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ニャンコトバ 8 #小牧幸助文学賞応募作

満月に揺れるしっぽと黒い髪。静かな時間。


🌙✩

ニャンコトバ ソノハチニャ


✩全20話✩
パズルのようになっています
最終回に繋げた本当の『ニャンコトバ』を載せます!


※毎日12:00予約投稿ニャ🐾

…のはずが、ウキウキと絵の色塗りしてたら間に合わず、
今日は17:00の投稿となりました。

現在は毎日18:00予約投稿です


🐈長ーいオマケ・絵の話ニャ🐈


一番最初の下絵です

ヘッダーの絵を描きました。
ニャンコトバは、ずっと過去の絵をヘッダーにしていたのですが、この小説は新しく描こうと決めていました。

しばらく笑顔の絵が描けなかった。というより、絵を描くこと自体が難しかった。
今回の20文字小説は明るい話なので笑顔を描きたい。
白い紙の前でペンを持ったままぼーっとする。描けない。

昨日の夕方まで、次女ちゃんのことで物凄く悩んでいて、お薬を持って来てくれた動物病院の看護師さん(息子の幼なじみで娘のような子)に話を聞いてもらった。ひとりで抱えていた気持ちに、あれこれアドバイスするのではなく、ただ聞いてくれた。嬉しかった。
その後、ある方からも嬉しいメールが届きました。

小さな幸せが訪れたよ!


一気に絵のイメージが湧いた!

描きたい!描きたい!描きたい!


寝る前にX(Twitter)に
つぶやいた

楽しくて楽しくて描いていたら夜中の2時。とにかく寝よう。

下書き終わって
ペン入れしてほんの少し
色を塗ってみた

朝張り切って起きる。
オトンと朝食を食べながら朝ドラを観て「トゥリー・トゥー・ワン・ゼロ!」と言ってから続きを塗る。

楽しい!楽しい!楽しい!

私は、色を塗り始めないと全体像がつかめない。だから塗り終わるまでどんな絵になるかわからないのだ。
集中し過ぎて、塗りながら息を止めてしまう癖があるので、息子に、
「時々休憩する。リラックスしたら、絵を立てて少し離れて見てみる。そうすると新しく見えてくることがあるから。」と言われているので、コーヒーでひと休み。
気分転換にXを見たら、深夜のつぶやきがリポストされていた。
物凄く嬉しかった。
応援して、楽しみにしてくれている人がいるんだ。
「よし!母ちゃんやったるで~!」
もう11:21だったけど、納得するまで描く!

ちょっと泣いた
後は背景の色塗り!
指もまっ黒くろすけ

オトンが「お昼ごは〜ん」と起きてきた。ボンカレー食べながら絵を見て「とても可愛いねぇ!陽当りの良い部屋と、窓が小さくて照明の落ち着いたキッチンで見るのとはこんなに色が違って見えるんだね。」
「そうなの!だから原画と画像は色が変わっちゃうんだよ。」
「なるほど〜。がんばってね。」
そしてオトン部屋へ帰っていった。

オトンに可愛いいただきました♪

お昼ごはんの後は、ソフトパステルの上から、水彩絵の具を重ねて、青黒い夜空を強くしてみました。 

仕上げ!

完成!!!

陽当りの良い部屋の自然光で撮影
キッチンのちょっと暗い
落ち着いた照明の下で撮影

こんなに違うんですよ。

画像だと、水彩絵の具の青と黒が真っ黒に見えるのですが、原画はもう少し淡いです。
画像だと星が目立ち過ぎちゃうなぁと感じました。

絵の写真って難しい

絵が完成した時、「うわーっ!」と泣きました。

絵を描いて泣いたのは、約2年前に小牧幸助さんの小説の絵本を描かせていただいて、完成した時以来です。
あの頃もいろいろ抱えていたと思い出しました。

ここのところ本当にいろいろ辛かったです。
次女ちゃんのこと。
回復傾向なのに決断しなくてはいけないことが多く、悩み考えすぎて自分がダウン。
料理をしても味付けができなくなったり、買い物に行ってもぼーっとしてしまう。
楽しみにしていた予定も全てキャンセルした。
ウキウキ制作していた作品の手も止まった。
何故かこのニャンコトバだけは作れる。
大まかなストーリーは決まっているのですが、つい暗い文章になりがち。

今日のこの小説は、猫とあの子が一緒にいて、一番幸せな時間。

どうしても笑顔の絵が描きたかった。明るい月に照らされた優しい笑顔の猫とあの子。

たった一枚の絵。
上手ではない。
けれど一生懸命描いた。描けた。
大袈裟だなと思われるかもしれませんが、嬉しいのです。

次女ちゃんへのラブレターのような気持ちで書いているニャンコトバに、笑顔の絵が描けたのは、私にはとても幸せなことなんです。

これから元気になっていく気がします♪

🐾

はい。つい熱くなって書いてしまいました。
嬉しいですー♪という気持ち♪
「20文字小説」なのに、1800文字以上…😳ワォ

お読みくださりありがとうございます!😊

明日はニャンコトバお休みします🐾

ニャンミハ

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読んでくださりありがとうございます! 嬉しくて飛び上がります♪ 私の心の中の言葉や絵を見て何か感じてくださればいいなと願いつつ。