週末に作る常備菜 「牛肉とごぼうのしぐれ煮」のレシピ
愛媛県で育った私は「肉じゃが」は当たり前のように牛肉で作り、家で「しゃぶしゃぶ」する時もたいてい牛肉でした。
東京では割とどちらも豚肉で出てくることが多くて、びっくりします。
「都会育ちの旦那様に肉じゃがを作るときは、豚肉と牛肉一体どちらの肉を使えばよいのだろうか・・・」といつも悩みます(未婚です)。
こんなデータも見つけました。やっぱり東と西で分かれているのですね。
「愛する旦那様に合わせて豚肉に変えた方がいいのかしら…」そんな妄想しながら、「牛肉とごぼうのしぐれ煮」を作ってみました。
冷めてもおいしいので、お弁当に入れたり、うどんに乗せたり、卵とじにしたり。週末に作っておくと、大活躍な常備食の王道です。
牛肉だけで作るとお値段が高いので、ごぼうでかさ増しができるのもよいところ。
簡単なレシピを紹介します。
-「牛肉とごぼうのしぐれ煮」
(材料)
牛肉 … 250g
ごぼう … 1本
生姜 … 一片
油 … 大さじ1
A酒 … 大さじ2
A醤油 … 大さじ2
Aみりん … 大さじ2
A砂糖 … 大さじ2
炒りごま … 適量
(作り方)
①ごぼうはささがきにして水にさらして、水をきっておきます。
②生姜は千切りにしておきます。
③フライパンに油をひき、牛肉と生姜を中火で炒めて、色が変わったころごぼうを入れて、さらに炒めます。
④Aの調味料を合わせたものを加えて、汁気がなくなるまで炒めます。
⑤炒りごまを振って、できあがり。
冷蔵庫で4~5日ほど持ちます。
日本酒にも合うし、ごはんにも合う。
料理にうまみをプラスできる万能常備菜でした。
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。