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アコギ曲『ポリネシア』のデモ音源がNFT楽曲としてNinaからリリースされました♪

デモ音源のリリース告知

久々の投稿です。1995~2001年に飼っていた #セキセイインコ のポリネシア🐦に捧げたジュン・フクミツのアコギ曲 🎸『ポリネシア』が #NFT音楽 プラットフォーム #Nina (ニーナ)からリリースされました!!🎶

🎧 https://nina.market/6FNugaNT7hEpZMZbfBe3jEMgYZTiLTp2kAdp4FRagiAF

2000年アルバム収録のスタジオ録音バージョンとは異なる限定版デモ音源。ジャケ画像の上にある再生ボタン▶️を押すと聴けます。

自宅の部屋で録音したので、後ろでポリネシア🐦がペチャクチャさえずるのが聞こえていますね😊

アートワークには当時描いた #パステル画 をアレンジして使用🎨


音楽配信プラットフォームNina

この音楽配信プラットフォームNinaのことは #仮想通貨 ニュースサイトCoinDeskのPodcastで知りました。仮想通貨・暗号資産がらみだけど仮想通貨・暗号資産っぽくなく、NFTなんだけどNFTっぽくないインターフェースなので好感が持てます。

聴き方としては、NinaウェブサイトAll Releasesから楽曲一覧を表示して気になるジャケット画像の再生ボタン▶️やプレイリスト追加ボタン➕を押すだけ。まだベータ版なのでモバイルアプリは開発中。

買わなくても全曲聴けるのでラジオ(SoundCloud)っぽい感じもしますが、運営陣はレコードショップ的な位置づけを目指しているとのこと。ソラナ(Solana)ブロックチェーンで実装され、NFT技術を意識せずにUSDCで購入・転売ができます。もちろんアーティストが再販時の取り分を設定することも可能。

今回のデモ版『ポリネシア』は2分29秒の曲なので2ドル29セントに価格設定し、アーティスト印税は10%(Ninaプラットフォーム全体の最低値)としました。発行数は77枚。

77点すべてが売り切れた後に、ある購入者Aさんがマーケットに3ドル以上で出品して売れたらAさん自身が90%を得ることができ、元が取れるだけでなく利益も得られます。従来なら「おい、こら、転売すんなよ」と怒っていたアーティストさんがいたとしても再販時マージン10%が得られるので怒らなくなりそうです(このパーセンテージはアーティスト側が自由に決められます)。

でも誰もがオンラインで聴ける楽曲なのに、なぜ買うの?

NFTアートにも共通するあるあるな疑問です。

答え:パトロン精神(もちろん投資・投機目的も)

アーティスト支援・応援・育成・後援・賛助・保護・庇護をするサポーターやパトロンといったところでしょうか。クリエイター向けクラウドファンディングプラットフォームのPatreon(パトレオン)にも通じるものがあります。

Ninaでは購入者とのプチコミュニティーを築けるような仕組み作りが進んでいるとのこと(ファン特典など)。別にビッグになりたいわけではなく、ごく少数のファンたちに応援されながら独自の音楽表現を共有していきたい。そんなインディーズミュージシャンには最適な仕組みがNinaで実現されそうですね。


NFTとは?

前後してしまいましたが、あらためてNFTとは?

辞書的な意味は「Non-Fungible Token=非代替性トークン」を略した言葉で、改ざん防止に優れたブロックチェーン技術を用いてデータや権利の所有権を受け渡しできるようにしたトークン(かたち、しるし、引換券、記念品)。

たとえば、NFTアートといえば、この世に1個の指輪で、指で擦ると唯一無二のアート画像が浮き上がるという、そんな偽造できっこない指輪みたいなイメージです(あくまでイメージ)。

NFT音楽といえば、この世に1個の指輪で、指で擦ると唯一無二のアートワーク(ジャケット画像)が浮き上がると同時に楽曲が流れるという、そんな偽造できっこない指輪みたいなイメージです(あくまでイメージ)。

先ほど『ポリネシア』の発行数が77枚と書きました。これって音源データとアートワークが同じなので唯一無二ではなくなるのでは? と思われがちですが、ブロックチェーン台帳に書き込まれたデータ自体の唯一性は担保されており、やはりNFTは複製され得ないとのこと。発行者が供給量を決めて発行すると、その数だけ異なるNFTが発行される。画像や音源が同じであっても異なるNFT扱いです。

そんなNFTは、2021年の新語・流行語大賞で30のノミネートに入るほど(惜しくも入賞せず)、チープなドット絵NFTアートが何十億円にもなる現象で注目を集めました。

しかし投資家の立場で考えてみると売れている作品は決してチープではないことがわかります。売れるNFTアートはコレクターのハートを鷲づかみにする要素を満載して巧妙なマーケティングを仕掛けているのです。

OpenSeaやRaribleなどのNFTマーケットプレイスをのぞいてみると、絵画・写真・3Dモデル・音楽・トレカ・メタバースの土地などなどデジタルであれば何でも出品されていますが、誰か買ってくれれば儲けもん!という感じの記念出品が目立つように思います。

本来、アートも音楽も価値はプライスレス。

クリエイターもコレクターも作品愛が深いほど価値を無限に感じるもの。

しかし、その価値を可視化する努力(サムネ作成、詳細文執筆、価格設定、SNS拡散、その他いろんなマーケティング施策)を怠ると、せっかく世の中に飛び出た傑作NFTアート・音楽も、押入れで眠る夏休みの絵レベルに甘んじてしまいます。

別に価格を設定しなくても(売らなくても)、ギブアウェイ(無料配布、プレゼント)して喜んでもらえればプライスレス。この場合も、欲しいと言ってもらえるような努力を添えたいものです。

以上、Ninaでの楽曲リリース告知とNFTについて書きつらねました。

これもNFT作品を世に送り出した後の努力の一環といえますね。

あと、NFTが流行語にノミネートされるには早すぎたかも。

日本でNFTアート・音楽が流行るのは2022年のはず!🙏✨

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