2ヶ月だけ本気でレアジョブ本気塾で英語を学んだエンジニアの話

私はレアジョブという会社で社員として働いているんですが、弊社のサービスである「レアジョブ本気塾」を受けた中でこうするとよかったなーという備忘録とうまくやるためにやったことをまとめたいと思います。普通にお金払って生徒として受けました。

開始時のスキル

私はTOEICとしては780点、日本語の話せない外国人の部下がいたこともあり英語力は決して0ではない。仕事でも使うシーンはちょいちょいありました。「ある程度話せる」というよりただ知識があるという感じ。英語のMTGには苦手意識があり、なんとかこなせるけどそもそも辛い・ヤダという認識がある。人前で英語で話すのもちょっと恥ずかしい、そんな感じでした。

ただありがたいことに英語を話せるようになることが期待されるポジションなので、業務上必要といういい意味で背水の陣でした。

やったこと

4-5月の2ヶ月をかけて以下を実施。学習時間はざっくりですが

・英会話レッスン 130回(65時間)会話教材中級・DNA教材を利用・レッスン予習(30時間) 毎回アジェンダを決めて回答内容を準備・ディクテーション (30時間)・プレゼン準備(30時間)・セッション(1時間 8回)トレーナーとテスト・振り返り等

あとは個人でTOEICに向けて単語学習だけやってました。基本的に週1のセッションで、あとは宿題・レッスンを受講すると言うスタイルです。正直かなりきついです。

振り帰ってみると英語で説明するスキルの向上・サボる隙を作らないという体験にお金を払ったという理解です。英会話を研究して3年ほど経ちますが、私は超怠惰なのでいかに話さないで英語力を上げるかということを考えていましたが、やればやるほど話さないと伸びないという結論に帰ってくるのでその確認としても受けることにしました。

結果

結論から言いますと、自信がついたし伸びたなという自覚があります。

今月TOEICを受けるので定量的にはまだわかりませんが、今フィリピンに出張で来ており、もちろん通訳とかもない状態で、スクリプトなしでプレゼンできたり、海外のスタッフと二人でランチしたり1on1したりで話せなくて困ったシーンが0でした。
ジョークもたくさん言えて、急に話しかけられても答えれています。これは前回出張時とはえらい違いで、前回出張時でもすでにTOEIC 780くらいあったんですが、全然伝わってないと感じるところが多く、辛いシーンが多かったです。

一番変わったと思うのは「英語での説明力」と「英語を使う体力」がついたなと思います。本気塾のトレーナーが説明力をつけることに主眼を置いてカリキュラムを作ってくれたのが効いたんだと思います。

受講時はアセスメントがないことが非常に社員としても効果はどうなんだろう・・・と疑問だったんですが、定量ではないところで確実な英語力の伸びを実感しました。やはりたくさん話した経験と自信は何物にも変えがたいと感じました。

心がけたこと

・素直にやる

まがいなりにもサービスの中身を知っている人間なので、最初は指定された教材やディクテーションの教材をみて、効果あるかマジで疑ってたんですがトレーナーが確実に自分より知見を持っていることを理解しつつ、全ての指示に従い学習しました。指定された受講回数を満たすのを目標に頑張りました。工夫は大事ですが、変な自分のこだわりは全てノイズとして考えて指示を全うしました。

・習慣にする

私が使っていたのは会話教材中級というやつで、毎回特定のトピックに対して4つのシナリオの質疑応答を進めるというものです。「チャリティに興味はある?あるとしたらどんなもの?」とか「空飛ぶ自動車の実現可能性と効果についてどう思う?」とか。
最初は無理だったんですが、流れに慣れてからは予習して話すことを頭の中に入れておいて、無線イヤホンで英会話をしながら部屋の掃除をしたりしてました。

シンプルに期初のうえ昇進したのもあり、副業もあり死ぬほど忙しくて時間取れなかったのでいかに時間を確保するかということを念頭に置いてやりくりしました。終盤は3レッスン/日とかだったのでマジできつかったです。

レアジョブはアプリもある(というか弊チームで作っている)のでこれを使って帰り道に散歩しながら英会話とかもしていました。映像をオフにして入ればそこまで通信量気にならないので。ただそういう時は口と耳だけでレッスンできるように最初に開始時にしっかり指摘してもらう旨を伝えていました。

毎回しっかり勉強だと疲れるし嫌いになってしまうのがわかっていたので、勉強の辛い日はひたすら自分の好きなものを話すで聞いてもらってました。私だとテクノロジー系のトピックや最近の日本のニュースの話など。先生はなるべく同じ人で、「よく指摘してくれる・友人のような雰囲気・よく笑う」人を意識的に選んでいました。

