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六月の海


2年ぶりに砂浴に次男とふたりでいつもの海に向かった。
私は昨年から眩暈や皮膚の痒みなど体調不良が続き、次男もまた心身の調子が不安定であったので、梅雨開けになった日に、急に思いついた。

この砂浴の海岸は、過去に3,4回訪れていた場所であり、駐車場やトイレ、砂浴後の温泉が隣接しておりとても便利なスポットである。

準備したものはタープ、パラソル、スコップ、帽子、サングラス、新聞紙(腕の日焼け防止)、ポリ袋(パラソルの固定)、水着、ビニルシート、水、お弁当等。

六月の砂浜にはほとんど人影はなく、砂浜の波打ち際から少し離れた場所にタープを立て、荷物を置いてから身体を埋める穴を掘り始めた。
身体がすっぽり入るほどの深さまで掘るのでそれなりの大きさの砂の山ができる。身体を沈めてから砂をかけていくことを考慮して砂の山を穴のまわりに築いていく。

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先ずは次男が入る穴ができたので、私が砂を次男の頭を除いた全体に砂をかけていく。2時間程度、入るので特に頭の位置が楽になるように注意する。

特に一人で自分の身体に砂をかけていく場合、特に上半身はかけにくいので
左右の手が届く範囲からかき集められるような砂の山を作っておくのがポイント。

また、穴に入った時点から太陽が移動していくので、その向きを考慮した位置に穴を掘り、特に顔に日光が当たらないようにする。また、脱水症状にならないよう水分補給が必要であり、手が届く範囲に水筒を置く。

パラソルを使う場合は、風で飛ばされないようビニール袋に砂を入れて、固定する。幸い、今回はほとんど風がなかったが、風が強い場合は、傘などは吹き飛ばされたことがあったので、要注意。


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砂浴は東条百合子先生の自然療法の本にも説明があり、Webで検索すると砂浴の合宿もあちこちであるようだ。イラスト入りで注意点も記載されている以下のサイトがとてもわかりやすい。

20代に玄米食と出合った頃は断食、半断食の合宿等に参加して、排毒に関心をもっていた時期があった。
現在は、体調が崩れた場合に梅醤番茶を飲んだり、半断食をしたりして回復するのを待つという感じ。

私は太陽牡牛座で皮膚が弱く、何かあると皮膚がかぶれたり痒みが生じやすい。
太陽牡牛座はホロスコープ的なエレメントは地であり、牡牛座と180度向き合う蠍座は水である。
蠍座は水の少ない砂漠に存在している。牡牛座の私の肉体を砂の中に入れて皮膚を通してエネルギーのやりとりが発生するということはとても象徴的だと思った。


子育ての時代に、特に男の子ふたりはアトピーがひどく、東条百合子先生の枇杷の葉温灸などもよくした記憶がある。
最近、次男の調子がおかしかったので久しぶりに家内が枇杷の葉温灸を当てることで正気に戻った感じがあった。

https://www.shizenkan.net/ic/healtygoods01


砂浴にはそんなに頻繁には行けないので、我家では以前にもnoteで紹介したエプソムソルトを浴槽に入れている。特に今年になり電車に乗った日の疲れ方がひどくなってきたのでこのエプソムソルトは重宝している。


昨年の皮膚の湿疹と痒みといい、電車に乗った日の倦怠感は、いわゆる、
シェディングの可能性もあるのかもしれない。
シェディングに対してもエプソムソルトは有用であると言われており、noteでも私と同じ商品を使用されていたので紹介したい。

https://note.com/motoconow/n/n64dea72a148e


砂浴の後、温泉にゆっくり入った後にリニューアルされたテラスで次男と二人で海を見ながら、ぽつりぽつりと語り合った。
私も20代の頃は八方塞がりで精神世界に魅かれたが、学校、会社という所属するものがあった。(ある意味ではレールにかろうじて乗っていた)
次男は、高校を中退してから所属するところがなく、それにより安定した日常のリズムがつかみにくいということもある。
次男は太陽魚座である。私の月乙女座の月星座の働きとうまく折り合いをつけるには反転する魚座の要素を意識するとよいというのがマドモアゼル愛先生の月反転法である。
この2年間の次男の浮き沈みの激しい暮らしと彼とのやりとりを通して私自身も自分の問題として大きな気づきがあった。
反面、太陽魚座ステリウムの次男は、現実的な地の要素が少ないので太陽牡牛座、月乙女、山羊座土星と地のエレメントの強い私の背中を通して、地の要素を感じているのではと思う。

次男の太陽をはじめとする魚座ステリウムの惑星が輝いていくことを願いつつ私自身の太陽牡牛座も輝かせていければと思う。


島唄のこぶしききたるシャワーの子


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