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狂気の英語学習の行方~音読道場@英国

息子の学校の通常授業は今日まで。
思い立って、最近お気に入りの85%ダークチョコレートを買いに東京まで行ってきました。イギリスのチョコレート専門店「ホテルショコラ」のもので、新鮮なカカオを使用していてとてもおいしいのです。100%にチャレンジしようとしましたが、試食して断念しました。

ひょんなことから日本語音読指導者となり活動していますが、ここ数年「英語で社会に出てやる」とがむしゃらに英語学習をしてきました。

日本語音読指導者になって気づいたのですが、この数年で英語力は確かについた、英語で意思疎通はできる。しかし、仕事にするのはそれでは足りないのでした。
日本語音読指導者の養成講座が始まったのは今年の4月、学び始めて職業にするまで一年もかからず、一方、英語学習のほうは指折り数えると7年になります。(四捨五入したら10年!我ながらびっくり!)

英語力は結構つきました。じゃあ仕事に、例えば教えてみようと思うと身構えてしまいます。英文を読めるし問題を解けるけど、自分の感覚でやっているので事細かに文法や語彙を説明できる気がしないのです。小中学生くらいなら教えられるかもしれないけど、教えるなら教えることを想定して勉強しないといけないんだな、と思います。ただほとばしる学習意欲だけで勉強してきましたが、得たものを成形していかないといけないのですね。

昨日、何年にもわたり英語学習を共にしてきた友と会いました。彼女は私よりも高い英語力を持ちますが、やはり仕事にしようとすると私が感じていることと同様の不安があると言っていました。

でも、私たち、このままじゃ終われない。

頑張ってきた英語を仕事にする。何ができるだろう。どうしたいかな、私。なんて考えていたら、インスタグラムでつながっているイギリス人の友達が私の投稿にいいねをつけてくれました。メッセージを送り、いつ都合がいいか聞きました。彼は日本語を勉強しているのだけど、発音に難儀しているので一緒に発音練習しようと以前言っていたのがそのままでした。科学者の彼はうまい具合に年明けまで休暇とのこと、向こうの朝、こちらの夜八時にSkypeを使い練習することにしました。

そして、さっき、いままで言語交換アプリで電話をしたことしかなかったのですが、初めて顔を合わせました。そしてちょっと世間話をして、母音の発声を教えました。お互いSkype越しに「あー!」「あー!」と声を張り上げます。やはり「え」は難しそう。それよりなにより、英語で「赤ちゃんが哺乳するように」とか「唇を少し突き出して唇の内側に声を響かせて、そうするとぶるぶる唇に振動が感じられるでしょう?」とか説明するのが難しかった!彼も私のプアな説明に想像力をたくましくして、説明するのに適切な英単語をタイプしてくれ、レッスンが進みました。

日本語の最大の特徴は、ひとつひとつの音が子音と母音のペアになっていること。英語に比べて母音が多い。それを踏まえて練習していけばきっと発音がよくなると、英語で励ましました。日本人の英語はIamをアイアムと言ってしまうような母音を言ってしまうのが特徴、彼も納得したかもしれません(;'∀')

イギリス人の彼とのレッスンが進み、効果が見えてきたら、日本語音読と英語が結びついて仕事になるかもしれない。
そんなワクワクを感じた夕べでした。


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