あとは `How was your day?` `How are you?` のような質問に対して、`I'm good, and you?` とか `I'm fine. It's ok.` とかじゃなくて毎回なるべくその日あったことや朝であれば前日にあったことを話していました。これすごい大事です。これも状況説明なので。

・同じ内容で受講する

トレーナーに指導されて複数回同じレッスンを受けたことで、再利用というか思い出し、前回指摘された表現や単語を使えて身についた部分が多かったと思います。

・いい言い回しを聞く

こちらを使っていたんですが、読み上げ後に講師に記事の内容を説明するんですが、うまくできなかったなと思った時は講師にやってもらって理解を強めていました。チャットでも送ってもらいかなり学びをえました。

・目標を持つ

日本にいても英語を話せる機会はとても多いと思います。特にエンジニアであれば外国のエンジニアが集まるミートアップなどは意外とあります。こういった場で1つでもいいので目標をこなすことを小さく作るといいです。

そうすると想定するシチュエーションを作れるので、その予習をレッスンでできます。これがめちゃくちゃ大事で結局留学しないで如何に多くのシチュエーションに適切な内容を発話できるかはインプットだけじゃ上達しないので、様々な状況やモノに対して必要な意見を言う練習をするのがいいなと思いました。

・抽象度を上げる

何かを学ぶにしても何事も抽象度を上げることで視野広く様々なことを学べるなというアイデアがあります。もちろん素直に学ぶんですが、なんでそうなのかを分析して相談して、何を目的に学ぶか言語化するのは重要だなと思いました。

例えばディクテーション一つとっても「なぜ長文が聞き取れないのか?」という問いに対して手段・能力・難易度のどこにボトルネックがあるかは考えるべきです。これを相談するためにトレーナーがいるのでヒアリングされることを期待しないで問題化は自分でしたほうが効率がいいです。

「金払っているから教えてもらえる、直してもらえる」と胡座をかくのはもったいないです。ハングリーに受けましょう。

・恥ずかしいの正体

「英語で話すのが恥ずかしい」という感情の正体はいったいなんなのでしょうか。公の場でみんながいる中で急に英語で自己紹介してと言われて照れずに言える人とそうじゃない人にはどんな差があるんでしょうか。

諸説あるかと思いますが、全ては「時間により生み出される自信」という一つの要因に紐づくかと思います。自信がないので恥ずかしい、英語で自己紹介を100回して100回問題がなければたぶん恥ずかしいという感情はかなり薄まります。これを仕事やプロジェクトなど様々なるケースで経験をすることで多くのシーンでの恥ずかしいという感情は薄まっていきます。

私は昔からなんでも自責にするタイプなので、言いたいことが伝わらないというのは苦だなと感じてました。さらに私はこれを無能の証明のように捉えてしまっていたんですが、伝わらないという状況は複雑な要因をもっているために自分の言語能力のみ理由でないと考えるようにしました。感情と能力の問題を分割して考えないと適切な答えは出ません。

エンジニアキャリアにおける英語

ポジショントークにもなるので、あまり多くは語らないですがシンプルに英語話せると世界が広がるので楽しいです。取れる手段もすごく増えるので、みんな話せるようになるといいなと思います。シンプルにエンジニアが持つべきスキルである課題解決のスコープが広がります。

私は全然海外に移住して働きたくないんですが、話すのが好きなので海外の人と関わりながらキャリアを作っていきたいし毎年海外には仕事で行きたい。今回の体験は仮に英会話をサボったとしても、習慣やメンタル的にまたすぐ英語力を現状までハネ上げれるなという自信と手法が身につきました。

ドッグフーディングの意味合いもあり、自社サービスの本質を理解するためにがんばったんですが、私は非常に満足のいく効果を得られたかと思います。(自分たちのサービスへの課題もたくさんみつけました🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️)自分が開発に携わったもので自分が人間的に圧倒的に成長できた気がします。良き人生哉

最後に

努力は再現性が低いので、私の取り組みを誰かがやったとして同じ効果が得られるかは未検証なので、強くは言えませんが自分の人生で英語に本腰を入れて学ぶ時期があるといいなと思いました。その選択肢としてはレアジョブ本気塾はありなんじゃないでしょうか👏

現場からは以上です、よかったですね。

別に私には一円も入らないのですが、無料体験もあるのでよろしければ。何か疑問あればTwitterで聞いてください。


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