押田_名前いり

EMANONの○○ってどこから来たの?~イス、机編~

こんにちは!インターン生のひなのです!今回のnoteではEMANONのイスや机、床の木材について紹介したいと思います。

カフェEMANONに出社するようになってから早2週間。詳しくなったこともあれば、まだまだ知らないこともたくさんあって。
『その材料ってどこから来るの』『誰が作っているの?』と疑問に思ったインターン生が、EMANONを構成している、福島の素材の生まれた場所に連れて行ってもらいました!今回はその第一弾です!

コミュニティ・カフェEMANONにあるイスや机、床などの多くは福島県産の木材を使っています。白河市内の製材所の他、東白川郡矢祭町(室長の故郷でもある!)にある押田製材所からも、多くの木材を仕入れています。製材所から直接購入した木材を使い、室長と高校生がDIYをして作ったモノです。

押田製材所ホームページ

押田製材所公式twitter (『おはようご材木♫ありがとうご材木♫』の決まり文句で始まる面白いtwitterアカウントです。)

白河市内から車を走らせて約1時間。押田製材所にお伺いし、押田社長じきじきに社内を案内していただきました。

製材所のあちらこちらに加工前の丸太、やすりで削られたツルツルの木など、木という木が並び圧巻でした!ヒノキの匂いも香ってきて心地がいい!
おが屑の上を走り回ってみたり、まだ加工されていない材木をみて夢をふくらませてみたり。ワクワクが止まりません。

(左が製材所の押田洋平社長、右がお土産でもらった木材を小脇にかかえる青砥室長)

押田製材所の木材を使ってEMANONの机やイス、床は作られました。押田社長がEMANONの出来上がった家具をみた時には驚いたそうです。製材所的には「この木はこの用途で使われるだろう。」というおおよその検討をつけて木の販売をしています。しかし予想外のものに作り替える方々が多いので、材木には決まりがなく、自由なものだということに気づかされるそうです。

(コミュニティ・カフェEMANON店内。手前や奥の机は室長と高校性がDIYして作った机や床。机には押田製材所のヒノキ、床にはスギの木を使っています。)

(社内案内中の押田社長。後ろ姿がかっこいい。)

そんな素敵な製材所を経営している押田社長に会社への思いなどを伺いました!

インターン生ひなの「何か会社としての目標はありますか?」

押田社長「常に地域で求められる会社であり続けたいと思っています。そのためには時代の流れにのる必要があると感じています。社長という立場を継いでからは、社員一人一人と僕が面談をしたりして、この会社がどうあるべきなのかを改めて考え直すようになりました。」

インターン生ひなの「特に意識していることはありますか?」

押田社長「まず、一番のお客様は地域の大工さん・工務店さん。もっと大規模で、オートメーション化された製材所もたくさんある。だからこそ『俺のとこじゃなくても買えるのになぜ俺のとこで買うのか』と、どうしたら工務店さんにそう思っていただけるのか、考え続けています。また、昔と違って、今の時代はネットに情報が溢れていますし、工務店だけではなく、実際に住まいを建てようとしているお客様も、たくさんの情報を持っています。正直、どの製材所で材木を買っても、誰しもがわかるような大差はありません。でも、製材所の仕事っていうのは木を育てる人とお客さんを繋ぐ役割。木の魅力を一番知っているのは俺らだと思うから、その魅力を外に向かって発信する必要性を感じています。特に、自宅を建てる時の建材は、お客様にとって一生に一度の買い物。社員全員に、一生に一度のものを作っているんだという意識で仕事してほしいと伝えています。」

インターン生ひなの「家を建てる時には大工さんとか建築家のことばかりを考えてしまいがちだけど、製材所や木を選ぶのも私たち買い物をする側なんだと改めて感じました!こんなにも素敵な製材所に来ることができて嬉しいです。もし就職して初任給が出たら、ヒノキの一枚板とか買っちゃいたいレベルです!」

押田社長「ありがとうございます(笑)待ってます!何十年何百年と生きる『木』を扱う立場として、一生に一度の買い物と言われる住まいの材料を供給する立場として、みなさんに思いが伝われば嬉しいです!」

インターン生ひなの「今日は本当にありがとうございました!製材所が何をやっている場所なのかを理解できたし、押田製材所という素敵な企業が矢祭町にあることが知れました!」

コミュニティ・カフェEMANONの様々な部分に押田製材所の木は隠れています。コーヒーを飲みに、木を味わいに是非カフェに来てほしいです!

コミュニティ・カフェEMANONはこちら!

押田製材所ホームページ!

(テキスト:中井雛野)













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