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「こんなんじゃまだ、終われないっすよ」

昨夜は会社の後輩君と飲んでおりました。

最近彼は、社内のとある女の子に恋をしていたんですね。とても可愛い子で、入社して来た日から、彼は彼女に一目惚れのゾッコンラブ(古い)だったのです。

何度か食事をして、しっかり告白をしてOKをもらったのが2週間前。しかし、3日前に突然別れを告げられたそうです。しかしもラインで一言「ごめん。やっぱり無理」と・・・。

うーん。女心。だったら最初から付き合わなかったらいいのになあと。なので彼のことを考えるとそんな移り気な女子にあまり長く時間をかけても仕方がないだろうと先輩として「まあ、だったらもうやめとけよ」と言ったのです。でも彼はどうしても彼女のことが好きで明確な理由もなく別れを告げられたことに納得ができなくて「こんなんじゃまだ、終われないっすよ」と決意とともにテキーラを飲み干していました。

諦めない、終われないなんて思える恋。熱いですよね。夏ですよね。わかんない女の子だからこそ僕らは燃えたぎる。いやーなんだかやめろって言った自分が恥ずかしくなってしまいました。

後輩君。君の言う通りだ。諦めるな。終える必要はない。ガンガン行け。君が納得できるまで。先輩は君の恋の成功が見たいぜ!

なんだか初心に返った熱くて暑い夜でした。

僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。