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西郷さんが教えてくださる「本当の機会」

 鹿児島空港で「西郷どんの教え(せごどんのおしえ)」を購入して飛行機の中で読了。これは、西郷南洲翁遺訓(さいごうなんしゅうおういくん)を青少年向けに書いたものです。

 どの教えも素晴らしいのですが、いくつか心に残ったものがありました。それのひとつが「機会」についてです。

 世間でいう「機会」とは、チャンスに恵まれたり、運が良かったりすることですが、西郷さんが教えてくださる、本当に機会とは、人のためにつくし、今何が必要かを考えて動くことだと。

 人につくすことで貢献できますし自分も何かを必ず得ます。今何が必要かを考えて動けるように学びと経験を自分に与えておくと、それを使うチャンスも得ることができます。すべて、与えて受け取るです。

 本の中で西郷さんはこうも仰っています。よく学んで、良い人で、人にも好かれていたとて、何かが起こったときに対応ができなければ木で作った人形のようなものだ。木で作った人形のような生き方はもったいないですよね。

 西郷南洲翁遺訓は自宅本棚にもあります。明日は再読してみようと思っています。ところで、西郷さんの遺訓ですから鹿児島の人がまとめたものだと思われるでしょうが、実は、庄内藩士の手によるものです。

 戊辰戦争のとき、庄内藩は江戸幕府側につき、江戸にある薩摩藩邸を焼き討ちにしたのですが、新政府軍の黒田清隆は庄内藩を処罰しませんでした。後にそれは西郷さんの指示だったと知った庄内藩の家老は数名をつれて薩摩の西郷さんに会いにいったのです。そこで西郷さんはあたたかく迎え入れ、たくさんの話をして語り合ったそうです。そのときの内容がまとめられたものが西郷南洲翁遺訓です。

 西郷さんは鹿児島の誇りです。亡くなられた9月24日は私の誕生日でもあり、勝手ながら西郷さんに縁を感じています。西郷南洲翁遺訓、素晴らしいですよ。是非読んでみてくださいね。考え方が今の時代とは違っているものもありますが、それでも人生に大きく役立つ教えだと私は思っています。

 お詫びです。「バグる潜在意識」の161ページ。今日やってみよう、のところの後ろから4行目の「内容も不備があればその報告書を突き返されますよね」の箇所で、「不備があれば < その報告書を・・・」のところでヤマカッコの「<」が校正ミスで入ってしまっています。正しくは「、」が入る箇所でした。誠に申し訳ございません。できましたら、修正テープや修正液などで消していただけますと嬉しく思います。
 
バグる潜在意識 人生がうまくいく!80日間「3行メモ」プログラム

山下純子

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