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ChatGPTとFreeeで法人作ったら簡単すぎてびっくり

26歳で起業してから今まで何社も設立してきましたが、法人登記の実務は全て専門家にお願いしていました。
今回は自分と18歳の長女とでゼロからやってみようということで、自社の会計士さんに聞いたところFreeeを使うのがいいとのこと。ちなみに社団法人の理事に年齢制限はありません。

サイトをみると確かに簡単そうです。質問に答えながら住所とか役職とか名前とかポチポチ入力するだけで、定款が出来上がってPDFにしてくれるサービス。しかも無料というのだから驚きです。

唯一迷ったのが定款の中に記載する「事業内容」の部分。いままで会社作った時は、まあこれを抑えとけばいいよね、って感じで当たり障りのない例文をコピペして登記していました。ただ今回作りたい「一般社団法人ジャンプダイ」はちゃんと想いがこもった事業目的を明記したいなと思いながらも、もし定款認証で公証役場の人に突っ込まれたらめんどくさいな、というジレンマもありました。

こういう時はChatGPTがいい仕事してくれるんじゃないか、ということでこんな内容で問い合わせてみました。

定款の文章を考えてもらうプロンプト

一般社団法人ジャンプダイを下記の目的と活動内容で作りたいと考えています。 定款における業種と事業目的を5〜10程度考えてください。

目的:日本の若い世代が将来に希望をいだける社会を目指し、チャレンジする若者を上の世代が優先的に応援する仕組みを構築する

活動内容:
・若者のチャレンジを応援する「ジャンプ台おじさん」の啓蒙活動
・「ジャンプ台おじさん」になるためのオンラインスクールの運営
・若い起業家とそれを応援できるスキルを持ったベテランとのマッチング
・チャレンジを行なっている若者を紹介するWEBメディアの運営
・チャレンジする若者に対して、ベテラン世代からの投資や助言を促す活動 ・若い世代とベテラン世代が交流できる合宿や会合の運営 ・若者のやる気をなくす年配の言動を指摘し是正する啓蒙活動

ChatGPTへのプロンプト

今回使ったのはChatGPT4ですが、こんな感じで返ってきました。

一般社団法人ジャンプダイ 定款記載目的
日本の若い世代が将来に希望を持てるよう、彼らのチャレンジを上の世代が優先的に応援し、支援する仕組みを構築すること。

教育と啓発活動
若者を支援する役割やスキルを広めるための啓蒙活動を行い、これに関連するオンラインスクールやトレーニングプログラムを運営すること。

マッチングとネットワーキング
若い起業家やチャレンジを行う若者と、支援が可能なスキルや経験を持ったベテラン世代とを結びつけるマッチングプラットフォームを提供すること。

情報発信とメディア運営
若者の取り組みや成功事例を広く社会に伝えるためのWEBメディアや他の情報発信チャネルを運営し、これを通じて社会意識の向上を図ること。

投資と助言のサポート
経験豊富な世代から若者への投資や助言を促進し、彼らのチャレンジや事業を支援するための環境を整備すること。

交流とコラボレーションの場の提供
若者とベテラン世代間の相互理解と協力を深めるための交流イベント、合宿、会合などの場を提供し、両世代間の対話と協働を促進すること。

ChatGPT4からの回答

はい、文句なしに採用です。ちょっと修正してFreeeにコピペして完成!
即日PDFにして公証役場に送ってチェックしてもらったところ特に問題はないとのことでした。

プロンプトを作る時のコツ

  • 一般社団法人または株式会社をつくるための定款を考えて欲しいということを先に明記して、具体的な事業内容を箇条書きにする

  • 事業内容は5〜10個と指定する
    (箇条書きが多くても内容を勝手にまとめてくれたりします)

  • 特殊な言葉は使わないようにする
    (「ジャンプ台おじさん」という造語は定款に記載する時には他の表現にしました)

出来上がったPDFファイルをコンビニで印刷して、ホチキス留めして製本して押印したら出来上がりです。

娘が担当したメインの仕事はこれだけだった(笑)

あとは法務局に届けて登記完了です。
とっても簡単、FreeeとChatGPTの組み合わせ、凄すぎますね。

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