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絵画の楽しみ方教えます。 その2-9

  ある時私は40年前のモナ・リザ展を何となく思い出し、ネットでモナ・リザを検索しました。いっぱいヒットしました。でもなかなか満足する画像に巡り合わなかった。そしてある日、ルーブル美術館のHPにたどり着いたのです。そこで「ルーペで見る世界の名画」という企画に出会いました。今はモナ・リザもガラスケースの中で展示されているようですね。しかも間近では見ることができないそうです。

  まぁ私は行くお金もないし暇もないのでルーブルには行きません。関係ないと言えば関係ないです。でも、レオナルド・ダ・ヴィンチの描き方からして、画面に触れるくらいの至近距離で観察、鑑賞しなければ価値は分からない気がします。モナ・リザの視線がどうのこうのと言われますが、あんな程度の事しか話題にならない鑑賞距離であり環境なのでしょう。それに比してルーブルのこの企画は素晴らしい。何しろルーペで隈なく鑑賞できるのですから。これは素晴らしい企画です。私は無我夢中で観たと言えばオーバーですが、ゆっくり鑑賞させていただきました。
 そんな時、私はモナ・リザの右腕の衣服の皴に目が留まりました。「えっ?なに?」そこには何か文字らしきものが在る。隠し絵らしきものが在る。そんな馬鹿な。こんなはっきり描かれているのに誰も気が付かないはずはない。もう一度、目を擦りました。「きっとこれはルーブルの悪ふざけだろうと思いました。しかしルーブル以外のモナ・リザの高画質の画像を見てもやはりその文字が確認できるので悪ふざけではなさそうだ。そう思うようになりました。

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