「Jagatara2020 ナンのこっちゃい生サロン」@渋谷LOFT9

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2020年1月28日(火)

渋谷LOFT9で、「Jagatara2020 ナンのこっちゃい生サロン」。

前日のクラブクアトロ「虹色のファンファーレ」公演に続いて、この夜もJagatara2020。

出演はJagatara2020から、Oto/Ebby / 中村ていゆう / 南流石 / 宮田岳。
ゲストで、山本政志 / 金平茂紀 / 宮台真司 / 安冨歩/野田努(ele-king編集長)/ 児玉雄大(ヒビノクラシ出版)/ 加藤梅造(LOFT)。司会はサミー前田。

前半はOtoさんと様々なゲストとのトーク。後半はJagatara2020の5人のメンバーによるアコースティック・ライブ(じゃがたら史上、初!)と、メンバーが演奏してその場で選ばれた観客がじゃがたらの曲を歌うという贅沢なカラオケコーナー。そして宮台真司さんとのトーク。最後は永山愛樹さんをヴォーカルに迎えての「れいわナンのこっちゃい音頭」。

「じゃがたらは寛容」という野田さん、「江戸アケミは、言葉が強い」「音楽は商品じゃない。自分のなかに立ち現れてくるもの」という金平さん、そして安冨さんの話にハッとさせられ、宮台さんの話にいろいろ考えさせられたが、個人的には山本政志監督の「アケミは凄い人だったと言われてるけど、オレはあいつのバカなとこいっぱい知ってるから。じゃがたらのバカパートを忘れてほしくないんだよ」という言葉に胸がすく思いがした。超同感。

また熱を持つ観客(ダースレイダーもそのひとり)の質問に対するOtoさんの答えにもハッとさせられるところ多数あり。「みちくさ」の歌詞に関して、江戸さんが「みちくさにも、いいみちくさと、よくないみちくさがある」と言ってたという話、自分も江戸さんのナマの言葉で聞いた記憶があり(ライブで聞いたかラジオで聞いたかは忘れたが)、生きてきたなかで何度もそれを自分に問うた瞬間があったものだった。

このようにじゃがたらのメンバーの言葉~考えが聞ける機会はなかなかないので貴重な夜。いつか次回があるならば、メンバー同士のトークも聞いてみたい。それと、レアなライブ映像をいろいろ観ることのできる機会もいつかあるといいな。

また、初のアコースティック・ライブも新鮮だった。言葉とメロディがひとつになっての「歌」としての力を実感できた気がした。

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