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11ぴきのねこを読んで

僕はこの間、馬場のぼるという絵本作家の「11匹の猫」という本を読んだ。

この本は、トラ猫大将という名前の猫が10匹の野良猫たちを引き連れて、湖に住む巨大な魚を捕まえようとする話だ。

僕は、ヘミングウェイの「老人と海」を思い出す。

偶然にも同じようなテーマに取り組んだということだ。

この本は1967年に出版されてから、今でも多くの人に愛されているシリーズの第1作目だ。第15回サンケイ児童出版文化賞やイタリア・ボローニャ国際児童図書展エルバ賞なども受賞している。シリーズには、「11匹の猫とあほうどり」「11匹の猫とぶた」「11匹の猫ふくろの中」など、さまざまなキャラクターやテーマが登場する。

僕はこの本を読んで、11匹の猫たちが仲間と協力して困難に立ち向かう姿に感心した。

馬場のぼるの描く猫たちは、可愛らしくもあり、皮肉屋でもあり、どこか人間臭い。

馬場のぼるの画風はほのぼのとしていて、ユーモアもある。語り口は独特で、時々不思議なことも起こる。子どもだけでなく、大人も楽しめる絵本だと思った。

「11匹の猫」はこぐま社から出版されている。興味がある人は、ぜひ読んでみてほしい。

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