【NHKの真っ赤な嘘】2019年3月1日小川淳也議員による根本厚労相不信任決議案趣旨弁明を伝えるニュースウォッチ9

2019年3月1日衆議院本会議にて根本厚生労働大臣の不信任決議案が提出され、立憲民主党・小川淳也議員が約1時間49分に及ぶ趣旨弁明を行った。
本記事では、当日夜のNHKニュースウォッチ9によるこの趣旨弁明の放送内容がいかに事実と乖離していたかを視覚化する。

趣旨弁明の内容

小川議員の1時間49分(全18482字)にのぼる趣旨弁明の全体像は上表の通り。
✳︎概要の名称や10項目の区切り方は筆者の判断
✳︎文字数は上西氏の文字起こしを活用して算出

趣旨弁明の詳細は上西充子氏のnoteで掲載中の文字起こしを参照いただきたい。

また、NHKの当日の放送内容は以下サイトで確認できる。
(最終アクセス日時:2019/3/4 22:58)
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/139.html

NHKの真っ赤な嘘 「小川議員の弁明内容の構成」

NHKニュースウォッチ9が放映した小川議員の弁明内容は、「統計の日」標語公募で大喜利状態になったインターネット書き込みの内容を紹介している箇所のみ。

「野党側が追及に用いたのは、ネット上に投稿された統計不正を皮肉った書き込みでした」という男性アナウンサーのナレーションの後、以下の標語を読み上げる小川議員の映像を流している。

「おかしいな それでもいいや ほっとうけい(統計)」
「お上から 鶴の一声 好景気」
「官邸の 意のままになす 数の技」

視聴者はあたかもネットの書き込みだけで小川議員が追及したような印象を受けるが、これは事実と大きく異なる。

上記の円グラフで示した通り、「統計の日」標語の書き込み内容は、不信任理由の具体的説明に入る前、全体のわずか2%(文字数換算)の割合で述べられた「前置き」に過ぎない。この前置きの後、具体的な不信任理由、統計不正への官邸への介入、アベノミクス偽装などが続くのだが、これらは一切放映されていない。

全体のわずか2%に過ぎない標語だけを追及に用いた内容として紹介するのは真っ赤な嘘と言って差し支えない。

と筆者は判断した。

NHKの真っ赤な嘘「小川議員が水を飲んだ頻度」

統計標語の映像を流した後、男性アナウンサー ナレーションはこのように続く。
「途中、何度も水を飲む姿に議長は・・」
そして、小川議員が水を飲む映像を3回流した後、委員長の「小川君に申し上げます。少し早めて結論に導いてください」という発言を流し、与党席を中心に委員長の注意に拍手が巻き起こる議場の様子を映し出している。

視聴者はあたかも小川議員が時間稼ぎのために何度も水を飲んだという印象を受けるだろう。

これも、事実とは大きな隔たりがある。

小川議員が水を飲んだことが確認できたのは計5回。
(開始から51分、56分、77分、82分、101分)

1時間49分の間に水を5回飲むことはごく自然。水を飲んでばかりいた印象を与える映像は真っ赤な嘘と言って差し支えない。

と筆者は判断した。

この問題について、さらに多角的な分析は上西充子氏の記事「小川淳也議員による根本大臣不信任決議案趣旨弁明を悪意ある切り取り編集で貶めたNHK」をご覧頂きたい。

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更新履歴

2019/3/5 0:16 公開

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