挑戦者として必要な9つの心構え ーこれらことを普段からちゃんと意識していますか?

  

挑戦と聞くとカッコイイ!という人もいれば、危ないからやめろ!という人もいます。本日は、前者の方の為に書かせていただきます。私は、今現在挑戦者の身であります。

ボクシングチャンピオンに挑むとか、挑戦者と聞くとそんなイメージになる方もいらっさるかもしれませんが、私自身としては、将棋の羽生棋士クラスの大物に挑む人も指せば、またそれほどの強敵に挑まなくとも、例えば投資家や資本家を目指す、人気漫画家になりたい、カウンセラーになりたい、薬剤師になりたい、飲食店のオーナーになりたい、自分でビジネスを始めたい等、何か新しいことに挑もうとしている人たち全てを挑戦者と言うようにします。

  私はまさに挑戦者。でも、挑戦者という名の響きはなんとなくカッコイイ!と思われるかもしれませんし、好きなことをやっていて今風の生き方だなんて思われるかもしれませんが、実際はかなり辛いところもあります。なので、決して安易に挑戦を勧めるものではなく、少しシビアにもお話させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、本日のテーマとして、挑戦者として必要な心構えは?


◆自分自身に強い意志を持っているか?

 現代は私も含め、ネットでもたくさんの情報を集めている人が多くいることでしょう。中には、ネットなんてしないよ、費用かけなくても独学でもいけちゃうよ、なんていう方もいらっしゃるのかもしれませんが、私自身のように情報ツールを得る必要がある人、また自分だけでやるのが限界な人は、メンターを探したりスクール選びが重要になってきます。

 そのスクール選びをしていく中で、必ずといっていいほどそのスクールやメンターについての情報や評判がわんさか出てきます。大絶賛している人もいれば、なんだこれはと言って批判している人もいます。私自身が申し込んでいるメンターの方も同じで、ある人から非常に信頼されていても、別の人からは怪しい人よばわりもされています。また、内容の評判についても、ある人からは非常にわかりやすいと称賛されても、別の人からはなんか難しい、ややこしいなんて疑問を持たれたりもしています。 


 私の場合、特性上どっちにもフラフラいってしまうのですが、でも私自身はどう思うのか、を大事にしようと心がけています。ネットの評判にいちいち惑わされているようでは、挑戦者としての器が足りない、挑戦者に適してはいない、ということを頭に叩き込んでおくと、だったら迷うなと自分を励ますことが出来るのです。

 また、ネットでもリアルでも、必ずと言っていいほど「それは無理だよ」とか「難しいよ」などとネガティブなことを言ってくる人にも出くわします。そのような人の意見に左右されて、挑戦することは迷うのか、それともそのような人のネガティブ意見をちゃんと振り切り、自分の道を貫くのか。

 挑戦者には、葛藤が多いし、孤独もあります。けれど確固たる意志を持っていることで、それは挑戦者としての切符を手にしているということになるので、私達は積極的に前に進むべきです。でも、反対に迷っている場合には、まだまだ挑戦には向かないのかもしれません。一度気持ちを整えるか、それでも無理な場合には、挑戦はたとえ人から誘いがあったとしても、辞退したほうがよいでしょう。


◆自分自身の人生に責任が持てるのか?

  メンター選びに失敗したり、何かやって上手くいかなかったりすると、メンターなど他の誰かのせいにしてしまうことはありますか?私自身はあります!心の中でブツクサ文句を言うだけに基本とどまっていますけれど。

 でも基本挑戦者は、自分の意志で行動の選択をします。ですから、どんな道であれ選んだのは自分なのですから、人のせいにばかりしていても仕方ありません。そればっかりしていたら、やがては悪いのは自分ではなくメンターが悪い、スクールが悪い、会社が悪い、社会が悪いとなってしまい、そのような人は結局何をしてもどこに行っても、終始人やモノ、環境のせいにしてしまうことでしょう。

 でも、それでは自分自身の人生に責任を持ったことにはなりません。選んだのは自分自身。だからこそ、それは自分自身の選択によって起こったことだとまずは認めるべきです。そうすることで、もし問題が起こったとしても、どのように解決したらよいのか、等と建設的に考えることができるようになります。

 巷でよく言われている自己責任論について私自身は、他責思考(私達ではなくあなた自身が悪いのよ!という意味で)のように感じてて、その為「自己責任」という言葉自体はあまり好きではないです。

 でも、自分自身に向けての自己責任。それについては、私達が私達自身の人生に責任を持てと言っているのであり、これについてはたとえ失敗したとしても自分自身を責めることでも卑下することもなく、現状を良くするのにどうしたらよいかと前向きに考えるようになる為、やがては自分の選択に自信を持てるようになっていくことでしょう。


 挑戦しようと思うのなら、自分自身の人生にちゃんと責任を持ちましょう!


