ハワード・ジョーンズ@ビルボードライブ東京

2019年8月3日(土)

ビルボードライブ東京で、ハワード・ジョーンズ(2ndショー)。

1時間ちょいと短めながらも内容が濃く大満足。新作を中心にしながら初期の曲も…という構成を予想してたらその逆で、大半が初期曲、いくつか新作曲(及び前作曲)もという構成だった。

初期曲はどれも2019年現在の音とアレンジで、新作曲と見事に調和。64歳にして声の衰えもなく、現役感バリバリ。中盤で演奏された新しい曲のひとつなどは先週フジで観たばかりのケミカル・ブラザーズ曲とも呼応するようなバキバキ感があり、だから尚更初期のポップな曲も映える、っていう。またサポート二人とトリオで奏でられる電子曲と鍵盤弾き語り曲とを織り交ぜるあたりの緩急もグッド。

確か「ニュー・ソング」だったかでは昔のMVがスクリーンに映され、35年前の彼(アイドルっぽさもあったよね)と現在の彼が同時にそこに。「悲しき願い」とか「君を知りたくて」とか「ホワット・イズ・ラヴ?」とか「オンリー・ゲット・ベター」とか、いま聴いてもグッとくるというのはもちろん楽曲の力でもあるわけだけど、アレンジ力も大きくものを言ってるってことですね。当時を知らない若い人たちにも観てほしいと思えたライブ。あとちょっとタイミングずらしてサマソニに出てほしかった…なんてことも思ったり。

↓こちらはアエラスタイルマガジン(web)に書いた紹介記事。


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