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【就活】2024年卒 就職人気企業ランキング 傾向と「学歴フィルター」は?

人事の図書館を参考として、整理してまとめました。

✅総合ランキング1-50位


伊藤忠商事が5年連続1位。2位任天堂、3位講談社、商社とゲーム、コンテンツ事業が大人気✨

総合ランキングでは、伊藤忠商事が5年連続で1位に輝きました。伊藤忠商事は働き方改革でも注目を集め、資源関連の業績も好調です。三菱商事は17位(前年49位)、住友商事は47位(同83位)、三井物産は91位(同98位)など、多くの商社がランクアップしました。

2位には任天堂がランクインしました。携帯型ゲーム機「Nintendo Switch」の世界販売台数が1億台を突破したことで、任天堂の人気は一層高まりました。同社は幅広い層に愛されるゲームを提供しています。

3位には講談社がランクインしました。続いて、集英社が5位、KADOKAWAが12位、小学館が14位と、出版社の人気も前年に続き高まっています。これらの出版社はコミックの電子化・アプリ化など、デジタルシフトを推進しており、人気キャラクターの権利ビジネスやスマートフォンの普及など、デジタルコンテンツによる生活が急速に浸透しています。

IT業界もデジタル化を牽引し、15位のSkyを含む13社がトップ200にランクインしました。「コンテンツ」「デジタル」は、就職先選びの重要な要素となっています。 また、学生になじみのある食品メーカーも人気を集めており、アサヒ飲料が6位、ロッテが20位となり、合計27社がトップ200入りを果たしました。

✅総合ランキング51-100位

コロナも一段落して、観光関連業が復活の兆し。オリエンタルランドが9位、JTB グループが13位

行動制限の緩和も進んで、2022年は3年ぶりに日本各地でお祭りやイベントがたくさん開催されましたよ!外出先で楽しむ機会も増えたので、今年のランキングでは観光関連業界が目立っています。

例えば、オリエンタルランド(東京ディズニーランド)は前年の33位から9位にジャンプアップし、JTBグループも同じく31位から13位に進んでいます。両社とも、2010年卒から2021年卒の就職人気ランキングでは一貫してトップ10入りしている上位企業です。コロナ禍で22年卒や23年卒では順位を下げましたが、24年卒のランキングで復活を印象づけました。 2022年10月11日からは国外からの入国者数の上限が撤廃されるなど、インバウンド需要の回復が期待されています。

その中で、航空大手のANA(全日本空輸)は前年の121位から49位に、JAL(日本航空)も同じく152位から77位に返り咲きました。両社は2024年卒採用について、客室乗務職を含めて実施することを発表しており、学生たちの注目度もますます高まりそうですね。

また、ホテル・ブライダルのPlan・Do・Seeも28位(前年は295位)に、東京ドームも46位(同128位)にジャンプアップした企業の一つです。

<調査概要>
■調査対象:2024年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生
■調査期間:2022年4月1日(金)~2022年10月31日(月)
■調査方法:
(1)あさがくナビ登録学生へE-MAILにて告知。
   Web上の入力フォームによる回収。
(2)弊社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによる
   アンケート調査及び回収。
■回答方法:選択式(最大5社)
■有効回答:8,345名

<ランキング算出方法>
回答学生の所属する学校所在地および文理・男女で12区分を設定、文部科学省統計情報より男女文理別の学生数を推計し、ウエイトバック処理の母数とした。これに回答数を対比させウエイトバック値を算出。ランキング1位を100ポイントとした相対値によって2位以下のポイントを算出した。

ポータルサイト・人事の図書館より引用


✅2024年卒 就職人気企業ランキング の傾向は?

