お金が無くなる根本的な不安は、○○にあり！

普段、私たちはお金を使って、『物を買う』『販売する』ように、『価値の交換』をしています。

この時、
「お金が全部なくなったらどうしよう」
と、生活や人生に『何とない不安』を感じたり、お金を支払う時に
「また減っちゃった…」
「もっと安くならないかな？」
と、奪われたような感覚になる経験はおありでしょうか。

この反応は、私たちの無意識で作用している、お金に対する感情やブロックが影響しています。

今度は、『お金を受け取る場面』を想像してみましょう。
自分で作ったアクセサリーや、自分が描いたイラストなどを喜んでくださった相手に

・「お金払うよ」と言われても、なかなか受け取れない。
・受け取ることに抵抗感や罪悪感がある。

このようなケースも、少なくありません。

これらは、お金を受け取る・使うことで『出入りするお金』に対して、自分の中で阻害要因が働いて、無意識にお金の循環の邪魔をしています。

もし、本当に、
「お金に対するモヤモヤや心配を手放したい！」
「自分の幸せのために、『十分なお金を好きな時に、使える自由』を感じたい！」
「自分だけでなく、自分の大切な人達にも豊かさを分かち合いたい！」
と思うのであれば、あなたにお勧めの方法をこの記事でご紹介いたします。

そもそも、収支バランスや残金を気にして、節約しようと考える経験は誰しもあることかもしれません。ただ、そのようなお金の不安や心配を感じることなく、自分自身を喜ばせる方法があります。

それでは、なぜ、その流れができないのでしょうか。
まずは、『お金と自分との関係』を見直すことが大切です。

毎月、毎年、どれくらいの収支があるのか。
そして、いつも手元にはどれくらい残るのか。

これは、私たちが『頭で意識して考えている』というより、自分の気づかないうちに『潜在意識』がお金に関する価値観を決めています。

「自分はいくら稼げば相応しい？」
「どれくらい貯金していることが相応しい？」
「いくらぐらいのものを購入することが自分に似合ってる？」

これは、例えば、洋服だけでなく、自己投資でも同じことが言えます。

「あの車に乗りたい！」
「あの家に住めたら…」

このように、自分に「ちょうどいい」「当たり前」という感覚は、自分の『潜在意識のシナリオ』なのです。

この部分が、ほとんどの価値観を決めています。

・自分のお金の使い方
・受け取れる量
・お金が貯まる量

では、どうやって、『お金との付き合い方』というシナリオが、自分の中にプログラムされたのでしょうか。
それは、『自分の子供の頃のお金に対する経験』が鍵となります。

○○を思い出すと、お金の価値観が見えてくる！

特にお父さんとお母さんとの関係の中で、『お金にまつわる価値観』をどのように受け取ったのかを思い出してみましょう。

例えば…
「お金を稼ぐことは、よくないことだよ」
「お金は危険なものだから、ガツガツ稼ぐことは良くないことだよ」

このような教育を、もし、子供の頃に受けていたら、無意識に、『お金を持つことを避けてしまうプログラム』が潜在的に備わってしまいます。

その一方で、自営業のお父さんとお母さんが、自分たちの努力やアイデアと行動力で、どんどん人を喜ばせてお金を稼いでいたら…『お金を稼ぐことに抵抗を感じないプログラム』が備わっているかもしれません。

他にも、小さい頃に
「お金は稼げるけど、心が満たされない。この不足感を解消するためにお金を使おう」
と考えるご両親の後ろ姿を見て、その影響を受けていたら…

このプログラムが無意識に備わっているために、ストレスを感じる度に感情的になり、
・お金で埋め合わせる
・浪費グセになる
というパターンもあるかもしれません。

このように、お金との付き合い方のシナリオは、自分が気づかないうちに
自分の幼少期の父母、さらには祖父母から流れ込んでいる『お金の付き合い方のシナリオ』が影響を与えている場合が多いです。

