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パレートの法則の神髄@大事なことは先にやれ!

 今日は、アイデアのつくり方を読んだ後に思考の整理学の新版を読んだわけです。思考の整理学の方は、この本はときに読み返して思考の整理をしなきゃならんなと感慨深く思い、アイデアのつくり方の方は、実はワタクシ理解不足で本文の方はいまいちピンとこなかったのですが。

 なにせ良かったのは竹内均さんの解説文! 買って良かった!

 もう鬼籍に入っておられる竹内さんは雑誌「Newton」の初代編集長で物理学者でした。まさかアイデアのつくり方の解説を竹内さんが書いておられたとは知らずに購入したのですが、後記とも言える解説で私が絶賛したのはパレートの法則に触れておられるところ。

 竹内さん曰く、パレートの法則のポイントは「大事なことは先にやれ」ということである。

 パレートの法則とは20%・80%の比率を述べた法則で、会社の中で成績の良い20%が全体の80%の売り上げをしているとか、問題解決において上位20%のトラブルを解決すれば残り80%はすんなり(とはいかなくても)物事が運ぶ、などの比率のこと。

 大事なことを先にやることで、これをやらねばの心の引っかかりも取れますよね。大事なことは準備も入ります。結果、大事なことに手をつけずに始めるより先にやっておくことで進みが早いわけです。大事なことを先にやることの重要性は知っていましたが、パレートの法則の法則と絡めて解説をしておられることは目からウロコでした。

 大事なことを先にやることは、残り8割を制したようなもの。習慣づけて先にやっておくことで時間にゆとりもできます。トラブルが起こってもじゅうぶんに解決できることでしょう。先にやることで、思考の整理学の外山先生が仰る「寝かし」もできます。一旦寝かしてから再び取り掛かると前回とは違う景色が見えておこなったものに足し引きもできます。

 いつ本を読んでいるのですか?と訊かれることも多いのですが、私は自宅で仕事をしているときはお昼の2時から5時間ほどは本や資料に目を通しています。朝7時からお昼の1時までは書く仕事をして、眠る前にエッセイや小説を読んでいます。コンサルや会議のときはずっと外におりますので行き帰りのときが読書タイムです。

 お詫びです。「バグる潜在意識」の161ページ。今日やってみよう、のところの後ろから4行目の「内容も不備があればその報告書を突き返されますよね」の箇所で、「不備があれば < その報告書を・・・」のところでヤマカッコの「<」が校正ミスで入ってしまっています。正しくは「、」が入る箇所でした。誠に申し訳ございません。できましたら、修正テープや修正液などで消していただけますと嬉しく思います。
 
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山下純子

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