初めてのトライアスロン

先日、はじめてトライアスロン大会に参加した。

それまで、2回トライアスロンに参加申し込みをしたことがあるんだけれども、トレーニング不足から参加する自信が無くなり、2回とも直前で辞退。

今回は、バイク、ランのトレーニングらしきものをして、完走はできそうだと思ったので、初めて大会に参加した。

ほぼ最下位に近い順位だったけれど、制限時間内に完走できてすごい満足。。


しかし、海でのスイムがあんなに大変だとは思いもしなかった。運が悪ければ、溺れていたと思う。

今回の大会は、オリンピックディスタンスだったので、スイム1500メートル、バイク40キロ、ラン10キロ。

年に何回かプールに泳ぎに行く。たいだい1キロぐらいは泳ぐので、まあ海でも1500メートルぐらいなら大したことないと思っていた。バイク40キロ、ラン10キロのほうを心配していたので、事前のトレーニングはバイクとランだけしていた。

しかし、ウェットスーツを着てのオープンウォーターでのスイムは、プールでのスイムとは全くの別競技。

競技の開始の前に試泳の時間があった。5分くらい海に入って、またスタート地点まで戻ってくるだけなんだけど、海でのスイムの洗礼を受ける。

プールと違い、波があって目標地点がよく見えないし、ウェットスーツがキツくて息ができないし、他の選手にはぶつかるし、上陸するときに牡蠣の殻で指をざっくりと切るしと、5分の試泳で疲労困憊してしまった。

でも、指を切ったのはラッキーだった。これがなければ、ほんとに溺れていたかもしれない。

指の止血のために救護所に行った時に、息苦してふらふらするっとスタッフの人に言ったら、ウェットスーツの後ろにジッパーを開けてくれた。ウェットスーツがキツすぎて、肺に届く酸素が不足してたのだ。

その後、競技本番がスタート。ウェットスーツのジッパー開けたおかげで息苦しさだけは解消したけど、相変わらず目標のブイはどこにあるのかよく分からないし、いくら泳いでも全然すすまなし、他の選手に抜かれる時にぶつかるしで、大変だった。

競技前に勝手に想定していた時間をはるかに超えて、スイムの制限時間ぎりぎりになんとかゴールまで辿り着く。もし、指を切った時にウェットスーツのジッパーを開けていなかったらと思うとぞっとする。

トライアスロンのスイムで、ときたま死者が出ることがあると記事で読んだけど、たしかにそういう事も起こりうると自分の経験からも思う。

また、近いうちにまたトライアスロンにまた参加したいようと思うけど、今度は、スイムのトレーニングはしっかりやろう。
緊急用のレスキューブという浮き輪も用意して競技に参加しよう。

これからトライアスロンに参加する人がいましたら、僕のようにスイムを舐めていると本当に危ないので、十分に準備してから参加してください。

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