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三菱商事の賞与が500万??というツイートが注目されていますが。。。。

そもそも、これは本当なのでしょうか。
本当だとしても、年齢や、職種で異なっていそうですね。
また、ボーナスだけでなく、年収なども調べていきます。

Resaco編集部さんの記事から確認していきましょう。

【年収研究シリーズ】三菱商事の年収・給与・ボーナス・報酬について、ただ額面に注目するだけではなく、高い理由や、デメリット、同業他社や、年代、職種間での比較を通じて実態に迫ります。転職先決定の判断材料にご活用ください。

三菱グループ御三家の一つとして君臨し、三井物産や住友商事、伊藤忠商事、丸紅とともに5大総合商社の一角を担う三菱商事。

現在はエネルギーや金属等の商品売買や製造、資源開発事業を行うほか、環境分野における新技術の事業化など、広範な分野で多角的に事業を展開しています。

三菱商事の平均年収は1558.8万円

三菱商事の平均年収は1558.8万円です(三菱商事有価証券報告書)。キャリコネに投稿された給与明細を参考に三菱商事の年代別年収レンジを算出したところ、20歳代で920〜970万円、30歳代で1280〜1330万円、40歳代で1630〜1680万円という結果になりました。
男女あわせた民間の正規雇用者の平均年収は495.7万円(国税庁・令和2年分民間給与実態統計調査結果)ですから、それと比較しておよそ3.15倍の額です。

三菱商事の年代別平均年収と中央値

三菱商事の年収中央値は30代で1300.7万円

続いて年収実態により近い年収中央値を見てみます。20代から50代までの平均年収・平均月収・平均ボーナス・年収中央値を表にまとめました。

いずれにしても、ボーナスは他社を圧倒する金額。

三菱商事の年収が高い理由

海外赴任手当が大きいのは商社の特徴

三菱商事はエネルギー事業や地球環境・インフラ事業、新産業金融事業など、幅広い領域で事業展開を行っており、どの分野においても総合商社業界のなかでは抜きんでた規模と収益性を誇ります。

2018年3月期の連結決算発表(IFRS)によると、収益は7兆5673億9400万円、当期純利益は6104億1600万円でした。単体で見ても、売上高は5兆2167億600万円、人件費含む諸経費を抜いた純利益は1278億500万円と、高い収益を獲得しました。
近年の世界経済を受けて自動車関連やパルプ事業など、各事業分野で収益が拡大していることが好調の理由です。

三菱商事が高い収益を誇る企業であることは周知の通りですが、営業利益を従業員6233人で割ると一人あたり2050万円の利益を得ていることから、生産性が非常に高い企業であることがわかります。

三菱商事では、利益を社員の待遇に還元する仕組みが整っているため、昇給額やボーナスが高いことが特徴です。ボーナスは年間の基本給と同額程度で支給されるため、高年収であることも納得ができます。

さらに出張手当や住宅手当のほか、海外駐在となると海外赴任手当が支給されます。また駐在先によっては危険手当が付与されるなど、手当が高いことも特徴です。

三菱商事で働く上での課題・懸念点は

深夜残業、需要も売買価格も大変動、危険と隣り合わせ…商社は楽じゃない

三菱商事の仕事は、まずなんといっても激務であることが挙げられます。
残業は深夜までに及ぶこともしばしばあり、休日出勤も頻繁にあると言われています。給料が高いのは、残業代が多いことが理由の一つです。

また国内・海外問わず出張も多く、スケールの大きい仕事ができるメリットもありますが、その反面、場合によってはテロ多発地域や山奥など危険な場所にさえ行くことがあります。頻繁に担当地域に出張するため、とくに遠い国や地域の場合は、飛行機に20時間以上乗るといったこともあり体力面でハードであると言えます。

商社は「ものを右から左に動かすだけの仕事」というイメージがあり、利益率が非常に高いと思われがちですが、実際は「薄利多売」であることが多いです。
総合商社はモノを大量に動かすことによるスケールメリットで稼いでいますので、1つの事業がうまくいかなかった場合、業績への影響が大きいということもあります。

三菱商事は収益の大きな部分を原油や天然ガスのエネルギー、鉄鉱石や石炭など「資源系」に頼っていたことがあり、需要に左右されることも懸念材料です。
資源分野の収益は資源の価格次第で大きく変動するため、2016年3月期に赤字に陥った時のように、収益をコントロールできないという不安定な側面があります。

結局三菱商事は就職・転職先として選んでもいいのか

三菱商事は現在、前述のコンビニを子会社化するなど「非資源系」へ力を入れており、バランスのよい稼ぎ方を構築している最中です。

2018年3月期の連結決算の最終利益は業界首位となり、前年同期比27.2%増の5601億円で、10年ぶりに最高益を更新しました。商社で初めて5000億円の大台に乗せ、業績はいまだに右肩上がりの成長を続けています。

大規模な資源開発から、人々の生活に密着したインフラビジネスまで、さまざまな分野の事業へ挑戦し、刺激的な環境の中で自分を高めていけることが何よりものやりがいと言えます。

三菱商事の関連会社一覧

三菱商事の主な関連会社の一覧をまとめました。リンク先には三菱商事の関連会社の年収、給料情報及び売上高など業績情報も掲載されています。参考までにご覧下さい。

三菱商事関連企業年収リンク

日本ケアサプライの年収

日本ケンタッキー・フライド・チキンの年収

日本食品化工の年収

日東富士製粉の年収

三菱食品の年収

六甲バターの年収

クリエイト・レストランツ・ホールディングスの年収

ティーガイアの年収

三菱UFJリースの年収

エムオーテックの年収

千代田化工建設の年収

明和産業の年収

日本レヂボンの年収

コカ・コーラセントラルジャパンの年収

塩水港精糖の年収

北越紀州製紙の年収

伊藤ハムの年収

かどや製油の年収

ローソンの年収

ライフコーポレーションの年収

マルイチ産商の年収

日清オイリオグループの年収

米久の年収

エージーピーの年収

カノークスの年収

カンロの年収

増田製粉所の年収

クオールの年収

※上記関連会社に掲載されている企業は三菱商事の親会社、子会社、持分法適用会社のうち有価証券報告書提出企業に限ります。リンク先には関連会社の平均年収、売上高推移などを見ることができます。


今回の記事は、ほぼ引用に頼りました。
正確さを優先したため、それをご容赦下さい。

総合商社については、また、別の機会に特集を組みたいと思っています。


最後までお読み頂きありがとうございました😊これからも頑張りますので、良かったらスキやフォローをお願いします💖



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