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【NHKの真っ赤な嘘】2018年6月18日大阪北部地震当日の国会強行実施

2018年6月18日午前7時58分ごろ、大阪北部を震度6弱の地震が襲った。
震災対応を優先するのであれば、当日に予定されていた参議院 予算委員会などは延期すべきだ。しかし、実際は予定通りに各委員会が行われ、インフラを管轄する石井国交大臣や安倍総理を始めとする閣僚たちが出席した。

この件について「野党は震災対応をないがしろにしてモリカケ問題の追求をしている」と与党議員から批判の声が挙がり、それに同調する内容の報道をするメディアも見受けられた。果たして、この批判は正しいのだろうか?
本記事では、地震から2日後の6月20日に配信されたNHK政治マガジンを通して真偽を検証していく。

報道内容

今回取り上げるNHK政治マガジンの内容は以下である。

地震当日にも関わらず、閣僚を出席させて国会が開会されたことに疑問を呈する自民党・小泉進次郎氏の言葉をそのまま掲載している。
しかし、この報道内容には誤解を招く不適切な表現が多く含まれている

NHKの真っ赤な嘘

このNHKの嘘を視覚化した結果が、上の内容である。
誤解を招く表現を赤字にし、これらが嘘であると判断した根拠を右側に示している。

まず、最も重要な点として、地震当日にも関わらず予定通りに開会したのは自民党である。
NHKの報道内容は、まるで野党が閣僚の出席を要望したかのような誤解を与える内容になっているが、実際には野党は震災復旧への影響を懸念し、「決算委員会の延期」を自民党に提案した。しかし、自民党がこの提案を却下して国会を開いている。

✳︎詳細はハーバー・ビジネス・オンライン記事「『野党は災害よりもモリカケか』批判の大いなる欺瞞」を参照
https://hbol.jp/168636

これらの事実を踏まえて言えることは、NHKは小泉進次郎氏のデタラメな発言をそのまま垂れ流している。NHKは「公共放送とは営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送」であると自ら述べながら、もはや公共放送を名乗ること自体が嘘と言って差し支えない状況に陥っている。

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更新履歴

2018/10/31 0:07 公開

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