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1分でわかる中華歴代王朝の概要 前漢(西漢) 

前漢(西漢) 13代 211年 前202-後8

首都は長安 創始者 劉邦(高祖)

中国2番目の統一王朝。
秦があえなく滅びたため、長期政権となった漢(前後で約400年)は、中国統一を確定付ける王朝となり、その後の中華帝国の手本となる。
また、漢民族、漢字など、中国文化を指す元ともなっている。
「漢」の国号は、劉邦と死闘を続けた項羽に左遷させられた土地のことであり、その領土の名称がそのまま国名に採用された。

高祖は諸侯を復活させ、郡国制を施行したが、機会あるごとに地方諸侯の権力を削って集権化をはかり、五楚七国の乱を契機に集権体制を確立した。

文帝、景帝と名君が治世を築いたのちに、武帝の時代は漢の最盛期を迎える。
武帝は西域、朝鮮まで領土を拡張、かつ儒学を官学として中国における皇帝専制政治の理論的正当化を図った。

しかし、このころから宦官と外戚の権力闘争が繰り返され、外戚の王莽がついに皇帝位に上り詰め(簒奪)、漢はいったん中断した。

文責・蕗屋清一郎

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