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MOOC 西オーストラリア大「持続可能な農業2050(略)」で学んだこと

Photo by Holger Detje on Pixabay

MOOCの、Courseraで海外大学の
ちょっとしたコースを受講し、
修了書をもらうことを励みに
いろいろな分野の勉強をしています。

MOOCとは・・・Wikiより「Massive Open Online Course (MOOC、ムーク) またはMassive Open Online Courses (MOOCs、ムークス) は、インターネット上で誰もが無料 で受講できる大規模な開かれた講義のことである。」

そして、今回の記事は
私が前に受講した
西オーストラリア大学の
Discover Best Practice Farming for a Sustainable 2050
というコースで学んだことを、かいつまんで
重要なところをまとめてみたいと思います📝

このnoteを書いている、Jun(e)プロフィール🥗
2020年〜本格的にヴィーガン食生活(98%くらい)
ミニマリストを目指し奮闘中🔥。2019年にはパワーリフティング の大会に出るほど筋トレ含む運動好き💪。語学は英語・スペイン語少々。日本語の本は月に15冊以上読む📚。元SEで今は英語トレーナー🐥。Coursera PlusとedXで海外大学などのコースを受講中📝


🗣Twitter:Jun_suerte
📷Instagram:jun_dulce
🦁🐥勤務先:英語ジム らいおんとひよこ
🎥英語系YouTube : ヴィダロカTV
🎥別チャンネルYouTube: ヴィダヴェルデ
📓英語学習note:jun_celeste


前回までのnoteで
スタンフォード大学の「食と健康入門」について
まとめていたり、
YouTube動画でも話してきましたが、

今回の西オーストラリア大学の
農業のコースはより難しくて、
今から考えてもよくテストで合格点が
取れたなぁと思います。

農業自体に全く疎かったこととか
オーストラリア独特の気候や環境が関連していることもあります。

ただ、ヴィーガンという食生活を始め、
地球環境を考える上で
畜産とか農業という物を
知っておくのは
有益だなぁと思って
検索してヒットしたのが
このコースだったので
受講しました。

各週のテストは80%以上正解しなければいけないのですが、
何度も、追試になりました。

でも、やっぱり一度
YouTubeやnoteで
アウトプットしておくことで
自分の知識の強化にもなるので
ここへまとめておきます🥰

いつも、コースを受講するときは
Google Documentにまとめノートを作っているのですが
今、それを見返してみても
だいぶ難しく、
ちゃんとまとめられるか
怪しいですが、
ちょっとやってみます。


まず、農業を考えるにあたり
世界の人口を考える必要があります。

どれだけの人に、食べ物を
共有するか、という
ところが農業の役割でもあります。

世界の人口は2019年の77億人でした。
ここ数百年までは順調に増加していましたが

突然加速↗️↗️↗️↗️

そして、

今後の予測は2パターンあり

予測1
200億人で落ち着くだろう
予測2
120億人で落ち着くだろう

と、出ています。

どちらにしろ2050には、100億人に達する
次の35年で、35億人増える

ということは、

その分、衣類(着るもの・服)と
食べ物が必要

そして

これを支えるのは agriculture、つまり
農業なんです

でも、その、農業自体に必要な resources (= ecosysytem)に
ダメージを与えているのが現状です

講義の中で先生は

Modern industrialized agriculture has been quite destructive.
近代工業化された農業は、かなり破壊的です。

と言ってました。

人間が考えるべき、チャレンジリストとしては

1. human population growth (人口増加)

2. increasing urbanization (増える都市化)
 ほとんどの大都市は、ベストな農業の土地で始まったから

3. Climate change(気候変動)
 どんなに排出量を減らしても、2050までには何かしら気候変動が起こる

4. an increasing demand for animal protein (動物性タンパク質需要の増加)

 途上国の人が豊かになっているから

5. strange phenomenon of biofuel production(バイオ燃料製造の変な現象)
 多くの国で、人間の食物を燃料の生産に利用(バイオ燃料)

6. landscape degradation, soil erosion(景観悪化、土壌侵食)

