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自分を信じ、役割を見つけ、それを徹底する

明石ガクトさんが率いる「ONE MEDIA」の動画を最近よく見ている。その中で「two-Face」というシリーズがあってこれが面白い。有名人や著名人の光と影が2〜3分の短い時間でまとめられていて見やすく心に響く。

スティーブ・ジョブス、ヒース・レジャー、マリリン・マンソンなど多くの人たちのものがあり、その中で印象的だったのが「デニス・ロッドマン」だった。

デニス・ロッドマンはNBAの選手で、マイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペンと共にシカゴ・ブルズの黄金期を築きあげた人物。私も子供の頃バスケをしていて、その黄金期を見ていた。AirJordan7も履いていた。ジョーダンはスーパースター、ピッペンはリーダー、ロッドマンは「不良」のイメージだった。

ロッドマンは異端児だ。NBAという世界的なプロの世界で、赤や緑の髪色でピアスやタトゥーが所狭しとある。思春期の私たちにはとても衝撃的だった。

その彼は7年連続リバウンド王に輝いている。リバウンド王と言われてもピンと来ない方もいるかもしれないので説明すると「シュートでゴールに入らず落ちてきたボールを取ること」だ。これだけ聞くととても地味。でも、リバウンドを取ることで、もう一度得点するチャンスができる大切な役回りだ。野球で言う盗塁やサッカーで言うアシストみたいなもの。

7年連続というのはすごいが、なぜこの目立ちたがり屋な異端児がこんな地味な役回りをしていたのかということを動画を見て初めて知った。そして彼が7年連続リバウンド王という偉業を成し遂げた裏側にあったものも知った。

彼はこう言っている「僕はスター選手じゃない。ただ自分を信じ、役割を見つけ、それを徹底しただけなんだ」

この言葉が今の私にはとても響いた。自分を信じ、役割を見つけ、それを徹底する。「自分を信じ」「それを徹底する」は私の信条なのでいいが「役割を見つけ」がとても心に残った。役割を見つけるのって意外と難しく、役割を分かっているつもりでもそれが揺らぐこともある。

多くの人はスターやリーダーに憧れ、それを目指すようになる。スターやリーダーは誰でもなれるものでは無い。積み上げた努力の結晶とセンスだ。そしてチームや組織にはスターやリーダーがいる。でも、彼らだけではチームや組織は回らない。個々に役割があり、その歯車が上手く噛み合った時に飛躍していく。

これは自戒の念もあるが、みんなにも考えてもらいたい。

スターやリーダーになれなくてもいいじゃないか。そこで腐らず「自分の役割」を見つけ、それを徹底する。そうすればスターやリーダーでは無いけど、チームや組織で必要不可欠な人になれる。それが極まっていけば、いつかスターやリーダーになれる。

「役割を徹底する」ことの大切さを改めて認識できた動画だった。

動画はこちら↓
【NBA殿堂入りのデニス・ロッドマン「僕はスター選手じゃない。ただ自分を信じ、役割を見つけ、それを徹底しただけなんだ」】https://twitter.com/onemediajp/status/961533412728188933

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