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カッと目を開き目標見つめる

わたしのスケジュール帳に書かれる予定は、仕事以外はボランティア関係が多いです。その大部分は自ら望んだボランティアでなく、確固たる断れる理由がなく引き受けざるを得ないもの。仕方がないですが、自由が効かないと思うとストレスです。玄関のフックには首から下げる名札が4種類かかっています。

今日は朝7時半に家を出て中学校に行って月末のPTA主催イベントの集金、9時半くらいに帰宅、何も食べていなかったので、ご飯を数口食べたら10時、11時にまた中学校に行かないとならなかったので、その束の間に家事をするのも嫌でぐだぐだと過ごしてしまったらすぐ時間になり出発、昼のPTA業務をして13時の宅配が来る前になんとか帰宅、お腹が空いてたのでご飯と味噌汁を食べて一息ついたら小学校の放課後クラスのボランティアに行く時間が迫っている。慌てて台所を片付けて夕飯のために炊飯のセットだけして家を出て小学校に行き奔放な子どもたちの相手をしました。

16時前に放課後クラスを早退きして、息子と駅で待ち合わせて三鷹に行き天真体道に参加。

今日は曾禰田先生の奥様のけい先生がいました。楽しそうに指導を受ける子どもたちを眺めながら、けい先生は子どもに注意したり教えるのではなく、見守ってあげる、稽古の様子も「それじゃダメだ」と思わないで応援しながら見ていると子どもに伝わるんですと言いました。

今日の稽古もやっている息子だけでなく、見ているわたしにもミネラルたっぷりでした。

曾禰田先生は木刀を子どもたちにまっすぐ構えさせ、「自分の目標を見るんだ」と言いました。先生が息子の木刀の先を手のひらで押すと、息子は押し戻されてしまいました。「ぼぼの目標はそんなものか⁈」と先生は言って、先輩の木刀の先を押しました。びくともしません。先輩の気持ちと木刀がきれいに目標に向いているのがわかります。息子はそれを見て、構え直しました。先生が押しても今度は動きませんでした。必死に腕を伸ばし木刀を支えています。
先生は「目をカッと開いて目標を見るんだ」「変なこと言う奴いたらその目で見返してやれ」と言いました。
息子のいじめ問題で悩み中のわたしはドンピシャなコメントでびっくり、突然力強い味方を得た気になりうるっときてしまいました。
先生はもう一度同じことを言い、息子の「カッ」はどこかコミカルでしたが、ちゃんと伝わったようで嬉しく思いました。

わたしにも目標がありますが、ボランティアに邪魔されてやりきれなくてクサクサしていました。

気を取り直して、目を見開いて目標に向き合おうと思います。

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