ここからは、筆者の見解と傾向に対する私見です。

2024年卒 就職人気企業ランキング の傾向は、以下のようにまとめることができます。

  • 総合商社が高い人気を維持しており、伊藤忠商事が5年連続で1位になりました。三菱商事、三井物産、丸紅なども上位にランクインしています。

  • コンテンツ事業に強い企業が人気を集めており、任天堂、講談社、集英社、博報堂などが高い順位を獲得しています。特に文系女性には出版社が人気で、講談社と集英社がワンツーフィニッシュを飾っています。

  • 観光関連業がコロナ禍からの復活の兆しを見せており、オリエンタルランドが9位、JTBグループが13位にランクアップしました。旅行需要の回復が期待されているようです。

  • 理系男性はゲーム・IT・電気機器に人気が集中しており、ソニー、旭化成グループ、富士フイルムグループなどが上位に入っています。理系女性は味の素が5年連続で1位になっており、食品業界が独占しています。

以上が、2024年卒 就職人気企業ランキング の傾向です。2025年度の就活に向けての参考として頂ければ幸いです。

✅人気企業には学歴フィルターがありますよね?

はい、人気企業には学歴フィルターがあることが多いです。学歴フィルターとは、学歴によって採用基準を設けることで、エントリー者数を減らすことを目的とした採用方法です。学歴フィルターを利用する企業の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 就活生から人気の企業である

  • 仕事のレベルが高く最低限の学力がないとできない

  • 老舗企業で学歴偏重な人が多い

  • 高学歴の人を積極的にリクルーター採用している

学歴フィルターは、企業側にとっては採用コストを抑えたり、能力が高い学生を採用できる可能性を高めたりするメリットがあります。しかし、就活生にとっては選考のチャンスが失われたり、不公平感を感じたりするデメリットがあります。学歴フィルターにかかる大学のランクは、企業によって異なりますが、一般的にはSランク(旧帝国大学など)やAランク(上位国立大学・早慶上智など)の大学であれば、大手企業から足切りされることはないと言われています。

Bランク(中堅国公立大学・GMARCH・関関同立など)やCランク(地方国公立大学・日東駒専・産近甲龍など)の大学では、学歴フィルターにかかる可能性が高まります。

以上が、人気企業には学歴フィルターがあるということについての説明です。

✅学歴フィルターがある企業に応募する方法は?

学歴フィルターがある企業に応募する方法は、以下のようなものがあります。

  • 学歴以外のスキルや経歴でアピールする

    • 学歴フィルターを設けている企業でも、学歴以外に優れた能力や実績があれば、選考のチャンスが広がります。例えば、インターンシップやボランティア、資格や語学など、自分の強みをアピールできるものを積極的に取り組みましょう。また、エントリーシートや面接で、自分のスキルや経歴がどのように企業に貢献できるかを具体的に説明できるようにしましょう。

  • 選考対策を入念に行う

    • 学歴フィルターを突破するためには、選考の各段階で高いパフォーマンスを発揮する必要があります。特に、筆記試験やグループディスカッションなど、学歴とは関係なく能力を測ることができる選考方法には、しっかりと対策をしておきましょう。過去の問題や模擬問題を解いたり、他の就活生とディスカッションの練習をしたりすることで、選考に自信を持つことができます。

  • インターンに参加する

    • インターンに参加することで、学歴フィルターがある企業と直接接点を持つことができます。インターンでは、自分の能力や人柄をアピールするチャンスが多くあります。また、企業の採用担当者や社員とコミュニケーションを取ることで、印象に残ることができます。インターンで優秀な成果を出せば、推薦や内定に繋がる可能性もあります。

  • 就活エージェントを利用する

    • 就活エージェントを利用することで、学歴フィルターがある企業に応募する方法を専門家に相談することができます。就活エージェントは、自分の希望や適性に合った企業を紹介してくれたり、書類作成や面接対策のサポートをしてくれたりします。また、就活エージェントが企業と交渉してくれることで、学歴フィルターを回避することも可能です。

以上が、学歴フィルターがある企業に応募する方法です。
というものの、新卒で人気企業への入社はかなりハードルも高く、極めて困難と言えるでしょう。


最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉


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