では、この『お金との付き合い方』のシナリオをどのように自覚したり、整理をするのかご説明します。

★お金の不安や心配から自由になる
★本当に自分が望む豊かさを十分に受け取れる

この記事を読みながら、★印のシナリオに書き換えていきましょう！

そもそも、私自身も、かつては、『お金を受け取る人たち』のことを「自分だけ儲かればいい」と考える『ずるい人たち』という価値観を持っていた時期が長くありました。

日本には、『清貧』という、
『お金を持たないことが人としての清いあり方』
という言葉があります。

そもそも私が禅の道場で修行していた時期は、ほとんど経済活動とは無縁の生活をしていたので、『人に奉仕をして、お金をもらう』という発想自体がありませんでした。

しかし、実際の世の中の価値や『感謝の循環』は、お金を介してなされています。

もちろん、『ずるいお金の稼ぎ方』や『望ましくないお金の稼ぎ方』もある中で、『美しいお金の稼ぎ方』や『人を幸せにするお金の循環』ももちろんあります。
私は後者をを取り入れようと思い、学びました。
このように、今はしっかりお金を豊かに受け取って、使えるようになっていることから、この記事でも『非常に役に立つ方法』としてご紹介いたします。

まずは、自分のお金に対する価値観や考え方を一度書き出して整理しましょう。
今の価値観が「どのように身についたのか」を見直します。

私は、メンターである本田健さんから、すごく影響を受けました。
何冊も本を出版されていて、特に『Happy Money』という本を参考にしました。その結果、豊かなお金の循環を作れました。興味のある方は、是非、手に取ってみることをお勧めします。

さて、『お金の価値観』の在りかですが、『顕在意識』よりも、むしろ『潜在意識』にあります。普段は気づかなくても、とっさの時に、判断基準として出てくるパターンです。このパターンを、過去の経験に基づいて、どのように出来上がったものか、読み解いていきましょう。

読み解くにつれて、傷ついた経験や本来の願いが見つかるかもしれません。
「本当はこうしたかった」という気持ちなどをしっかり認め、受け容れ、解放することが大切です。

そして、豊かなお金の流れを作り、循環させるために大事なポイントが2つあります。
これは、『お金の知性（IQ）』と『お金の感性（EQ）』です。

『お金の知性（IQ）』
『IQ』の『I』は、『Intelligence』＝『知性』です。
どうしたら、お金を稼げるか。上手に使えるか。という、テクニックやノウハウの部分です。

『お金の感性（EQ）』
感情的な側面です。
豊かさを感じたり、「対価を受け取る自分にOKを出す」部分です。

お金の『IQ』と『EQ』には、それぞれ4つずつポイントがあるので、今回はその基本的な部分をご紹介いたします。

「お金の知性」を高めると、お金の○○が増えてくる！

お金を十分に受け取れるようになるためには、お金の『IQ』といわれる
①稼ぐ
②使う
③守る
④増やす
この4つをそれぞれ、しっかり高めていきましょう。

①稼ぐ
まずは、『お金を稼ぐ力』をさらに高めていきましょう。
お金を稼ぐとは、「自分自身のできること（知識・才能・スキル・情熱・経験）」を『自分自身が提供できる価値』や『人に喜ばれる価値』として高めて、ニーズを感じる人に上手に届けていきます。
「仕事で成果を出し、喜ばれて、報酬を増やしていく」
この部分を高めていくことが基本的なビジネスの考え方であり、『稼ぐ力』がつきます。
他にも、『人脈』や『チーム』など、どのような人と繋がっているかも価値に変えましょう。

②使う
入ってきたお金を『上手に使う』ことも大事です。
単に浪費するのではなく、『生き金を使う』のです。次の豊かさを生むことにつながるような、お金の使い方をしましょう。
わかりやすく言うと『自己投資』です。自分自身を高めたり、人間関係をより豊かなものや可能性を広げてくれることにお金を使う。すると、そのお金が喜んで、次の素晴らしい出会いやチャンスを運んでくれます。

③守る
お金が増えてくると、色々な意味で声がかかります。例えば、誘惑的なことや投資の話が来ます。もしかしたら、身内から「お金ちょっと貸して」という話が来るかもしれません。
この時、しっかり、自分自身の豊かさをスマートに守る知性が重要となります。

④増やす
お金がお金を生む仕組みを理解し、学んで身につけましょう。
ビジネスのオーナーになったり、不動産や株に投資するなど、投資のステージです。このように、資産を増やしていきましょう。