そこで、理想的な農業を行うため
そして、
2045年に慌てないために

西オーストラリア州では
UWA Future Farm 2050.プロジェクトを始めたということでした。

これは、農業だけではなく、
生態系や人間についても含むプロジェクトです。

UWA Future Farm 2050プロジェクトには4つあります。

1 エコロジカルクロッピング=基本的に穀物、キャノーラ、豆類の生産
2 CGE 家畜=羊による肉や羊毛の生産
3 生態系や生物多様性の維持・回復が目的
4 人のこと=>農業が成功するためには、活気のあるコミュニティに住む、満足度の高い農家が必要

この中で、

CGE家畜生産というのは、

clean, green ethical

です。

Clean = less reliance on drugs and hormones
Green = ecosystem care
Ethical = animal welfare


「家畜は地球を破壊することなく
世界の食糧供給に貢献できるのか?」
というテーマで、

多様な社会経済環境や地理的環境の中で、2050年に向けた食料安全保障の課題に対応していく必要があると考え、このプロジェクトが始まったようです。

まず、問題としては

1. the nutrition health and welfare of the animals.
✔︎動物は、ちゃんと食事を与えられ、
健康で、ストレスがなければ、一番効率的である


2. the choice of genotypes 遺伝子型
✔︎環境に適したgenotypeを導入する必要がある

3. human nutrition
✔︎世界の人のほとんどが栄養価の高い食事を得られておらず、
残りの人たちは食べ過ぎている
✔︎全員にバランスの良い食事を提供しないといけない

4. the relevance of livestock to local culture
✔︎メタンガス排出や土壌汚染のような問題で畜産を廃止すべきというのは賢くない
✔︎家畜は、何千年も、local culture の一部だったんだから


Ruminant animals(反芻動物)は、
我々人間の食べない草を消化し、
人間の食べる肉やミルクを作ってくれる


人間の食べ物を育てて食べさせるよりも、
この生物学的な偉大な力を利用すべき。

ここまでが講義で先生が話していたことなのですが、

私もヴィーガンなので、
動物性のものは食べないようにしていて

よく環境系ヴィーガンの方々が言っているのはここですね。

✔︎動物に食べさせるもの(例えば、とうもろこし)を
人間が食べれば食糧不足問題の解決がしやすくなる。

✔︎牛が食べる穀物のために森林伐採をしてわざわざ環境破壊しながら、とうもろこしなどを作ってるんだから、牛や豚や鳥を人間が食べなければ、そのための畑は不要となり、無駄な森林伐採がなくなる

というものです。

この講義では、この2点に対して、反論をする形で先生は話してました。

*私はヴィーガンですが、様々な研究結果とか専門家の話も聞きたいので、どちらの意見も知識として吸収したいと思っています

5. we cannot ignore the environmental footprint of livestock industries.
✔︎反芻動物の場合は、二酸化炭素(carbon dioxide)の 20~30 倍の温室効果を持つメタンの排出量が注目されている:これは無視できない


また、人間、つまり、農業をやる人たちの家については
ソーラーパネルとか
水タンクの位置を
ちゃんと考えた設計にして
self-sufficient & energy efficientにする

そして、
世界中の食事を作りつつ、
家族で幸せに暮らせるように

学校カリキュラムにも
このプロジェクトの一端を担ってもらう

そんな趣旨のプロジェクトについて
学びました。


他には、

土壌の種類、
降水量、地下水、灌漑、
穀物生産に適してない
オーストラリアの土地でどんな作物を作るか
技術や機械の導入
除草剤、品種改良
畑の畝の作り方
植物の受粉
遺伝的多様性(genetic diversity)の維持
羊を生産する畜産業については、羊の遺伝子についても
生態系
原住民の生活・言語・文化・信仰
都会に住む人・田舎に住む人

などなど、多くの観点から
動画を見て、
教材を読み、
テストを受けました。

今まで知らなかったことだらけで
大変でした。
が、やってみてよかったと思います。

今後も、
食事や健康・環境問題について学ぶ時に、
役立ってくれることと思います。


次回からはまた別のコースで学んだ内容を
共有していきたいと思います🥳

こんな感じで、
栄養や、食事、運動、
環境問題などについて
海外大学のコースで
学んだことを
今後も少しずつ共有したいと思います。

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