無なのでは?という感情もある。

それでは今年を振り返る。

仕事(本業)

とにかく大変だった。一番大きいリリースとしては以下。

レアジョブ英会話、Skype®不要のオンライン英会話へ 「レッスンルーム」を全会員へ提供開始

これ走り出したのが2017年で着手から全展開まで591日かかっており、人間とWebRTCいうのは本当に難しいなというのを感じ続けるプロジェクトでした。ずっとこれをやっていただけではなく、寄り道しつつやって仲間を増やしたりいろいろ調べながらやってました。これについてはまた時間見つけて書きます。

この開発を進めるに当たり、またそもそもの入社時からのアプリチーム(一人)も限界を迎えたため今年4月よりプロダクト企画部 アプリエンジニア → 開発部 APP/UX チームリーダーに役職が変わりました。
何やっているかわかりにくいチームですが、フロントエンド全般(web/iOS/Android)をやっています。しれっとwebもやることになり、アプリならともかくwebフロントエンドの世界は超久々すぎて「npmを500年ぶりに触るのに大丈夫か!!」という気持ちだったんですが、そこはちょうどゆるく受けれそうな副業のタスクをもらい腕試しがてらやってみたら最新のフロントweb楽しくてなんとかなりそうだと思いました。

これで晴れてエンジニアリングマネージャー(EM)になったわけですが、エンジニアリングマネージャーというのはとにかく「人間って難しい」という一言に尽きる仕事で、いろいろな人やコンテンツに助けていただきながら泥臭く動いていました。

これはがんばろうというのも決めていて

1. メンバーが小さく成功体験できるよう常に調整する
2. 雑務はほぼ拾いつつも適切に配分する
3. 時々でテックリードとしても動く

を心がけています。

マジで最初はわからないことだらけで「採用とか評価とかそういうものをやっていて時間ないのに、圧倒的に技術力求められて、知らないことも沢山やらないといけない。」というジレンマがすごかったです。最初にアサインされたメンバーは出向で日本に来てたフィリピン人エンジニア1名で当然英語だしコミュニケーション自体も不安でした。一緒にやってみるとめちゃくちゃいいやつでスキル面もとても優秀でとても助けてもらえました。

ただそれでもリソース足りなくて採用始めたばかりでiOSもAndroidもWebも自分でやんないといけない時もあり、いつも「トラブルか・・・いいだろう。俺が3人分になる・・・」という気持ちで仕事してました。心に2ゴリラ、リアルに1ジャンボという生活をしていました。

人のことでウンウン悩んで、「こんなことまで指示しないとダメなのか」とか思ったりしながら副業も面白そうな案件も泣く泣く断らないといけないシーンも出てきて、yoyで見て売上は下がるし仕事も進んでるのかよくわからないしで4-6月とかは「マネジメントってコスパ悪い」とずっと思ってました。
そんな辛みを感じながらも会社に技術顧問で来ていただいている広木さん・弊社CTO山田さんとのメンタリング諸先輩方との相談の中でこの辺を解消しつつ、今は幸いメンバーも増え、それぞれが自走できる部分が増え少しずつ新しい技術や取り組みにもアサインできるようになってきてさっきのようなジレンマともうまく付き合いつつ、「エンジニアリングマネージャー実はワイ好きかもしれん」と考えてます。

今年は広木さんの著書やEM系の活動が顕著になり相談できる機会やエンジニアがマネージャーになることについての分析や理解・解釈が世にとても多くいい時代にエンジニアリングマネージャーになったと思います。

「ソフトウェア技術が好き」という自分の指向の抽象度を上げると、「問題の分類と解決が好き/知らないことを知るのが好き」なのであり、これをソフトウェアから人間に置き換えただけで考えることは実はそんな違くないと思いました。

・リーダーなのでなんでもやらないといけないんですが、なんでもやっちゃいけない
・変な力入れて「精神科医」とか「謎コンサルタント手動かさないおじさん」みたいなことをやりだすとみんな辛い
・人間は人間なので、努力には再現性がないし、コミュニケーションには不確実性が多い
・わからないことは近道しない

みたいな学びを日々感じつつ、何事も人類には早すぎると捉えて横着せず泥臭くルールの明文化と仕組みのドキュメント化を必死にやっています。

すごく長くなりそうなのでこの話は一旦切ります。

ただやはり絶対量として時間は圧倒的に本業に奪われたので副業はだいぶ控えめでした。ただできる範囲で成果は出しました。

仕事(副業)

・旅行AIアプリiOS開発・改善・グロース案件
・管理画面デザイン・モック作成
・運送サービスiOS/Android開発・AR調査案件
・FintechサービスアプリのフルスクラッチでのiOS開発・開発コーチング
・Go(Revel)でのAPI、webキャンペーン実装
・Go(Revel) -> Laravel + nuxt.jsに一人で全部置き換える
・AppleTVアプリの課金対応
・学生向けにアプリ開発の塾を開催(生徒10名くらい)
・副業に興味あるエンジニアに自分のできない案件の斡旋(無償
・TimeTicketでのチケット販売

