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英検1級合格20回、TOEIC990点満点29回の英語学習法

現在の勉強内容を書いても参考程度にしかならないと思うので、社会人となって本気で英語の勉強をし始めた初期の頃からの勉強メニューをまとめておきたいと思います。

当時はあまり何も考えずに色々やっていましたが、思い返せば、あれが役に立ったなということもあります。


🍒 英検1級合格前&TOEIC885点→970(3ヶ月で85点UP)


TOEICの模試は公式1冊ともう1冊しか持ってなく、模試の2時間を集中して解く気力もなかったので、模試はほとんどやったことなかったです。

ただ、このへんはスコアアップ特急にも詳しく書いていますが、イベント的に、1日に5模試を解く機会に恵まれ、AM6時〜23時までTOEIC漬けになった1日がありました。それ以外は、ひたすら900点特急を音読してました。


ここでいう音読とは、たんに文字を目で追って、声に出すだけではなく、語彙や文法、構文も全て把握した上で、シチュエーションを脳内イメージしながら声に出して、発音やイントネーションを気遣って読むことです。声が枯れるまで、時間があればあるだけ音読をします。詰まることなく、スラスラ言えるまで、そのうち暗唱まで自動的に到達するくらいにやります。

そうこうしているうちに3ヶ月後には970点になっていました。

他の勉強はあまりしていません。

これは大学受験の時の知識などのカケラが脳に残っていたのもあるかと思います。なので、もし、単語や文法知識が大きく不足している方には向かない方法だと思います。逆に885点取れるくらいの知識があれば、3ヶ月で85点くらいUPすることは可能である、ということでもあります。

2012年の9月頃だったと思います。

💎この記事を書いているJunのプロフィール💎
英検®︎1級合格20回, TOEIC®︎990点28回取得, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), TOEIC S190/W200, 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, 「英検®︎1級合格マップ」(アルク)著, 「超速スコアアップ特急 Part2&5を狙え」(朝日新聞出版)著, 高校でアルゼンチン1年留学, 英語以外に西・韓・中も勉強中

🍒 英検1級合格&TOEIC990点取得前

そして、2013年夏の英検1級、初めて受験して合格。

TOEICで990点取る前に英検1級に合格しています。
しかも初めて受けて、そのまま合格。

このあたりで勉強していたのは、とにかくTOEICにハマってしまったので、寝ても覚めてもTOEIC。朝4時に起きて会社行く前に勉強して、行き帰りの電車から昼休み、帰宅後就寝前まで、基本的にはTOEICの模試や問題集を解いていました。耳からは常にTOEICのリスニング音源です。

単語帳はやってなかったので、問題を解く中で出てきた単語を覚えていく感じです。

復習は
Part1, 2:ディクテーション
Part3, 4:オーバーラッピング、シャドーイング、音読&暗唱
Part5, 6:音読
Part7:精読
です。

GoogleDocsに間違えた問題、理解に1mmでも不安があるものを復習してまとめていました。TOEICの本番当日はスマホでそのドキュメントをみながらリスニング音源を聴いていました。

そんな感じだったので、特に英検1級の対策はせずに、(というかあまり熱が高まってなかったので、単語帳もやらずに)受けてみました。とりあえず「敵情視察」という感じで合格するはずないと思ってました。

が、なぜか一次試験が受かってしまったので、二次試験は2週間で準備をしてなんとか合格できました。

このTOEIC対策しかほとんどしてなかったのになぜ英検1級の語彙問題や英作文、スピーキング試験である二次試験までも合格できたのか、、、

それは今から振り返って考えてみると、1級合格した2013年夏よりずっと前、2009年からオンライン英会話を続けていて、ハマっていた初期の頃は、1日8レッスンとか受けていました。

さらに、オンラインの英作文添削も英検を受験するずっと前から受けていて、ライティングの練習もなぜかやっていました。

単語については大学受験の知識の残りとTOEICの勉強を通して覚えたものだけだったので、25問中18問程度正解するくらいで一次試験を突破してました。

当時は(お勧めできない考え方ですが)「パス単とか語彙の勉強をせずに受かってやる!」みたいな、変な意地があって、単語の勉強をせずに英検を受けました。


🍒 TOEIC 990点満点初めて取得

2013年12月には初990点です。
(970点から990点は1年以上かかってます
初985点から990点は記憶が正しければ4ヶ月くらいかかりました
990点以外のスコアシートは捨てたので正確にはわかりません)

英検1級初回合格から半年くらいで990点です。
この頃もまだまだ自分の中でTOEICへの情熱は真っ盛りで、寝ても覚めてもTOEIC。模試や問題集で勉強をしていたと思います。

