4月24日新橋SL広場_人数試算_第1版_

【人数試算】2018年4月24日立憲大作戦 新橋SL広場

デモや街宣の参加人数を正確に数えることは非常に困難であり、主催者発表の数字、警察発表の数字、メディア発表の数字に大きな隔たりがある場合もあります。
そこで、Jacob's Method(1960年代にカリフォルニア大学Herbert Jacobs教授が考案した群集の人数を数える手法。詳細はリンク先参照)を参考にし、「参加者がいる面積」×「混雑度に応じた単位面積当たり人数」で4月24日 新橋SL広場街宣の参加人数を試算しました。
結果、「1290人以上」という結論に達しました。

聴衆がいたエリアの計算過程

筆者や参加者が撮影した当日の画像を元に、SL広場の20m×20mのエリアに通り抜けが困難なほど混雑した状態で聴衆がいたと判断。
そこから演説エリアの3m×3mを差し引き、391㎡(=400㎡ - 9㎡)と算出

1㎡当たり人数の理論値

株式会社ベクトル総研が定義する群集密度ごとの値を採用。通り抜けが困難なほど混雑した場合の理論値は3.3 人/㎡
Jacob's Methodが定義する群集密度ごとの値は大柄なアメリカ人を基準としており、小柄な日本人の人数試算に用いると試算人数が少なくなる可能性が強いため、不採用とした。

留意点

・計算結果はピーク時の人数。つまり、早めに帰った人、遅くに来た人の入れ替わりは考慮されていないため、実際はさらに大勢が参加していた
・長方形のエリアから離れていた聴衆は算出の対象外(Jacob's Methodの性質上、面積を計算できないエリアにいた人数は反映できないため)

参考写真

以下1枚は、当日18:45頃にJRホームより撮影。中央で枝野氏が演説中。人がいた面積は、主にこの写真をもとに算出しています。

以下1枚は、前日18:30頃にJRホームより撮影。SL広場は待ち合わせスポットのため人がたまっていますが、当日との混雑の違いは一目瞭然。

以下1枚は、当日18:35頃に撮影。ホームからSL広場を見下ろした写真では死角となっていた線路近くの壁際にも聴衆がいます。ただし、この壁際の聴衆は人数計算の対象外。

以下2枚は、当日18:30頃に撮影。


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