改めてリストアップしてみて、控えてないのでは?という気付き。でも売上としては下がっているので実質控えてますね、単価すっごい安いのとか現物(馬肉)で支給とかユルイのもあるので。
いろいろ試していて、失敗もいろいろしているんですが新しい技術に理解のあるお客様に恵まれており挑戦させてもらえた。私は技術は雑食なので相談を持ちかけられるケースが多くて「ほほ〜なるほどですね〜」とか言われるとマインドがシンプルな設計なので一瞬で承認欲求満たされるんですよね。
学生相手のアプリ塾とかもうそれだけでやっていたようなもんで実質の稼働時間考えると時給コンビニのバイトの半分くらいです・・・

それでもやっていた理由は「私はプロなので、ご機嫌とかモチベーションとかで自分のアウトプットの品質を上下したくない」という意識が常にあり、自信のつけられる・満足のできる仕事とか登壇機会を薄く定期的に入れて実施するのはめちゃくちゃ重要だと思っています。「別に副業じゃなくてもいいし、本業でいいじゃん」という意見もありますが、「そうですね」という感情しかないので好きにしてください。

わりとこの体験を常に持っていたから、コード書いてない不安みたいなよくありがちなマネージャーの不安みたいのをそこまで抱かずに上記3もやれてた気がします。結局めちゃくちゃコード書いているので。

この記事にもあるようにマネージャー→プレイヤーは全然可逆性があるので、そんなに焦りはないんですが、泥臭くもなんでもやっていきたいですね。

ただ契約面や法律面でとても反省したケースも有り、誰もが優しい世界ではないこの世の無常を知りました。南無三。

仕事(アウトプット)

・APPS JAPAN
・Skyway UG
・Laravue
・Edtech勉強会

あたりで登壇してます。回数的には去年の半分くらいですが、自分に来た話もどんどん自チームのメンバーに回して彼らに登壇してもらいとても満足しています。またスポンサーとしても今年はPHPconやvue fesにスポンサーとして出れたので関わった技術に貢献もできたかと思います。

SkyWayに関しては最初に話したリリースでも今でもとてもお世話になっていて、これなしでは総合格闘技であるWebRTCとは向き合えなかったと思います。WebRTCは本当にフロントエンドの革を被った圧倒的フルスタック技術なので、これを理解して運用しているSkyWayデベロッパーチームと仕事をするのはとても楽しいです。
SkyWayさんからご機会をいただき幕張メッセで登壇できたのも貴重な経験でした。

来年度はフィリピンのDevConや向こうのカンファレンスでスポンサーしたり自社のメンバーか自分に登壇してもらえるようがんばりたいです。面白そうなので。

今年度触った技術

swift / kotlin / Rx系 / MVVM / Clean Architecture / ARKit / React Native / Flutter / Dart / Laravel / PHP 7.x / MySQL / redis / Docker / npm / typescript / nuxt.js / Vuex / Vue.js / Electron / SkyWay / Firebase / AWS / App Sync / DynamoDB / Go / Revel / dep / CircleCI / Bitrise  

あたりですね。いかに自分がフロント雑食系エンジニアかわかりますね。やっぱマネジメントと英語に時間とかスキルポイント振ったので時間なくて生活削りながらやってた気がする。だいたい全部わかった気持ちでやっています。(わかってない)それでも全部何かしらのリリースやプロトタイプは作ってますね。

美味かったものと酒

まぁ結論、日本の店はこちらを見てください。Rettyで海外の店投稿すんの大変だったのでここで。今年はタイとフィリピンに行きました。

これはタイの中華街にある** **です。大学時代4年間バイトでチャーハンを作り続けた私としては、このチャーハンを超えるものに生涯で出会えるか謎だと思うくらい美味かった。
この店はその名の通り、ロブスター・エビの店なんですがすべて無視してチャーハン食べてよかった。

フィリピン出張の楽しみなんですが Johnny's Steak and Grill のガーリックソースが飲みたいくらい好き。肉も日本だとなんかでかい塊の赤身肉がいい感じに食える店あんまなくて・・・いきなりステーキじゃダメなんだ・・・アメリカっぽいリブとかさ。

やりっぱなし

・Flutter
案件で入れたんでこれは結果が出る気がする、とても面白いものだし流行ってほしい

・おしごと紹介
無償でゆるうくやり続けているけどなんか仕組み化したい

・WebRTC
低レイヤーをもっと理解する

・デザイン
言語化がまだ弱いのと体系的にもう少し勉強したい、今年はデザイン系の副業も何も受けれなかった

・フロントエンドWeb
とても好きになれたし書ける自信はあるけどまだわからないこと多いし知り合い増やしたい

・ピープルマネジメント
なんかいい言葉が見つからなかったけど、たぶん関心が自分外に向きがじめている気がしています。EMになったものもあるけど、最近は仕事で我々という一人称を使うケースがとても増えたので、これをどうにか良くしたいと考えてるんだと思います。来年でなにか言語化できるといいですね。

来年

長く安定したパフォーマンスを出すには健康大事なので、酒とのいい距離を作りたい。b-monsterは一回やめて筋トレとランニングに切り替えようと思う。

おわりに

今年も一瞬だった。時間が吹き飛んだような感覚なのでスタンド攻撃かもしれない。

学生の時のRettyでのインターンのときのディレクターに30歳までに成すことの大事さを教えてもらったので、このラスト1年をどう使うかはとても大事だと考えている。

まぁ大事だと思いつつ生きていくだけで何をするかは特に決めてない。よかったですね。

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