宇宙のゴミ問題を3Dプリンターで解決しよう【妄想力のススメ】
私は妄想が好きだ。日々いろんな妄想をする。
先日、証券会社の営業マンから宇宙産業ファンドに投資しないかと話がきたので、話だけ聞いてみた。専門家ではないが宇宙関連は勉強しているので、残念ながら彼の言ってることは薄っぺらく心には響かなかったが、妄想のネタはもらえた。
で、ちょっと宇宙ビジネスを妄想してみた。
【SF妄想】
〜宇宙のゴミ問題を3Dプリンターで解決しよう〜
宇宙にはスペースデブリという人工衛星、ロケットなどの残骸ゴミがとんでもない数漂っている。
ただ漂っているだけでも問題なのに、スペースデブリは鉄砲の弾以上のスピードで宇宙を飛び回っていて、数ミリ程度のものでも人工衛星やシャトルを破壊するくらいのエネルギーを持っている。要は宇宙空間で何かをする時に非常に危険な宇宙ゴミだということ。
さらに、この宇宙ゴミは人が宇宙を気軽に目指せる時代になった現代、さらに増えていき多くの問題を引き起こすと言われている。ケスラーシンドロームはシュミレーションだが、実際に起こると思うとゾッとする。
スペースデブリを減らすにはどうすればいいか?世界中のスタートアップや研究者がこれを追っかけている。
で、ここからが私の妄想。
「もしスペースデブリを何らかの方法で捕まえて、それを溶かすか圧縮して再資源化できたらどうだろう?その再資源化したマテリアルを3Dプリンターを使って部品にしてみてはどうだろうか?」
スペースデブリは大気圏に落として溶かすか、レーザーで溶かすかなど「無くす」方向で考えられている。もし「再利用」できたら宇宙ゴミが資源に変わるのではないか。
その資源を宇宙ステーションにある3Dプリンターを使って、ステーションの修理部品や拡張部品として出力して自給自足できないだろうか。
3Dプリンターはマテリアルさえあればその場で部品を作れるし、部品設計は宇宙でも可能だ。実際にNASAが宇宙で3Dプリンターを使う実証実験も行なっている。現在は地球からのマテリアルの提供がないと出力できないが、宇宙空間でこれができれば大きな進化に繋がると思う。
ゴミも減るし、もしゴミが出ても再利用できる。もしかしたら再資源化の過程で「新たな物質」ができてダイヤモンドや金以上の価値がつくものが生まれるかもしれない。
できないことが、できるようになる時代に生きている私たちは「妄想力」を鍛えることで、新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれないです。妄想とビジネスチャンスは紙一重ですね。
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