ヒットしたものを見たらその理由を考えてみることにした話

以前、川村元気さんが考えるヒットの生まれ方を知って、自分のヒットコンテンツに対する見方が変わったので、紹介してみます。

川村元気氏に聞く“時代の空気”をつかむために必要なこと(上)

世の中では「A」といわれていることが、本当にそうなのかと仮説を立て、これを綿密に調べる。そこで実は「B」でしたと分かれば、それを物語化して提案するのです。それに対して読者が潜在的に抱いていた感情が反応すれば、新しいエンターテインメント、面白い物語が生まれると思っています。
 こうした、人々の集合的無意識に問いを投げかけて、「それは僕も気になっていた」とか「私もずっと引っ掛かっていた」と、読者が次々と言いだすことになれば、それがヒットするということなのかなと思います。

ここでは、人々の潜在的な感情を「集合的無意識」と呼んでいます。このロジックでは「集合的無意識」を狙って突くことができると、ヒットを量産できることになります。

これを知ってからヒットしているものを見ると、どんな「集合的無意識」にアプローチしたのか考えるようになりました。

例えば、欅坂46の「サイレントマジョリティー」とかどうでしょう?なぜヒットしたのか?

欅坂46「サイレントマジョリティー」はなぜアイドルたちを魅了する? 楽曲のパワーとメッセージ

<君は君らしく生きて行く自由があるんだ/大人たちに支配されるな/初めからそうあきらめてしまったら/僕らは何のために生まれたのか?><夢を見ることは時には孤独にもなるよ/誰もいない道を進むんだ/この世界は群れていても始まらない/Yesでいいのか? サイレントマジョリティー>

発売時期がちょうど選挙権年齢を18歳に下げる参議院選挙のタイミングだったのもあるかもしれません。

が、それ以上に「集合的無意識」をしっかりとらえているように感じます。

見て見ぬふりしてきたけど、そう!それ!と思わず言ってしまいそうな。

国民的に愛される稲垣、草なぎ、香取が、「サイレントマジョリティー」を“歌いたい”と選び、歌ったことは、楽曲が多くの人々によって歌い継がれていく可能性を予感させる出来事であった。

72時間ホンネテレビでも3人がこの曲を1つ選びました。ホンネそのものなんですよね、きっと。

これまで抑えてきた個を持ちたいという気持ち、「集合的無意識」を代弁したのかなと思いました。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

お読みいただき、ありがとうございます!
1

Jun

ベトナムからお送りいたしました。

コツコツ書きます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。