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本物に触れに行くと感覚値が上がる

 感覚値の高い人ほど物事を汲み取る力が高く、仕事もうまくいきます。感覚値を上げましょう。

 感覚値とは、その感覚の感覚です。練習や訓練を何度も何度もやるしかありません。現場の場数を踏む必要もあります。感覚値を上げるには、それ以外にものすごく大事なことがあります。

 それは「本物を観る」「本物に触れる」です。

 写真やポストカードは平面の世界ですが、実際に景色を見たり、ポストカードに印刷されている本物の絵画を観ると、感覚値を上げる地道な努力を超える数百倍の威力があります。なぜなら、自然や本人のエネルギーが入っているから。私は、レンブラントの夜警を初めて観たとき、雷に打たれたような衝撃を受けたことを今も覚えています。本物は想像を超えます。

 今日は早稲田大学の中にある村上春樹ライブラリーに行ってきました。安西水丸展を観るためです。水丸さんのイラストは子どもが描いたような絵だといわれることもありますが、実際に拝見すると、ものすごく緻密で繊細です。そういう作品を観るとなぜかヤル気が出るのですよね。「よぉし!私も負けちゃいられない!」って。そのヤル気が行動を起こさせてくれて感覚値を上げていくのです。

 マグカップは会場で購入しました。村上春樹さんと水丸さんのことを知らなければ、なんてことのない洋ナシの絵が描かれたカップです。底には、早稲田大学国際文学館の刻印があります。

 洋ナシのイラストは「中国行きのスロウ・ボート」の表紙に使われているイラストで、二人が初めてコンビを組んだ作品です。ファンには、ちょっとしたお宝マグカップ。中国行きのスロウ・ボートは1983年に出版された短編集です。最近、当時のままで復刻されました。

 実は私、村上春樹全作品の方で中国行きのスロウ・ボートを持っていて復刻版を買わずにいました。マグカップが売られているのを見て、思わず「買うか~!復刻本とマグカップをお揃いにしよう」思い、帰りは早稲田から大手町に出て丸善に寄って本を1冊購入のはずが・・・・あれこれと5冊買い(何でよ! 

 丸善では、自分の本の売れ行きはどうかな~と、3階まで見に行きました。ドーンと平積みされていて嬉しかったです。

 ちょっと足をのばせば本物を観ることができます。観て、感覚値を上げていきましょう。感覚が行動を起こさせていることも多いのですから。

 お詫びです。「バグる潜在意識」の161ページ。今日やってみよう、のところの後ろから4行目の「内容も不備があればその報告書を突き返されますよね」の箇所で、「不備があれば < その報告書を・・・」のところでヤマカッコの「<」が校正ミスで入ってしまっています。正しくは「、」が入る箇所でした。誠に申し訳ございません。できましたら、修正テープや修正液などで消していただけますと嬉しく思います。
 
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山下純子

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