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ピアノが嫌いだった女子高生が弾き語りを始めた理由

はじめに

スギモトカナ(@kana014)と申します。

今日は2回目の投稿です。
前回のnoteはこちら

きっとこのノートを読んでくれている方々は
「弾き語りをしている私を知っている」
という人がほとんどかなと思います。

・どんなきっかけで弾き語りを初めて
・そもそもなんで音楽が好きになったのか
・弾き語り以外にやっていたこと
など、「音楽」をベースに
自己紹介をしようと思います。


幼少〜小学校

とにかく姉の真似をしたがっていた幼少期。
3歳の頃、姉がヤマハに通いだしたのをきっかけに一緒に入会。

最初は楽しかったのですが、
レッスンが進むにつれクラス内のレベル差が顕著になり、
クラス内で一番下手だった私はどんどん練習が嫌になって
ピアノを嫌いになりました。

5年生の頃、他に習っていた
絵画教室とバスケを優先したいと言い訳し、
教室を退会しました。
やっとやめられた、と
正直ホッとしたのを覚えています。

以降、家にあったピアノは
埃をかぶるように…

中学時代

中学では吹奏楽部に入部し、
主にアルトサックスを担当していました。
サックスは、吹奏楽では比較的目立つパートや
ソロを任せてもらうことが多く
2年生になるとメインパートを担当することが増えました。

全体に関わるため、ミスできないプレッシャーが募っていく中
夏のコンクールへ向けて部活に没頭していた7月。
部のエースだった先輩(アルトサックス担当)が
校内で鬼ごっこ中に手を怪我し、
急遽重要なソロパートを担当させられることになったのはいい思い出です…
(本当に周りの視線が痛かった…)

卒業時、高校でも続けるか悩みましたが
中学でたくさん目立つパートをやらせてもらえた達成感から
他のことがやりたいと感じ、中学で吹奏楽は卒業。
高校では軽音楽部に入ろう!と意気込んでいたのですが…


高1の冬、弾き語りに出会う

入学初日。同じクラスの子から衝撃的な情報を耳にします。

「うちの高校、軽音部ないらしいよー」
「1つ上の代が作ろうとしたけど申請通らなかったんだって」

じゃあ無理じゃん…と意気消沈。
(滑り留めの高校だったため、部活など詳しく確認していませんでした)

文科系の部活は、合唱部か吹奏楽部のみ。
どちらもピンとこず、
ひとまず部活には入りませんでした。

この頃、私は中学3年からハマっていたバンドの追っかけに夢中でした。

高校1年の11月、土曜日の授業を抜け出して
とあるライブへ足を運びます。

向かったのは、SHIBUYA-AXというライブハウス。

とあるオーディションライブが行われており、
ゲストバンドとして出演するSPYAIRを見るべく会場へ。

オーディション出場者には興味はなかったのですが、
このライブで出会ったアーティストがきっかけで
弾き語りを始めることになります。

初めて一人で渋谷に行った日

2012年 11月11日。授業を抜け出しライブを見に行ってから1週間。
強い雨が降る夜、私は初めて一人で渋谷へ来ていました。

先週出会った、ピアノ弾き語りのアーティスト
SETAさんのライブを見ようと
宇田川町にある渋谷gee-geというライブハウスへ。

一人で東京へ行くのはほぼ初めてだし、
アコースティックの小さなライブハウスも初めて。

携帯を握りしめながら雨の降る渋谷を歩き回り、
少し迷いつつ、なんとかライブハウスに到着。

なんとか受付を済ませ、壁際の席へ座り
ライブが始まるまでそわそわしていました。

小さいライブハウスではあるあるなのですが
自分の出番以外は他の出演者を見ているアーティストが多いので、普通に近くに出演者の方がいるんです。
目の前でさっきまで歌っていた人が、ステージが終わると客席へきてお客さんと談笑している。
不慣れな景色に非現実感を感じつつ、それが非常に心地よくて、不思議な感覚でした。

3番手、お目当てのSETAさんのステージ。
子供みたいなんだけど綺麗なハイトーンボイスとピアノのメロディ、楽しそうに歌う顔、あっけらかんとしたMC。
先週感じた「あ、好き。」という直感が確信になり、あっという間の30分が終わりました。

終演後、ステージを終えたSETAさんに
「私もやりたいです!」となぜか宣言していました。

もともと音楽が好きだったし、歌うことも好き。
でも具体的にどうなりたい、みたいなイメージは特に持っていませんでした。
ですが、SETAさんを見て「こうなりたい、私もやりたい」と感じ
弾き語りをやろうと決意しました。


ピアノへの抵抗感はあったものの、SETAさんみたいになりたいという気持ちと
家にあった楽器がたまたまピアノだったため
次の日からなんとなーくピアノを触るように。

自分一人で行動するにはまだ力がないな、と感じ
部活に入っていなかったこともあり、
ボイストレーニングに通うことにしました。
ここで歌を習いつつ、先生のご厚意でピアノも教わることに。

今回は弾き語りに出会うまでをお話しました。

・ボイトレを初めてから、どんな活動をしてきたのか
・今後について

次回は後編、高校から現在までのお話しを。

最後までご拝読いただき、ありがとうございました!



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