JWater

東京の修士大学院生。

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最近の記事

ただいま、コペンハーゲン

コペンハーゲンに11月頭に一人で向かった。現地では、コペンハーゲンに留学していた頃の友人である中国人と(スペインに高校生の頃から住んでいる)とフランス人と合流をした。 バスでハンブルクから到着した時、コペンハーゲンはとても綺麗な夕焼けで自分を迎えてくれた。まるであの頃の辛かった日々や寒い天気が嘘かのように、美しい空と心地よい風が体に染みた。到着とともに喜びが体に感じられた。 コペンハーゲン駅の裏側に下され、知らないところだったが、10分ほど歩くと見慣れた風景に戻ってきた。

    • 2度目の海外滞在を前に

      二日後に日本を出国する。 前回の交換留学とは打って変わって、修士課程での交換留学は楽しみが勝り、今のところ心の高まりは今後の不安をかき消してくれている。 しかし、冷静に客観的に考えると 前回とは違い、アフターコロナの世界線。アジア人に対するヘイトクライムやコロナやウクライナ危機から来る貧富の差の(コロナ前との)相対的な拡大による治安の悪化、入国制限やワクチン接種に関する出入国の制限。 前回とは異なる原因で情勢が悪化し、前回の欧州渡航の慣れから来る安心感は打ち消されてしま

      • 東京の大学生のウクライナ旅行記2019年冬①2019年11月21日〜1日目〜🇺🇦

        はじめにこの記録は2019年11月21日から24日の間の3泊4日のウクライナ渡航に関するもの。 昨今のロシア軍の侵攻で話題となっているウクライナ。2019年9月から2020 年3月までの交換留学の期間における海外旅行の経験の中で、最も印象に残り、最も異国情緒を楽しめた国。帰国後もいつかもう一度行きたい、良さを伝えたい、と思っていた国であったため、その分最近のニュースは胸を痛める。 またいつか再訪したいと思っていたウクライナ、特にキーウ(キエフ)の惨状には目も当てられないほど

        • +4

          北欧料理レストラン, リラ・ダーラナ

        ただいま、コペンハーゲン

          殴り書きのような近況

          ここ最近非常に忙しい デンマークにいた頃を思い出すことやその他東京を散歩して見たり、余裕を持って本を読んだりする暇もなかなかにない。 去年の今頃がとてもある意味幸せで、やはり最後の充実して自由な生活期間だったのだろう(まあその目的で北欧に行ったという部分もあるためそれはよしとしたい)。 現在(2020年度秋学期)は講義は ① 韓国語 4講義×105分/講義=420分 スペイン語 1講義×105分/講義=105分 受講している。 これに加え、現在 ② 長期インターン

          殴り書きのような近況

          旅のしるしの再開

          概要昨年、コペンハーゲン留学中にした数々の旅行のうち1回目である、フィンランド+バルト3国の10日間の旅行が開始した日からちょうど一年が経過した。必ず書こうと思っていた旅の記録をかけていない(フェイスブックにはかなり詳しく書いたが)。なので順にできるだけ詳しく書いていこうと思う。 動機いたってシンプルだ。一年経って寂しくなってしまった。自分には懐古主義なところがあるのだろう。今の単調な日本の生活に飽きてしまったのかもしれない。まあデンマークでも同じような事を言っていたが。

          旅のしるしの再開

          久しぶりに

          久しぶりにノートを開いた。特に理由もない。留学が開始してから一年が経ったことを東京の肌寒さが思い出させてくれる。日本も寒さを感じ始めた去年の今頃、あのコペンハーゲンでの生活が始まったのだ。 あの頃はとても辛かった。なにが辛かったのか、たくさん思い当たる節はあるが、理由としては、「自分が日本にいない間、日本で様々に成長し学習し先に進んで行く友人らに焦りを感じていた」ということなのではないか、とつよく今でも思う。 実際日本にいて成長できたのかすらわからない。 もしかしたら日

          久しぶりに

          週末

          最近週末を本気で無駄にしている。 土曜日 朝9時とかに起きてユーチューブ見て、だらだらして、ご飯作って、だらだらしてたら夜の10時になって、やばいやばいって言いながら韓国語の予習とか、インターンの仕事して、12時になったら眠くなって寝てあーってなる。 日曜日 昨日何もやってないからやろうって思って、9時に起きて、ユーチューブ見て、ご飯作って、だらけて、ちょっと仕事開始しようとしたらもう昼の3時とか。 週末だけ時間の進み2倍くらいに感じる。 一日48時間欲しい。 毎週

