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いざ浅草へ

知人が東京に遊びに来るというので、その下見に一人で浅草に行ってきました。

浅草は、通り過ぎることはありますが、街中をじっくり散策するのは初めてかもしれないです。

いや、学生の時に友だちと仲見世通りを歩いたかすかな記憶がある程度。

銀座線の浅草駅を降りると、まずは雷門を横目に浅草文化観光センターへ立ち寄りました。自分でも笑っちゃうほど手堅い性格です。

ひと通り置いてある観光パンフレットを手に取り、8階の展望テラスへ行ってみました。

展望テラスには外国人観光客らしき団体の女子たちが、皆浴衣?を着て東京の景色を楽しんでいました。

レンタル着物かな👘✨こんな旅の楽しみ方もあるんだなと驚きです。この日は暖かったので浴衣姿でもちょうどいいみたいでした。

浅草観光文化センターの展望テラスからの眺め


目の前にはスカイツリーがど〜んと見えて素晴らしい景色。
スカイツリーは東京タワー🗼を押しのけ、とうとう東京のシンボルになりましたね。

眼下に見える雷門の前は、平日の午前中にもかかわらず、観光客でいっぱいでした。

いざ、浅草寺へ行ってみましょう。

浅草寺は628年、推古天皇の時代に建てられ、都内では最古のお寺とも言われます。


雷門


雷門をくぐり、仲見世通りを歩いた先に宝蔵門があります。

宝蔵門


五重塔
違う角度からの五重塔



二天門から見える観音堂
(浅草寺本堂)



寺の境内の紅葉



浅草寺本堂の東側にある浅草神社


毎年5月に行われる「三社祭」は浅草神社の祭礼で江戸三代祭の一つとして有名です。


お寺の境内に神社があるというのはよく考えると不思議なものですが、神仏習合や廃仏毀釈(仏教排斥運動)など日本の宗教の長い歴史にはいろんなことがあったようですね。


神仏習合(しんぶつしゅうごう)
 日本に元来あった神様の信仰である神道と、外国からやってきた仏教の信仰がひとつになった宗教の考え方で、奈良時代に始まったものです。


廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)
 明治に起こった神仏分離をきっかけに起こった、仏教を排除しようとする運動のことです。寺院や仏像が取り壊され、仏壇などの仏具も破壊されました。
江戸時代の厳しい寺請制度で、汚職の温床となっていた寺院に反感を持っていた庶民と、神道の復古を目指した一部の神職とが中心になって起こした運動ともいわれています。神仏習合を廃止し、仏像を神社から追放し、仏教要素を払拭しようとし、寺院を廃止していきました。
士族階級が没落し、農村から都市へと人が集まったため、檀家を離れる人が増え、同時に西洋からの文明開化の思想もあった時代です。
                            『enpark』より


優柔不断ではっきりしない国民性の日本人ですが、一神教でなかったというところが、唯一今の日本に平和がぎりぎり保たれているところかなと思ったりしました。



     🍁 🍁 🍁



浅草にはまだまだ観光スポットがたくさんあります。

一人でのんびり散策するのもいいものです。次回は上野あたりの美術館巡りなどしたいですね。

最後まで読んでくださりありがとうございました😊








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