今回ご紹介した4つをそれぞれ高めながら、貯まったお金を上手に管理すると、入ってくるお金の循環を増やせます。
これが『お金のIQ』の本質の部分です。

「お金の感性」を育てると、さらなる○○がやってくる！

今度は、『お金のEQ』です。
感情的な側面の磨き方について、4つご紹介します。

①受け取る
②感謝して味わう
③信頼する
④分かち合う

①受け取る
まずは、この力を自分の中で高めて、引き出していきましょう。
「自分は『お金を受け取るに値する』」と、自己価値を認めることが大切です。
たとえば、
「いやいやそんな申し訳ないです」
「自分にはそんな価値ないです」
と、受け取らない選択をしたとしたら…あなたに対して、相手がせっかく伝えてくれた
「感謝の気持ちとして支払いたい！」
「受け取ってほしい」
という気持ちをブロックしているので、お互いの豊かさが止まってしまいます。

つまり、相手の気持ちをしっかり受け取り、自分を満たすと、自他ともに『豊かな循環の輪』でつながれます。

これが、①の大事なポイントです。
心から受け取るためには、自分の内側にある『お金のドラマ』で傷ついた気持ちや少し捻れてしまった考え方を一度しっかりほぐしましょう。癒し、手放すことが大事です。
先ほどご紹介した『お金にまつわる人生の物語』を見直しましょう。
もちろん、『いい影響』を受けている部分もあれば、中には『否定的な影響』を受けている部分も両方あるので、どちらもしっかり受け容れましょう。最後に感謝できると、自分自身のお金に対するエネルギーの循環が非常に素晴らしく、スムーズに流れます。

②感謝して味わう
受け取ったお金や豊かさを、ひとつひとつ丁寧に味わいましょう。
お金も『ひとつのエネルギー』だとしたら、その豊かさのエネルギーが感謝の力によってより増幅されて、さらに大きな豊かさの循環へと繋がっていきます。

単に、次から次へ、味わいもせず、消費しているだけだと、もったいないですし、それこそ「命を生かす」ところへつながりません。
しっかり、豊かさを味わうことで、次の生命エネルギーの循環に繋がっていきます。

③信頼する
「例え手元のお金を相手のために使ったとしても、次にまた自分のところに「誰か」から豊かなお金の流れが戻ってくる」
という風に、自分自身も『豊かさの流れのひとつの循環』であり『サイクルの一部』として繋がりを感じている感覚を持ちましょう。

持っている物を安心して与える。
与えることによって受け取る。

この循環が、自分を通して機能している。
つまり、宇宙の営みのひとつとして『与える』と『受け取る』が一体となった瞬間の中に、「自分もいる」と、信頼できるかどうか。

これが、非常に大事な豊かさであり、お金を受け取るために大事な意識です。

④分かち合う
これは、③ができて初めて出来ることです。
お金も豊かさのひとつの側面なので人と分かち合うことで、宇宙の豊かさとなり、喜びとともに、次の豊かさを運んで来てくれます。

これが『お金のEQ』であり、感情的な側面の『4つのポイント』です。

『IQ』と『EQ』それぞれを、この手順に沿って一歩ずつ進めましょう。すると、私たちが持っている「お金と豊かさを受け取れない」ブロックが次第に外れていきます。

まとめ

私たちが、お金を使ったり、受け取ったりする時に感じるモヤモヤ。
実はこれは、自分自身のお金に対して無意識に持っている『お金との付き合い方』のシナリオから影響を受けています。
この、潜在意識にあるシナリオと向き合って、『豊かさを受け取れるプログラム』へ自分自身で書き換えていくことが大事です。

そのためには『お金のIQ』と『お金のEQ』この2つがポイントです。

『お金のIQ』
①稼ぐ　②上手に使う　③お金を守る　④増やす

『お金のEQ』
①受け取る　②感謝して味わう　③信頼する　④分かち合う

これをひとつずつ丁寧に、自分自身に身につけていきましょう。
たとえ、最初はなかなかお金が入らなかったり、自由にならなかったり
受け取るブロックがあった場合でも、ひとつずつやることが大切です。

かつての私自身もこのような状態でしたが、そこから豊かさの循環を作れるようになりました。

これを読んでいるあなた様も、この『お金にまつわる知恵』をご活用いただき、周りの方達と素晴らしい瞬間を作っていきましょう！

今回は『お金と豊かさを受け取れない！？無意識のブロックを外す「5つのポイント」』についてお伝えしました。

この記事でご紹介した、『お金と付き合うシナリオ』を見直す時間を、少し作ってみてもいいかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▼🎦イラスト動画での視聴はこちら！

今回の『お金と豊かさを受け取れない！？無意識のブロックを外す「5つのポイント」』は、こちらのイラスト動画でも視聴いただけます。

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