どうぶつ心理療法を始めてから思うことがあります。それは「鳥って本当に面白い！」ということです。

朝起きて、天気が良い日はベランダでコーヒーを飲みます。
その時、向かいにある大きな杉の木のてっぺんに小鳥が止まっていることがあり、その小鳥さんと朝の挨拶をします。
その小鳥さん、とても時間に正確で、少しでも遅くベランダに出ると一番最初に聞こえるのは「遅い！」…。っでその後に朝のご挨拶となります。

近所のコンビニの前を通った時、「開かない！開かない！！」と聞こえたので振り返って見てみると自動扉の前でハトがクルクルと回って扉を開けようとしてました。
そりゃ〜開かないだろう！と思わず爆笑。周りにいた人に「変な人」と白い目で見られました。

トレーニングのため動物園に行って、オオワシにオリジナルレイキトリートメントをした時のことです。オオワシはそれまで結構な勢いで飛んでいたのに、数秒で片足になり頭を後ろの羽の中に入れて寝落ち...5分くらい経った頃にやめると「え？あれ？なんか寝てた？？なんで？？」と訳が分からないーとキョロキョロしてました。

野生の鳥でもこんなに楽しいのですから、人間と一緒にいるペットの鳥はもっともっと表現が豊かで面白いです！

耀（やお）ちゃんは白内障で目が見えなくなってきているシニアのサザナミインコさん。
元々あまり飛ぶことが好きじゃなくて、お気に入りの大きくてきれいな鳥籠に入っているのが大好きなインコさん。
白内障が進まないように、長生きできるようにとのご依頼でどうぶつ心理療法を行いました。

耀ちゃんはとてもプライドが高く、一緒に住んでいるバーニーズマウンテンドッグのポン君のことを
「あの大きい子ね、身体が大きいのに怖がりなの〜。お留守番の時には必ず近くに来て寝るの～。私が守らなきゃって思ってる。ほんとに情けない。」
とぼやきがすごいんです(笑)
実際にお留守番の時のポン君は、耀ちゃんの籠の下で寝ていることが多いようで、ポン君は「強いから安心する」と言ってました。

また耀ちゃんはオリジナルレイキトリートメントが大好きなインコさん。トリートメントを終えようとして手から降ろそうと手を広げても「やだ！！まだやって！！！足りないの～！！！」と羽をボワっとさせて絶対に降りてはくれません。

気持ち良い～と言ってくれるのは嬉しいけど、その後、鳥かごの中での爆睡度合いがすごいのでホドホドにしないとです。
2回目のオリジナルレイキトリートメントが終わったあたりくらいから、耀ちゃんの羽のツクツクがたくさん出てきたこともちゃんと分かっていて、「きれいな羽なの～」と自慢していただきました。

自慢と言えば…一度、やおちゃんにおやつの好みを聞いた時
「丸いのが固くて嫌。きれいなくちばしが痛むかもしれないし～」
とサラッとくちばしがきれいなことを自慢されたので、ほんとにきれいね～と伝えると嬉しそうに羽をばたばたしてくれたことがありました。

いつもたくさんお話をしてくれるので、本当に楽しいです。

青森に住んでいるセキセイインコのアメちゃんは頭が黒くなってしまった事が心配とのことで、遠隔でオリジナルレイキトリートメントをメインにしたどうぶつ心理療法を行いました。

初回のトリートメントをした時は、
「誰～～？？？なんかよくわかんないけど、温かくて気持ち良い～～。眠くなる。。。寝ていい？」
と言いながら爆睡(笑)
一緒に暮らしている2羽のインコさんも一緒に寝てしまいました。
4回目のトリートメントを終えようとしたときにアメちゃんから
「もう少しやって〜！これやるととっても気持ちが良くて、身体もきれいになるし身体も軽くなって楽になるの〜。頭の汚いのも取れたから嬉しい。だからまだやって～」
とリクエストいただきました(笑)

アメちゃん、自分の頭の黒いところが取れたことをちゃんと知っていて、取れてうれしいと言ってくれたことが、本当にびっくりでした。

そして遠隔でもはっきりとわかるおねだり、とっても可愛かったです。

鳥は小さな体なのにめちゃくちゃエネルギッシュに生きています。
そしてたくさんのおしゃべりが本当に楽しい。

鳥は小さいし、そんなに強くないからとよく言われがちですが、本当はむちゃくちゃエネルギッシュです。

鳥のことで不安なこと等ありましたら、諦めずにご相談ください。
ペットの鳥が、何を話しているのかどう思っているのかなどをお伝えさせていただきます。