婚礼写真の変化について
今更ながら表題と関係ありませんが、RF100macroを買いました。
必要になったからですが、まぁEFの頃に比べて何が変わったということもなく、SAコントロールという機能がついたのですが、僕には関係なさそうです。
SAコントロールなしの写真は下記
正直物撮りするときは「カリカリに撮りたい」のでSAコントールは僕には不要ですが、まぁ革新的な技術という面では良いのではと思います。使わんけど・・
婚礼写真の変化についてです。
結婚式を上げる人の多くは25歳あたりから35歳までぐらいが多いイメージです。(僕が撮影に入るのがそのあたりがおおい)
社会経験も自信もついて会社でいうプレイヤーの中堅どころという感じがします。もちろん受け答えやノリもちょうどいいバランスの人が多いです。
中には20代前半の人の結婚式も撮影に入ります。
ここで気になるのがinstagramやyoutubeのカラーグレーディング?と呼ばれる存在です。あってますかね?間違ってたらすみません・・前撮りであればまだしも当日の写真も「色味を加工した」写真を求められることが稀にあります。
(不思議と僕は色味をいじったような写真を求められることがありません)
目で見た色味ではなく、緑やブルーに、色味がくすんだような写真です。
このような写真は撮影後の後処理で作ることが可能かと思います。ある若いカメラマン(独学と聞いてます)が結婚式当日の写真、700枚程度をすべてカラーをいじった写真で納品したところ、クレームになったという話を聞きました。でもそのカメラマンは他のお客様も担当していて、他のお客様では喜んでもらったという話も聞きます。
色味をいじるカメラマンの多くは、下積みをせずに独学である程度まで達してカメラマンや写真家としてデビューされてる人が多いと思います。
それはそれですごいことだと思います。
またスタジオ、写真家のアシスタント、などを経てデビューしたカメラマンは基本があって、そこから個々のアレンジをしている人が多いと思います。
なので写真のクセは少し弱めかと思います。
なかなか叩き込まれた修行時代のルールを崩すのが難しいからです。
とはいえ時代に合わせてそのカメラマンも情報をアップデートしなければ昭和の写真とか言われることになるわけです。
加工については正直後処理でどうにかなります。撮影の段階でそれをやってしまうと、あと戻りができなくなります。
どっちを対応すればよいか?答えはお客様の身知るということになるので、事前に打ち合わせができるのであればクレームになることは無いですが、なかなか当日のカメラマンはそうはいかないことが多いハズです。
難しいところです。お客様が良いと思えば正直何でも良いのですが、トレンドは変わりますし、古いものが良いとすることもあります。
僕はとりあえず、現状を買えることはしない予定です。現状を変えて撮るほうが正直なところ「楽」ではあります。ストロボのチャージとか待たなくてもいいので・・iso感度を思いっきり上げて開放で撮ればいいですし・・
最近はカメラもよくなって、スマホのカメラもすごいことになっていて、写真のクウォリティを求められる時代。
どこかでトレンドについてこれなくなると僕自身はおもっているので、どこかで婚礼から身を引くのも遠くないと考えています。
別の食い扶持探さないといけないですね・・・・
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