せっかく日本にいる人がリアル脱出ゲームに行ったことないとかありえないのでベトナムから常連が語ります。

いきなりですが、リアル脱出ゲームという遊びをご存知でしょうか?

私は日本にいたときにすごく好きで、東京や大阪で講演がある度に飛んで行き、複数講演をはしごしていました。

ところが、ベトナムに来てからリアル脱出ゲーム好きに出会うことがなく(当たり前)、語れる相手がいないので、今回はリアル脱出ゲームがなんで面白いのかについて書いてみます。

まず、リアル脱出ゲームがどんな何か簡単に引用してしまいます。

リアル脱出ゲームとは?

2007年に初開催して以降、2013年までで70万人以上を動員。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を熱狂の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテイメントである。
ある部屋にあなたは突然閉じ込められる。周りには同じ境遇の人たちがたくさんいる。部屋にはさまざまなアイテム、暗号、パズルが隠されているようだ。暗号を解き、鍵を開き、箱を開け、制限時間内に最後の鍵を手に入れることができればあなたは脱出に成功する。

初開催からもう10年以上になるんですね…。

基本的にはチームで暗号やパズルに取り組んで、最後まで解き切るのが目標になります。これがかなり難しく、最後まで解き切れるのはわずかです。なのに、なぜこんなに人気なのか。

1. 物語の当事者になったような感覚

絵本や小説、漫画に没頭すると、その物語に入り込むことができますが、リアル脱出ゲームでは物語の当事者になることができます。

特に、リアル脱出ゲームに単独で参加し、見知らぬ人とチームを組んで脱出を目指すと、物語の当事者性を感じられます。これは初めて会うメンバーとパーティを組むオンラインゲームに似ているでしょうか。

見知らぬ人と組むと、経験者ばかりのチームに比べて勝率は下がります。それでも、私が見知らぬ人と組むのが好きな理由は、与えられたカードでどうやって勝てるのかを考えるのが楽しいからです。

例えば、経験豊富な人がいるのを見つけたら、メンバーに指示を出すのは、その人に任せ、その人が手に負えないところを自分でカバーするのが、勝利への近道です。

一方、メンバーと言葉を交わして、自分がリーダーになった方が良いと思えば、自分から司令塔になって、メンバーに効率よくタスク依頼をかけます。

そんな自分のポジショニングを考えるのも大きな楽しみの1つです。

2. あと少しで解き切れない絶妙な難易度

先ほど、このゲームはほとんどが最後まで解き切ることができないと書きました。脱出成功率はかなり抑えられています。

なかなか脱出できないにも関わらず、リピート率が高い理由は、解いていく謎がロジカルで絶妙に難しいからです。

例えば、最後の謎の答えが、「816」としましょう。これを解くためのヒントがもし全くなく、ただの勘でしか正答にたどり着ける方法がなかったとしたらどうでしょう?…ちょっとやってらんないですよね。

でもこれが、物語中に出てきた時計が示す時間を指しているものであり、実はそれを案に示す文脈があって参加者全員がそれを目にしていたらどうでしょう?…あーあれかーやられたー!ってなりますよね?

実は、ベトナムにも「Escape Game」をやっているところがあって、私もチャレンジしたんですが、リアル脱出ゲームを作っているSCRAPさんほどの絶妙な難易度からは程遠かったです…そりゃぁ客も遠のく。

3. コラボセンスの良さ

最近はドラクエとかFFとかともコラボしてますね。超行きたいんですけど。

こんな感じでいろんなコラボ企画をやっていて、私は進撃の巨人のエレンに会うために横浜スタジアムの初回講演まで行って参りましたよ。

ここで見知らぬメンバーと組み、初めて脱出した感動は忘れません。メンバーのうち、なんと最後の難問を解いたのは中学生の男の子でしたからね(笑)めっちゃ賢いです。

実は宮古島とのコラボにも友達を引っ張って飛行機で行ってきました。レンタカーで島全体を回って謎を解きます。人生で見た海で一番きれいでした。

着いた瞬間にこの号外が配られると、物語の当事者になりきってしまいます。

ちなみに以下の講演は泣きそうになりました。数多くの講演の中でもトップを争う物語でした。

はい、ここまで読んだからには絶対行ってみてくださいね。せっかく日本にいるのに行かないとかありえないですよ!

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お読みいただき、ありがとうございます!
3

Jun

ベトナムからお送りいたしました。

コツコツ書きます。
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