成功の絶対条件は、「良き仲間をつくる」こと
私の人生最大の反省は、「仲間をつくる」ことを軽視してきたこと。
どんなに優秀で才能があったとしても、結局、孤軍奮闘には、限界があります。
共闘してくれる「仲間をつくる」ことこそが努力、才能を上回る成功の絶対条件です。
ストイックに生きてきた毎日
私は、長年毎朝5時に起き、神様に感謝の言葉を述べたあと、感情コントロールを高める為に20、30分ほど瞑想してきました。
瞑想後は、自己規律と体力を高める為、ジムでハードなワークアウトをしてから、会社に行っていました。
職場では、タイムisマネーの信念に基づき、1分1秒を無駄にしないという思いで毎日毎日一生懸命に働いてきました。
通勤の途中では、英語力を高める為、英字新聞をよみ、会社が終わってから、友達とは遊びにいかず、自分の仕事に関する資料や記事、自己啓発本を読んでひたすら自分を高める努力をしてきました。
我ながらも、よくもこんなにストイックに生きてきたものだと思います。
私は、心底仕事で成功し、経済的に豊かになりたかったからこそ、ここまでストイックに生きてきました。
努力する方向性が間違っていた
このように私は、成功を夢見て毎日毎日、自分に厳しく生きてきました。
しかし、残念ながら、自分の願いとは全く逆の現実を引き寄せてきました。
借金が増えていき、一番大切なクライアントを失ったり、金持ちになるどころか、どんどん貧乏になっていきました。
当時、私のことを可愛がって頂いていた大成功しているある会社の先輩社長にこのことを相談しました。
そうしますと、その社長さんから、あっさりと「努力している方向性が間違っている」と指摘されました。
「良き仲間をつくる」努力
自己啓発本を読んだり、筋トレや瞑想等自分を高めることと成功は、無関係です。
専門能力を高めたり、営業やマーケティングのノウハウを得る努力も大事ですが、仕事で成功する上で一番大事なのは、「良き仲間」をつくる努力です。
「仕事仲間から信頼を獲得する為の努力」、「仕事仲間との良好な人間関係を構築する為の努力」、「仕事仲間からの協力を得られるような努力」こそが成功する上で最も大切な努力です。
お釈迦様も、「よき仲間を得ることは、聖なる道の全てである」とおっしゃっています。
「よき仲間をつくる」ことこそが、人生を幸せに豊かに生きる上での絶対条件だと説いています。
人は、どんなに才能があって、優秀でもひとりで生きている間は、ただの「人」です。
人の間に生きてはじめて「人間」になります。
全て自分の力だけでやれる、という考え方は「うぬぼれ、おごり、傲慢、勘違い」に過ぎません。
仕事で成功するには、他人の協力は必要不可欠です。
成功したいのなら、人をあてにするべき、人を頼りにするべきです。困ったとき、自分を支えてくれる人をいかに増やすことが何より大事です。
自分の力だけで成功できると考えるのは、勘違いであり、謙虚さの欠如です。
「自分の力なんてたいしたものじゃない」と知り、もっと謙虚になるべきです。
謙虚の人のもとに人は集まります。
「良き仲間」をつくることができれば、教え合い、学び合いだけで成功できます。
「良き仲間」がいれば、極端な話し、頑張りも努力も必要ありません。
「孤独な努力家」は決して成功することは、できません。
余程な強運に恵まれていれば別ですが、凡人で成功できるのは、「謙虚な社交家」だけです。
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#この経験に学べ
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