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マグルの私、ロンの大切さが沁みる【ハリポタが好き過ぎる】

ロンウィーズリー。
主人公ハリーポッターの大親友。
ハリポタワールドの中で
誰よりも「笑い」と「癒やし」を提供してくれる存在。

ロンなしでは、ハリーの人生は殺風景なものとなるだろう。

仲が良すぎて、ハーマイオニーも含めて「家族」として終着した。

今日のnoteは愛すべきキャラ、ロンについて考察してみたい。

①主人公ハリーに魔法界の「普通」と「温かい家庭」を教えてくれた存在

ロンの実家、ウィーズリー家は古い魔法族で由緒ある家柄。
ロンは純血の魔法使いでありながら、出自に関する偏見がなくマグル出身のハーマイオニーや半純血でマグル育ちのハリーと垣根なく仲良くなる。

ハリー、ハーマイオニーそしてロン。

この3人の中で唯一、魔法族の中で育ったロン。有名人のハリーと学年一の秀才ハーマイオニーは、ロンのおかげで魔法界のならわしや当たり前を適宜、必要に応じて学んでいく。
ホグワーツの授業では学べない、ロンによる課外アクティビティ。
ロンはごく自然にマグル生まれに溶けこむ。
このロンの素朴さにハリーとハーマイオニーは救われたに違いない。
有名人を特別視しない、学年一の秀才だからと恐縮しすぎない素直さ。
ライバルのドラコマルフォイはこの点を見誤り、ハリーと仲良くするきっかけを失ってしまった。
もちろん、ロンも思春期に入ると
ハリーの親友という立ち位置が辛くはなってきて仲違いはする。

しかし、きちんと仲直りができる。
ハーマイオニーが「ロンの感情はティースプーンくらい」と表現するように
良くも悪くも引き摺らない。

マイペースで素直、裏表がない。
ロンウィーズリーは温かい家庭で育ったからこそ、のびのびとしている。

「温かい家庭」を知らないハリーは長期休暇をロンの実家で過ごす。
「ロンの家」はハリーを優しく出迎える。

ロンは無意識に、友人に居場所を提供している。

②大親友が注目されすぎて活躍がわかりにくい

ハリーは選ばれし有名人。
学業はそこそこでも魔法界の花形スポーツであるクィディッチの才能がある。戦闘能力が高く、闇の魔術に対する防衛術に関する腕前は群を抜いている。
ハーマイオニーは才女。
ハーマイオニーなしでは、ハリーとロンは留年していたであろう強い味方。
仕事だって完璧。
信頼もある。
だって未来は魔法大臣だもの。

それぞれ、ぐうの音も出ない「武器」がある。

一方で、ロンの武器はわかりにくい。
ゆるゆるフワフワと生きているので、ハリーとハーマイオニーの付属かの様に見られがち。

しかし、ロンにはれっきとした特技がある。「賢者の石」で披露したチェスゲーム。大人顔負けの頭脳戦で負かすロン。カッコよかった。
また、「死の秘宝」ではハリーを真似て「パーセルタング」を見事に再現して秘密の部屋の扉を開けた。
長年のスピードラーニングでプチバイリンガルになる。

そして、大親友2人の間に入る潤滑油になる存在。「死の秘宝」で旅に出かけて分霊箱探しに窮し、行き詰まった時、ロンは心の弱さから軽く闇落ちする。
3人の旅から1人で一旦離脱してしまう。(すぐに後悔してしばらく彷徨うのがロンのデフォルト)

一見足を引っ張っているように見えるロンだけど、ハリーとハーマイオニーだけで上手く計画が進むと思いきや意外とそうでもない。
シリアスムードが続きすぎてどこかギクシャク、ぎこちなくなる。

ロンが繋いでくれる3人の輪。
放っておけないロンの危うさがハリーとハーマイオニーの背中を押して前に進む力へと変えていく絶妙なポジション。

ロンは、これを天然でやっているから凄い。

③ハリーポッターマニアさんの動画が面白過ぎる

YouTubeではハリポタ関連の考察動画が沢山展開されている。

私のお気に入りはハリーポッターマニアさん。登場人物が過多なハリポタワールドを上手に料理して細分化し、わかりやすく面白くエピソードを盛り込んでストーリーを端的に教えてくれる。

ハリポタファンにはたまらないツッコミで笑いが毎回止まらない。
ランキング形式の動画が豊富。
ロンの魅力についても面白く具体的に掘り下げてくれている。

ロンがランキングで上位にくることはない、と思っていたけれど

あった!
ロンがランキングで2位!

ハリポタ界
「スケベキャラランキング」

2位!!

惜しい!!!

「グリフィンドールのスケベ王」
「小さなスケベの積み重ね」

どんな言われよう(笑)

欲望に忠実な男
ロンウィーズリー。
ハーマイオニーを妻に出来たのだから、デキる男。

ちなみに1位はアバーフォース。
ダンブルドア先生の弟。
理由は「ヤギに不適切な呪文をかけたから」
原作にあったなーそのシーン。
映画ではさすがに。。ちょっとね。
格の違う変態のようです。
恐るべしダンブルドアファミリー。

ハリーポッターマニアさんが紡ぐ表現はワクワクがいっぱい。

ハリーに降り掛かる災難を
「思春期と同時にヴォルデモートが復活」
というワードセンス、素晴らしすぎる!
あのどす黒い「炎のゴブレット」のストーリーを愉快な表現で楽しませてくれるなんて言葉の魔法使いね!

就職面接で「ヴォルデモート、シバきました」で魔法省の闇払いとして採用される、も大好き。


さいごに(願いも込めて令和の勝ち組)

ロンは、大人になってもロンのまま。
頑張り過ぎるとキャパオーバーして
殻に閉じこもるニート気質。
限界がくる前にその場から居なくなり、ゆるふわランドでノンビリしてる。
現在は兄ジョージのイタズラオモチャ専門店のお手伝い。

妻は魔法大臣ハーマイオニー。
子宝にも恵まれる。
親友で義理の弟ハリーは魔法省闇払局長のエリート。
ピンチの時もきっと大丈夫。

ロンはきっと守られる。
守りたくなる。

愛されるべき赤毛の男子。
赤毛はイエベだろうか。
明るい赤毛はイエベ春?
瞳の色素も薄い。
イエベ秋を彷彿させるグリフィンドールカラーが似合っているのは
イエベさんだからかな。

これからも、どうか幸せであって
欲しい。

Junko Summer

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