◆柔軟な発想や臨機応変な対応が出来るのか?

 挑戦していれば、当然ながら不測の事態、具体的にはこんなはずではなかった!というようなことにも遭遇します。そのときに、状況に応じた対応を取れるのか、適切に対処することが出来ますか?

 例えば、予定通りに物事が上手く進まない、なかなか思うようにならない、実際以上に時間と費用がかかってしまった!というとき。また一緒に作業や活動している仲間がいる場合ですと、その人が突然失踪してしまった!金銭面で頼られるようになってしまった!思うように動いてくれない!という時等。

 そういった時でも、慌てずに、またかたくなにならずに、冷静に判断し、対応策が取れる人こそ、挑戦者になるべきでしょう。反対に、そのような不測やイレギュラーな事態に対応できず、パニックになって終わってしまう人や、今までのやり方に固執し、なかなか状況に応じた対応を取れない人は、挑戦すべきではないでしょう。

 挑戦者としての大事な心得。リスクをきちんと想定していますか?失敗した時の対応策をちゃんと考えていますか?


◆人の意見を素直に聴けますか?頑固になっていませんか?

 メンターを雇っている場合やスクールで教わっている場合は、必ずと言っていいほどアドバイスを受けます。こうしたらよいのではないか、これはちょっとすべきではないのではないか、これを試したらよいか等です。

 私自身は、世間が押し付けてくるような一般論は無視しても構わないと思っているのですが、お世話になっているメンターさんや講師の方の意見はきちんと聴いた方がよいと思っています。もちろん、聴いた上で自分に合わないと思ったら、無理に行う必要もないのですが、人の意見や指導はきちんと聴くべきです。


 私達は素人であり、相手はプロ。知識量も経験もスキルもノウハウも、天と地ほど差があります。また、向こうは実績もあります。けれども、そういった方の話は難しい、理解できない、時代に乗っていない等と言って、あくまで私達が自己流にこだわっていたとしたら。

 結局は今までのように試行錯誤の繰り返しで、なかなかうまくいきません。だからこそ教えを乞うているのですから、もしこれからを変えたい、成功したいのであればちゃんと素直にメンターさんの指導は受けるべきですね。


◆主に金銭面で計画性はありますか?

 挑戦していく中で、多くは自己投資の為のお金が必要です。もし専門学校に通うとなると、最低でも100~200万円は必要です。その為のお金をきちんととってあるのか。

 もし自己投資よりも、娯楽や賭け事を優先し、日々の貯金を使い切ってしまう習性があるのであれば、注意が必要です。そのような方は、将来よりも今を優先しているような傾向があると思われ、短期的な活動には向いていても、長く計画を立てて行かなければならないような、具体的には成果を出すのに年単位の時間がかかるようなことには向いていないでしょう。

 なので、もし挑戦したい場合には、まずは貯金する習慣をつけましょう。たとえアルバイトであったとしても、無駄遣いせずにきちんと貯めれば、1年で少なくとも50万円は貯まるでしょう(一人暮らしの方は、日々の生活費を出していくので精一杯かもしれませんが)

 今の自分の為ではなく、将来の自分の為に、計画的にお金を使いましょう。お金が足りないからといって、借金をするのだけは、なるべく避けるようにしましょう。お金にルーズだと、多重債務状態に陥ってしまう危険があります。だとすると、借金は最後の手段というぐらいには、とらえておくべきでしょう。


◆地道に努力し続けることができますか?

 挑戦とは、すぐに何もしないで出来るものではありません。たとえ手厚いサポートがあったとしても、結局は個人の努力次第なのです。たとえメンターさんが様々な良策を出してくれていても、本人がそれを実行しようとしない限りは、いつまで経っても成果を出すことが出来ません。

 能力が上がっていかなければ実力はつきません。実力以上のことは成し遂げられません。宝くじで大当たりをすることは、ほぼ夢物語だと思ってよいでしょう。けれども、毎年年末には宝くじ売り場に長い列が並んでいるところを見ると、やっぱり自分自身で血と汗を流しながら必死に得たモノよりも、労力も費用もかからずすぐに手に入れられるものを優先させてしまうのだなあと実感します。


 人間とは基本的には怠け者です。私もそうです。楽を選ぶのも当たり前であり、また悪いことではありません。

 けれども、何もしないで得たものには何も価値がありません。同じ100万円でも、必死に働いて稼いだ場合には、ありがたみを感じてなかなか使いきれませんが、宝くじでパッと手に入れたようなものだと、すぐに簡単に使い切ってしまうのです。

 だからこそ、短期で儲かる!たった一か月で○○キロ痩せます!という広告などの文言に誘惑されないでください!地道な努力があってこその成果であり、それによって私達は成果のみならず自信とさらなる進歩が得られるのですから!


