言われるうちが花という言葉。一度や二度を通り越して何度言われてもやらないから言われているわけです。そのうちに嫌われるか放置されます。

　酷いお節介な押し付けなら話は別ですが真っ当なことを言われ続けてやらないのは潜在意識の完全なるバグです。バグは修正して徐々に直していくしかありません。ずっとそのままだと人生は崩れます。言われたことを真摯に受け止めて、やめるなり改善するから花が咲きます。綺麗に咲いた花には人が注目します。すると更に咲こうと努力もできます。

　言われることを文句と取るかアドバイスと受け止めるかは自由ですが、言う人を変えることはできません。言われない自分を作る方向に自分を変えた方が人生はうまくいきます。自分を変えた方が早いとはそういうこと。言う人に対してうるさいと思う時間も短縮できるどころか、言ってもらえたことに感謝できるようになります。ありがとうと思えることが増えることも嬉しい人生のひとつです。

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山下純子

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