ただ、英検合格というきっかけがあったので、英検の問題集を少しやったりもしていましたし、英会話レッスンやライティングの添削サービスも使っていました。

相変わらず、単語はものすごく苦手で、語彙本には取り組まず、他の部分で点数を稼ごうとしていました💦。

まだまだ語彙力の底力を知らなかった頃のことです。

ただ、TOEIC以外の試験の勉強をやったことで、少し幅広いジャンルのリーディングやリスニングに触れ、しかも、スピーキングやライティングの練習をするときには、使う語彙や表現について意識をすることになったので、リーディング・リスニング時にもそのような意識で「これ、使えるかな」「これ、つかえたらかっこいいな」と思って、TOEICの勉強を進めていたと思います。

TOEICの連続受験もしつつ、英検1級の毎回受験も始まりました。

一度990点を取ると、次からは990点を取れないことが怖くなります。でも慣れてないうちは、まぁ基本的には990点を逃してしまって、いわゆる「985地獄」に陥ります。そんな悔しい思いをしながら毎日の勉強をしていきました。

英検については旺文社のリーディングやリスニングの本を使ったりして、丁寧に精読をしたり、精聴をしたりするようになっていたと思います。


🍒 英検1級合格数回&TOEIC990点数回取得

そして、連続受験をして英検1級では、2回目の受験時だけ一次試験に不合格でしたが、その後は一次も二次も受けたら受かる状態になってきたので、CSEの点数を意識して、できるだけ高い点数を目標にしたこともありました。

TOEICについては何度か990点を取るとさらに楽しくなってきて、ゾーンに入った状態で過ごした感じです。寝ても覚めてもTOEICは変わりませんが、オンライン(Skype)で一緒に模試を解く仲間を集ったり、急にTwitterで「今から池袋でTOEIC遊びしたい人ー」と募集をして、集まった仲間と模試を解いたりしました。長期休暇には、5模試を朝から晩まで解くイベントをやったり、「年越し模試」と称して、大晦日の23時〜元旦AM1時まで模試を解いて明け方までTOEIC談義をしていたり、「徹夜模試」と称して、TOEICイベントの帰りに朝までカラオケボックスで(音を消して)模試を解いたりもしました。一番狂っていた時期です。

でも、この楽しい時期があったから、今の自分があると思っています。今でも年に数回は990点を取れます。今年も1月のTOEICで990点取っています。

その後、TOEFLやTOEIC SWも受験するようになり、TOEFL iBTについては最高点は104で、MyBestSocresは110点まで取れました。

いろいろな試験の勉強以外にはオンライン英会話を続け、海外ドラマも見ていました。英字雑誌を読み始めたのもこの頃です。

英字雑誌は
・Scientific American
・American Scientist
・National Geographic
・Psychology Today
・Discover
・New Scientist
などです。
(最近ではArchaeologyという雑誌も買いました。)

この時期に英検1級の書籍もアルクから出させてもらいました。


🍒 現在の勉強メニュー

その後、少しTOEICへの熱は沈静化し(今でもTOEICの日はワクワクしますし、試験後の充実感・満足感はあります)、2016年頃からはシャドーイングをかなり集中的にやって、発音改善をしました。

海外ドラマでは気になる表現を書き出し、それを暗唱するまで音読する、ということをやっていました。

そして、今は書籍を使った例文暗唱を中心としたメニューと、英字雑誌以外にも、洋書の小説を読めるようになりました。この「読める」というのは、語彙力・文法力もそうだし、「リーディングが嫌い!」という意識がなくなったのが大きいです。TOEIC990点を何回もとった後もリーディングは好きになれず、Part7とか本当に嫌でした笑。今はそれほどでもありませんし、小説でストーリーに没頭すると続きが気になります。あまり日本語の小説を読む時と変わらない心理的負担で読めるようになりました。


🍇 まとめ


こうやって、勉強方法や興味の方向も徐々に変わっていきますし、その過程で「英語力」というものがなんとなく右肩上がりをキープできればいいんじゃないかなと思います。その右肩上がりの傾斜が、急勾配になったり、緩くなったりしつつ、やめなければ必ず到達したいポイントには辿り着けるし、途中で目標が変わってしまってもそれはそれで良いと思います。

今やAIの力でビジネスでのライティングやリーディングは誰でもできるようになり、スピーキングもAIでどうにかやっていける日が来るのも時間の問題でしょう。そうなると、英語は趣味でしかなくなります。映画やドラマを字幕なしで見るとか、小説を楽しむとか、旅先やビジネスでツールに頼らず会話を楽しむとか。

一方で、それでも、英語力というのは今の世の中で評価されるものです。英語ができれば、できないよりは高い評価を得られることもあります。なので、もし、これからも英語力を高めていきたい、何かしら達成したい目標がある、という場合は、「継続」が大事、ってことを心に刻みながら、毎日の努力を惜しみなく続けていきましょう!


以上です!

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