◆明確な目標はありますか?

 挑戦するには、必ず目標がついていきます。けれどもその目標にちゃんと具体性がありますか?

 例えば、お金持になりたい!だとすると、なんだか抽象的です。どうやってお金持ちになりたいのか。株で儲けたいのか、資産運用でもっとお金を増やしたいのか、それともビジネスで利益をたくさん出したいのか。もう一つ、異性にモテたい!でも、モテて具体的に何をしたいのか。素敵な結婚相手を見つけたいのか。複数の異性と付き合いたいのか。それとも異性を相手にした商売(具体的にはタレントやアイドル業等)をしたいのか。

 ちゃんと目標を明確にしておかないと、実際にやっていることと自分の目指したいものが結びつかず、こんなはずじゃなかった!こんなことを学びたいのではない!といういわばミスマッチ状態につながってしまいかねません。

 なので、まずは自分の方向性をきちんと把握しましょう!挑戦はそのあとです!私自身も、正直あやふやなところはあります。人に流されやすく、あっち行ったりこっち行ったりもします。でも、そういうときはこう問いかけてください。あなたは○○で成功したいのか(○○とは挑戦していること)。それとも人生で成功したいのか、と。そうすることで、自分自身の人生にとって大事なことが見えてきて、目先の利益だけにとらわれるということはなくなってくるでしょう。


◆あなたは積極的に行動する人ですか?指示待ち人間ではありませんか?

 挑戦は、主に自分自身で課題を見つけ、時には修正していくことも必要です。なので、積極的に行動するといういわば能動的な姿勢が非常に大事になってきます。

 でも、反対に自分ではなく他の人に決めてもらうような姿勢でいる人は?指示待ち人間になっていると、まず自分自身で問題点を見つけ、そこをどう改善したらよいかという行動を取れない為、人がこうしたらいいああしたらいいというまでは動こうとしません。

 その為、自分で何が問題なのか、なんで上手くいかないのかを考える習慣がないのでどうしたらよいかわかるはずもなく、結局「わかりません」「できませんでした」で終わってしまいます。でも、それでは何も進歩はありません。

 たとえ自分自身の行動や選択に間違えがあったとしても、おかしいなと思った時点でメンターの方に相談すればよいのですから、まずは自分で考える!やる!という習慣をつけましょう。


◆時は金なり、ということを常に意識していますか?

 時間とは有限です。何もしなくとも、時間はどんどん経っていきます。けれども私達には困った習性があり、その名も先延ばし癖!

 ○○才になったら結婚するさ、と言い、■■したら自立するさ!とも言います。けれど実際は○○才になってもずるずると独身で過ごし、■■することもなくいつまでも自立できずにいるケースの方が圧倒的に多いことでしょう。

 何故こうなってしまうかというと、多くは「時間は無限にある」と感じているから。でも実際は違っていて、時間は有限です。私達は等しく平等に年を取っていきます。

 でも、それになかなか気づけません。今日過ごした一日はもう二度と戻ってはこないのに、無為に過ごしてしまうのです。

 けれど、これはシビアな話ですが、年齢を重ねれば重なるほど選択肢はどんどん少なくなっていきます。就職をしたい!と思っても、年を取っていくにつれて採用されづらくなっていきます。結婚したい!と思っても、特に女性では年を重ねる程結婚相手になる男性がしだいに限られていき、また子供を産みたいと思っても、年齢を重ねれば重ねる程、妊娠と出産が難しくなり、かつリスクも上昇します。


 年を取れば取るほど状況が変わっていき、やがては自分のことだけを考えてはいられなくなっていくのです。配偶者や子供がいる場合には、家庭が大事ですし、また結婚していなくとも年を取った親がいれば、介護費などの問題も出てきて、また私達自身の老後のことも考えなければなりません。

 このように、時間とはお金で買えないもの、であるにも関わらず、過ぎていくにつれてどんどん状況が変わり、今まで出来ていたことが難しくなってしまう、最悪出来なくなってしまうということもきちんと頭に入れておくべきです。


◆まとめ

 このように、ちょっとシビアなこともお話させて頂きました。挑戦には、リスクや不測の事態が必ずと言ってよいほどついていきます。途中で放り出したくなるようになることだってあるでしょう。

 でも、そういう時こそ、今までお話したことを思い出し、自分はもう挑戦者なのだと自覚するべきです。他の誰でもなく、自分自身の人生を歩んでいるのですから。選択したのも自分自身。

 だからこそ、ちゃんと自信を持って前に進んでいくべきなのです!

 たとえ失敗したとしても、何度でもやり直すことが出来ます!諦めず、難しく考えず、自分自身の人生を良くするためのトレーニングだとも思い、心配せず肩の力を抜いて、これからも進んでいきましょう!





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