          留学と言う概念に対する認識の変化

          留学の目標留学と聞くと、英語の上達であったり、第二外国語の上達、研究、とか意識の高いものばかり思いつく。僕も来る前は英語を上達させながら、自分の決めた目標に進もうと思っていた。しかし留学をしていて難しいことは英語・第二外国語だけではない。そう気づいた。 元々の目標再三言っているが、僕の留学の目標は以下の通りだった。 ・留学先でゆっくりと過ごす。進路を決定する前に1年間休みのような留学をし、そしてそこで将来についての進路を考える。 ・たくさん旅行する。 ・英語力を上げる。

          留学と言う概念に対する認識の変化

          焦燥を伴う満足

          コペンハーゲンに留学に来てそろそろ5ヶ月になろうとしている。 12月に日本に帰りコペンハーゲンに戻る時楽しみに覚えたが、やはりこちらに来て少し充実度が増した。これについて色々と考える時間があったため、いくつか要因が思い浮かぶので軽く書き留めてみる。 残り時間の短さ12月15日に日本に一時帰国をし、12月31日のコペンハーゲンに再び到着。1月3日から1月11日にエジプト、1月12日から1月18日までスペインに旅行に行った。エジプトにいる間に留学の半分を迎え、こうして書いてい

          焦燥を伴う満足

          一時帰国の感情

          日本に12月末に一時帰国をした。それまでに抱いた気持ちや到着した時の気持ちは様々だ。 帰国前実際飛行機のチケットを予約したのは10月の終わりだった。この時僕は当時の現状に満足できず、不満と失望がかなり大きく(すでに消えているわけではない)、早く帰りたい、日本食を食べたい、という気持ちと、航空券の値段高騰に対する焦りからチケットを取ってしまった。 いつも生活や人生のアドバイスをくれる母からはもう少し頑張れ、一時帰国するくらいなら本帰国を早めなさい、と言われ続けていた。実際母

          一時帰国の感情

          虚空

          現在、留学が楽しい感じてもおかしくない環境にいる。 他の留学生と比べても、友達は何人かはいて、一人の時間も確保されており、旅行もたくさん行き、加えてインターンをしている。 むしろ周りのしょうもなく浅い交友関係の人と遊んで幸せを感じている人よりはいいのかもしれない。だがしかし恒常的な幸せは感じられない。 周囲によくいるコペンハーゲンの留学生の生活をしたいとは全く思わない。結局浅いことしかしていないようだし、それは自分も同じだからである。しかしながら同じ大学出身で違う国に行っ

          ハロウィーン

          昨日、インターン先の社員の方(代表)のお宅のハロウィーンパーティにご招待していただきました。お子たちとその子たちの同級生とその家族が、一つの家に集まり、ご飯を持ち寄る。子供達は仮装して、夜遅くに家を周りお菓子をもらっていた。 どうやらハロウィンはそこまでデンマークでは浸透していないらしいが、大学生や大学生団体はデンマークでも理由をかこつけて、遊びまくっている。この辺りは日本と同じなのか、と少し思った。 あと、お誘いしてくださった社員の方に自転車をお借りしたので、今日から自

          ハロウィーン

          旅の記し

          秋休みと概要 僕が留学しているコペンハーゲン大学では10月12日土曜日から10月20日日曜日まで秋休みがある。この期間を利用してヨーロッパの学生は一度帰郷したりしなかったりするらしい。しかし僕は友人と2人で日本に帰るわけにもいかないため、11日の金曜日から20日までの10日間でフィンランドとバルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)の4カ国を回った。これから日記のように記して行くが、この原稿だけでまとまらないためとりあえず今回は概要と、旅の後思ったことを書こうと思う。

          旅の記し

          所感

          デンマークのコペンハーゲン大学での交換留学が始まって1ヶ月少し経った。  思うことはたくさんある。  まだ日本での生活が恋しいし、寂しいし慣れない。 だから正直デンマークのいいところがあまり見つけられない。むしろ悪いところばかり目立ってしまう。  また、授業、課題、こちらで始めたインターンで日本と同様再びせわしない生活を送っている。  なにか特別な目的があって留学に来たわけではなく、ただゆっくりしたいから、卒業を遅らせたいから、という理由で来た。  しかしそれらさえ

          留学の記録 〜逡巡〜

          はじめにみなさん、こんにちは。僕はデンマークのコペンハーゲン大学に東京の大学から2セメスター交換留学している。このブログでは、コペンハーゲン・ヨーロッパでの暮らしがどのようなものかや、観光、生活に加え、留学について考えたことなどを記していく。 現時点で留学開始から24日が経過している。 留学前ー東京での生活東京での生活は非常に忙しく、また充実していた。毎日授業は1コマ105分のものが4コマ5コマあり、週に20コマ19コマとかであった。放課後はバイトにいくか、ない日は夜遅く

          留学の記録 〜逡巡〜