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間借りカフェを始めたので宣伝していこうという試み

間借りカフェの運営を始めた。カフェといっても基本の機能は居場所のようなものでメニューはとても少ない。
何の告知もしないまま、思いついた瞬間に始めたようなものだった。

学生の頃からコーヒーが好きで、喫茶店も好きだった。
ハンドドリップの作業が僕にはなんだか合っているらしかった。
湯の温度を変えてみたり、湯量を変えてみたり、注ぎ方を変えてみたり。
実験のような工程に僕は興味を惹かれた。

機材は普段使っているものが使えたし、買い替える必要があるのはコーヒーミルくらいのものだった。

夜、居酒屋でハンドドリップのコーヒーを出すなんてことをしていたらお客さんから店として出してみれば良いと言われて調子に乗った。

子どもの頃から何となく居場所のなさみたいなのを感じていて、いつも理由の分からない疎外感を覚えていた。
その感覚は大人になってからも何となく持っている。

大学を卒業して、行き詰っているとき自分のやりたいことは何だろうと考えた。
思えばずっと逃げることから逃げてきた。
全部真っ向から勝負を挑んで心が折れていた。
心が折れて、悔しさが溢れた。

SNSを見ていると同じように心が折れた人々を見かけた。
疎外感を感じている人もたくさんいた。

辛いときに辛いといえる場所が手の届く範囲にはなかった。
なければ作ればいいんだと誰かに言われて、確かにそうだと納得した。
生き辛さを抱える人の逃げ場を作りたい。居場所を作りたいと思った。

幸い実家が居酒屋だったもので店の定休日に店舗を貸してもらえることになった。

これでみんなが苦労するであろう工程を楽々と乗り越えてしまった。
やらない理由がなくなった。

コンセプトは「何もしない」「ただ居るだけでいい」
学校、仕事、社会は強いられることが多い。
僕は何も強いたくはなかったし、強いられたくなかった。

あなたと僕とが居るカフェ。
あなたと君と僕が居るカフェ。
そんな感じが良いと思った。
ただ居られるだけで自分を肯定はできないけど。

それでも居てみたいと思った。

だからこんな形になりました。

サイトを作ってみました。

良ければ見てみて、来てみたり、居てみたりしてみてください。

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