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2冠へ 〜北京五輪 スキージャンプ ラージヒル プレビュー〜

日本人で個人2冠の挑戦権を得たのは、過去に札幌五輪の笠谷幸生さんのみ。

持っている本来の技術と、今のメンタリティなら

2冠はほぼ確実

と言いたいところだったのですが

やはり、そんな甘くはなさそうです。。。

試合展望

ジャンプ台プロフィールの数値を見て、ジャンプ台の特徴を考察することもできる

遷移点さん

#私には無理 #努力不足

この情報を元に、予選を楽しみにしていました。

ノーマルヒルよりは飛びやすい、なんていう声も聞こえてきました。

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いや、難しくない???

高いフライトでありつつ、推進力が必要なジャンプ台

かといって、推進力を出そうと前方方向に流れれば

高い標高によって抵抗が低いため、よってバーンに吸い込まれる。

更には、あからさまに吹く、70m付近の横風。

少なくとも、風を味方につけなければ

メダル獲得はあり得ない上に

高いフライトからの長距離飛行となると、下の風が向かい風でないと

テレマークを入れるのが困難になります。

メダル予想は困難。。。

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技術的な成熟を見せているのはLindvik。

メンタルコントロールさえうまくいけば、金メダルが大きく近づきます。

しかし、金メダルが近いが故に力みがち。

これが、ノーマルヒルでは仇となりました。。。

ここを乗り越えれるか否か。Granerudもやや劣りますが同様。

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調子が良いFettnarとKraft。ベテランと勝ち方をよく知るこの2人は

状態がすこぶる良いです。調子任せにメダルを獲得してきそうな予感がします。

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不気味なのがP.PrevcとStoch。

メダル争いにはやや劣るものの、雰囲気がある 笑

少しでも有利に展開が向けば、一気に流れを引き寄せそうです。

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私個人のメダル予想としては

ノーマルヒルと同様に国で考えていきます。

1位オーストリア

2位ノルウェー

3位小林陵侑

よくわからないので、ノーマルヒルと一緒でいきます 笑

それだけ難しく、風次第とも言えるでしょう。

日本チーム

メンタル的には、最も優位に立っている小林陵侑。

しかし、昨日は技術的に不安な所を見せました。

試技は、見たことないような失敗ジャンプ。

予選は風に煽られ「良いジャンプ」と呼べるものではありませんでした。

感覚は良いとのことですが

私は多少の不利な条件でも、ぶっ飛んでくる陵侑を知っているので不安でした 笑

修正できれば、問題ないでしょうが

修正点がずれると、一気にメダル争いから脱落する可能性も秘めたジャンプ台です。

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ようやく、飛んできた佐藤幸椰。

個人戦どうこう、よりも団体戦に向けて、試合での3本でアジャストして欲しい所

一発が欲しいと共に、団体戦への希望が見たいです。

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小林潤志郎さんと中村直幹は、未だにピリッとしません。

ぱっと見は悪くなさそうですが

長期遠征の疲労感が出ているジャンプです。

まずは、良い風を引き込んで

気持ちよく飛んできて欲しいですね。



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